とれぱんふっとぼーる

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過密日程と5人交代でブラウブリッツ秋田が有利になる?

J3開幕戦の「いわてグルージャ盛岡-ブラウブリッツ秋田」の試合を見たがいど、見事に4-0でブラウが勝利したがいちゃ。

岩手の完成度があんまりで守備の約束事も見えない上に、攻撃も何したいがかはっきり分からんかった…というのもあるがいど、それにしてもブラウブリッツ秋田の出来が良かったがで、今回はブラウに触れるちゃ。

「賢人」吉田謙率いるソリッドなチーム

監督はアスルクラロ沼津を率いた「賢人」吉田謙さんが就任したがいちゃ。

この方のサッカーといっちゃ、ほとんどの試合で4-4-2を採用しとるちゃね。スタイルは端的に言えば「手堅い」というところながいど、3年前の優勝メンバーの山田尚幸、千田海斗、韓浩康が健在で元々粘っこい守備しとるブラウにしたら、最適な人材とも言えるやろう。

効率の良い戦いっぷりで開幕好スタート

統率が取れた4-4の守備からボールを奪ったら、ターゲットマンになる中村亮太に、齋藤恵太のスピードを活かして裏に蹴るか、はたまた両サイドの俊足のアタッカーから切り込んでいくのが特徴ながやね。複雑なことはせんがやけど、練度が非常に高い…という感じやちゃね。

チームの仕上がりの差が両チームでえらい極端なのは承知の上やけど、試合運びやチームの成熟具合で、シーズン開幕に合わせてピシッと仕上げてきたのが分かるのう。失点しないことをベースとしとって、あとは相手の攻撃を受け止めながら、スキを見つけて一気に崩していく…という感じながやね。

一つ一つのプレーに迷いが感じられる岩手が勝手に自滅していった感はあるがやけど、それにしてもボールを奪った後の効率の良い動き出しは、いかにチーム戦術が浸透しとるのかを感じさせられるちゃ。

原点に立ち返ったチーム

前任者の間瀬さんは再登板した2018年夏からチームを大幅にスタイルを変えようとしとって、あらゆるメンバーを入れ替えながら、再構築を行っていたがいど、今シーズンから吉田謙新監督に就任したらよぉ、使用するフォーメーションこそは違うがいど、センターラインの分厚さと効率の良い攻撃が冴えるサッカーに回帰した…といえるやろう。

2017年の優勝時はこんな感じやったがいど、まあ真ん中は非常に固いチームやったのう、フォーメーションは違うし、この頃は田中智大へのロングボールが非常に多かったがいど、固い守備をベースとしながら、効率の良いカウンターを武器にしとったのは、この頃も似ているといえるちゃ。

それにキャプテンの山田尚幸を始め、千田海斗、韓浩康と最終ラインとセンターハーフの中央が熟練のメンバーが揃っているのは大きいのう。藤山と小澤が長野へ、松本拓也は岐阜へ移籍していったがいど、近年にレギュラーに定着しているMF江口直生がいて、相模原で実績をあげたGK田中雄大が入っとるのは、やはり強力ながやね。アタッカーもハイボールに強い中村亮太がおる以上は、今季のブラウは「2017年のリバイバル」とも言えるやろう。

過密日程と5人交代は有利に働く?

まだ1試合しか終わっていない状況下で、あれこれ言うのはどうかと思うところではあるがいど、今シーズンのような特殊なシーズンやったら、ブラウのようなチームが有利に働く可能性があると感じるのう。

基本的な戦略としては、1点取ったら自陣で構えながら、ロングカウンターを狙っていくスタイルが吉田謙監督のサッカーでは展開されると予想されるところやけど、この戦い方はスタミナを温存しやすいと言えるやろう。守備時でも献身的なプレスを求められる前線の選手は大変やけど、前線に走らせながら、ポジションを規則的に修正していくくらいで、相手の攻撃の目を潰していけるしのう。

それに今シーズンは5人交代やけど、前線の選手は90分ではなくて、60分くらいを目処にスタミナを調整しやすくいけるちゃね。走力を求められる2トップと両サイドハーフに関しては、60分くらいでのパフォーマンスを見て、残り交代枠を気にすることなく「じゃあ一気に3枚変えてみるけ?」というのが可能になってくるわけやちゃ。

これはデビュー戦で初得点を決めた井上に、機動力のある茂平、フィジカルのある北脇健慈や三上陽輔、ベテランの前山恭平や林容平など多種多様のアタッカーを揃えるブラウには、過密日程や5人交代は有利に働く可能性はあり得るやろう。

良い成績を残せてもよぉ、毎年引き抜かれては、毎年チームを再構築していかんなんやった前所属のアスルクラロ沼津と違うのは、ブラウブリッツ秋田は同カテゴリーから積極的に選手を引き抜いてくるがで、強化では他のクラブよりも融通がきくだけに、吉田謙監督は沼津以上に手腕を発揮する可能性はあると思うちゃ。

移動距離の長さと怪我人がどうなるかで、多少状況が変わってくるかもしれんがやけど、今シーズンのような特殊なシーズンやと、ブラウのように「固くて層があって速い」チームは、オラには脅威に思えるちゃね。

次はポゼッションスタイルを標榜としながらも、アウェーやと固くて狡猾なサッカーを展開する松田岳夫監督が率いる福島ユナイテッドFCやけど、この試合はブラウがボールを保持する側に回る可能性があるがで、今後を占う試合になるのかもしれんちゃね。余裕があったらチェックしていきたいじゃ。

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-ブラウブリッツ秋田