【J2 26/27】第12節 RB大宮アルディージャ – カターレ富山[レビュー] / 後半に一気に流れを引き寄せて大勝やちゃ

2試合連続引き分け中のカターレは、アウェイのNACK5スタジアムでRB大宮アルディージャと対戦やちゃ。

目次

フォーメーション

試合を振り返るちゃ

ハーフコート状態やちゃね

立ち上がりからの展開やけど、完全に押し込まれていたがやね。

RB大宮アルディージャのらしさがとことん出ていた前半やったのう。根本的にこのチームの特徴としては、とことん「敵陣地で戦う」というのが意識されとるがやね。ほんじゃから、ガブリエウと西尾隆矢のCBはオフサイドを取れるギリギリであるハーフウェイラインまでラインを上げていくがよ。

そんで攻撃の主な形としては、両サイドがかなりキーになっとるがやね。突破力に優れた泉と小林のサイドアタックが中心に果敢に仕掛けていくがやけどよぉ、左SBの加藤望、右SBの木寺がハーフスペースにポジションを取りながら、横幅を揺さぶって攻撃を仕掛けていくがやね。

こうなるとカターレはよぉ、最終ラインを突破させないようにするために、5バックで待ち構える戦い方になってしまうちゃ。完全に引いてしまう展開になってしまうがでよぉ、相手ボールになったときにこちらからプレスは仕掛けづらくなっていくし、相手にボールを拾われ続ける展開になっていくのう。カターレとしては中盤のキーマンである谷本駿介に対して、山本桜大やエドワード真秀の監視が非常に厳しくて、カルリーニョス・ジュニオも効果的なプレスバックによって、あまりいい仕事ができてなかったがで、普段のパスワークは封じられたと言えるやろう。

ぶっちゃけると、いつ失点してもおかしくないくらい、大宮の圧力をそのまま受けるような形になっていたがやけど、16分にガブリエウの縦パスから抜け出したカルリーニョス・ジュニオのシュートを平尾駿輝がストップしたじゃ。かなーり厳しい試合展開やったけど、前半は守備陣がし凌ぎまくって、前半をスコアレスで乗り切ったじゃ。

後半はサイドの裏狙いへ

後半のカターレやけど、ハイラインを敷く大宮を逆に利用する戦いっぷりになったじゃ。

前半の途中から垣間見えていたがやけどよぉ、カターレは中盤でつなぐことよりも、相手のサイドバックの裏を優先して狙っていってよぉ、そこのスペースにシャドーやウイングバックなどのスピードに優れた選手を徹底的に走らせていったがやね。

一気に3枚替えで連続ゴール

そこでよぉ、59分に一気に前線3人を変えていくちゃ。古川真人、吉平翼、キム・テウォンを下げて、坪井清志郎、小川慶治朗、國武勇斗を起用していくがよ。そしたら、63分にゲームが動くちゃ。

自陣でボールを奪ったカターレがよぉ、髙橋馨希の縦パスから小川慶治朗が右サイドから抜け出すがよ。その小川慶治朗がクロスを入れるとよぉ、ファーサイドで構えていた坪井清志郎が押し込んでゴールやちゃ。

こういう裏狙いの戦術をベースで戦っていくとなると、やはり長年その道で活躍してきた小川慶治朗の起用は理にかなっているのう。カターレに加入してからのゴール数はあまり期待に応えられていないのが正直なところやけど、彼の最大の持ち味は「裏抜け」というところにあるがで、これがきっちりハマったと言えるやろう。クロスも絶妙なところに入ってよぉ、ガブリエウとトム・グローバーの間を突き抜けていったがよ。そんで最後は坪井清志郎が無人のゴールに流し込むだけやったじゃ。

更に1分後にまたスコアが動くがよ。

今度も右サイドからやったがやけど、髙橋馨希が中央にボールを入れると、坪井清志郎がはたいて再び右サイドにボールを送るがよ。そこに小川慶治朗が再び走り出してクロス入れるちゃ。そのクロスを坪井清志郎が叩くと、最後はファーサイドから走ってきた布施谷翔が豪快なシュートを決めて、カターレが追加点やちゃ。

今度は大宮がセオリー通りに中央を締めてきたがやけど、そうなるとファーサイドからガーッと走ってくる布施谷翔の機動力が活きてくるのう。右サイドからファーに流れていくボールやったからか、大宮の守備陣は目線がかなり揺さぶられた感じになっていて、布施谷の動きを捕捉できてなかったのう。見事な追加点やったじゃ。

大宮についてやけど、61分に前半からかなり厄介な動きをしていた木寺を下げて、得点力の高いカプリーニで勝ち越しを目指していたがやけど、泉が右SBへポジションを移していたがやね。その泉が上手く絞りきれていないのが影響しているのも大きいやろう。

試合終了間際にダメ押しやちゃ

2点差つけられた大宮は次々とメンバーを入れ替えていくがやね。リードされているだけに、フレッシュな選手を起用していって、再び強度を高く攻めていこうとするちゃ。カターレとしては引き続き裏狙いの展開ながよ。

そんでカターレは81分に西矢慎平を下げて溝口駿を、88分には竹中元汰を下げて今瀬淳也を起用するちゃ。

選手起用がどうなるかなーと思ったら、まさか今瀬が中盤に起用しとるがやね。これはちょっと驚きの采配やったのう。

これで試合を締めていくカターレやったがやけど、アディショナルタイムにゲームが動くちゃ。

カターレの縦パスを大宮の右SB泉柊揶がカットしたがやけど、このボールをコントロールしきれないところで國武勇斗がボールを奪うがよ。國武がそのままドリブルで駆け上がってよぉ、センターバックを振り切ってシュートを決めて、カターレが3点目やちゃ。

完全に自分で決めきったゴールやったのう。國武のメンタルの強さが光ったゴールやったじゃ。ボール奪った勢いでそのままゴールへ突き進む動きは、まるでカカみたいな突破やちゃね。素晴らしいゴールやちゃ。

試合は3-0でカターレの完勝やったじゃ。

ポゼッションだけではないがやぜ

試合後のスタッツを見ると興味深いのう。

今シーズンのカターレはよぉ、ポゼッションやパス本数がリーグ屈指の数字を残しているがで、一見すると「ポゼッション」というイメージが強いやろう。

確かにその通りのスタイルやし、ボール握って主導権を持ってゲームを動かすのが基本的なスタイルながで、それはそれで間違いないがやけど、大宮戦のスタッツを見ると、むしろ大宮の方が自分達のスタイルでサッカーができていた印象はあるちゃ。

しかし、今シーズンのカターレは、決してポゼッションやパスありきのチームではないのがよく分かるちゃね。この試合はまさにそれがハッキリ出た試合やったやろう。

それは執拗な裏狙いにあるし、非常に攻撃的に振る舞う大宮の両サイドバックの裏から打開していこうとしたからこそ、こういうデータになったと言えるちゃ。つまり「大宮らしい展開から自ら打開していった」という試合と言えるちゃ。

これが一つの試合の中から、チーム全体で戦術を共有していってよぉ、作戦を完遂させたからこそ、こういう試合になったがやろう。こう見ると、カターレはかなりサッカーに深みが出てきたと感じるちゃね。

ただよぉ、この作戦に出る前に先制点を奪われてしまったら、こういう展開になりづらくなるがで、やはり守備陣の健闘は称えないといけんちゃね。平尾駿輝のビッグセーブと岡本將成を始めとしたディフェンスラインのコントロールは見事やったじゃ。前半を耐えきったのは本当に大きかったのう。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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