前節はいわきFCに1-2で負けて、リーグ戦は6試合勝利から離れているカターレは、アウェイのポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦したじゃ。
フォーメーション
カターレはメンバーをちょこちょこと変えてきとるちゃ。ディフェンスラインは神山京右と布施谷翔が戻ってきて、中盤の組み合わせは末木裕也、松岡大智が戻ってきたがよ。そんで髙橋馨希が左サイドやちゃ。2トップやけど、前列に碓井聖生で1.5列目に井上直輝ということで、形的には[4-2-3-1]に近い感じやちゃね。
徳島やけど、前節とあまり変わってない感じやけど、今シーズンから加入したブラジル人FWルーカス・バルセロスがスタメンに入ってきとるちゃ。
試合を振り返るちゃ
最近バタバタしとるがで、リアルタイムでは仕事中やったがよ。後追いで見たがで、今回も軽く振り返るちゃ。
試合展開としては、カターレがボールを持つ展開になっとって、徳島が構えている展開になっとったのう。ホームの徳島の方がボール持って行くことになるかなーと思ったがやけど、この辺りは予想外やったじゃ。
徳島は前線からあまり積極的にプレスに来るわけやなくて、ミドルゾーンに侵入したくらいのところでプレスをかけていく感じやったじゃ。それ故にカターレとしては最終ラインでボールを持てるがやけど、中盤にボールが入ると一気に圧力をかけてくる感じやったのう。
この戦い方は、第5節で対戦したFC今治に近い感じやと言えるやろう。重心は低めに置きつつも、中盤に侵入してくるところではしっかり厳しく詰めてくるがで、カターレとしてはなかなか難しい展開やったじゃ。カターレも井上直輝を起用することで中盤の数的不利の状況を解消していこうとしたがやけど、実際は1トップにいる碓井聖生が下がってポストプレーに入らざるを得なくなって、ゴールまで遠くなる展開になったのう。
そんでもサイドの数的優位を利用して、前半の30分以降から右サイドの西矢慎平からのクロスでいい感じに攻めて行けたし、セットプレーでも惜しいシーンを作っとったじゃ。この流れでゴールを決めたかったのう。
前半は0-0で終了やちゃ。
そんで後半に試合が動くちゃ。
徳島の最終ラインでカターレが前線から捕まえようとしたがやけど、最終ラインの山越康平からのロングフィードが送られていくとよぉ、最前線から下がってきた渡大生がボールを収めるがよ。そしたら、タイミングよくスルーパスを送ると、ルーカス・バルセロスが抜け出してよぉ、GK田川知樹との1対1を制して、徳島が先制したじゃ。
これはしてやられた失点やったのう。カターレがガチガチな試合をしていくチームということで、徳島はむしろ自陣で構えるようにしとったのう。そうしていくとカターレ側が上がらざるを得なくなるがで、そのタイミングで上手く裏を狙われてしまったじゃ。前半からちょくちょくこれを狙ったシーンがあったがやけど、ここでは見事に渡大生に上手くやられた形になったじゃ。相手チームやけど、渡大生のポストプレーからスルーパスの動きは見事やったじゃ。
この後、カターレは3人替えして、松田力、武颯、伊藤拓巳の3人を起用して、同点ゴールを奪おうと試みたがやけど、逆にラインを上げたところを狙われる局面になってて、先制点を食らった後は、やはり徳島の流れが変わらない状況やったじゃ。それでも前からボールを奪いに行こうと積極的に前に出ようとしたがやけど、これが逆に焦りになってしまって、ファールを連発してしまって、もったいない感じになってしまったのう。
試合は1-0で徳島の勝利やちゃ。
本当に1点勝負やったじゃ…
正直言うと、戦前の予想通りに「1点勝負」になってしまったと感じたじゃ。それだけ両チームは固い試合を展開しとるし、チャンスも多く作れないから、やや味気ない試合になった感は否めんちゃ。
カターレとしてはちょっとしたクロスの精度、シュートの精度が良ければ、逆に先制点を奪えたかもしれんちゃ。前半の30分以降はその可能性を感じただけに、そこで押し込めなかったとこで試合の流れを決めてしまったのかもしれんのう。正直悔しいちゃね。
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