【第3節】カターレ富山 – ヴァンフォーレ甲府[レビュー・後編] / 末木裕也の恩返し弾で追加点やちゃ

さて後半やちゃ。前編は↓のリンクを読まれ

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後半を振り返るちゃ

マテウスを下げたじゃ

ハーフタイムによぉ、甲府はマテウス・レイリアを下げて、ルーキーの熊倉弘達を起用してきたじゃ。

カターレが引いたことで、持ち味のスピードが活かせられなくなったマテウス・レイリアは前半でお役御免になってしまってよぉ、甲府は日本大学からのルーキーである熊倉弘達を起用してきたじゃ。

ただ、後半の立ち上がりのカターレは、ロングボールを中心に敵陣にボールを入れていってよぉ、持ち直す展開になっていったじゃ。前半同様にサイドでの数的優位を利用していって、前線へのクロスやサイドの裏を狙っていくがやけど、後半は左サイドを中心にカターレが攻めて行ったがやね。

相手の3バックのビルドアップに対しては、伊藤拓巳が3人目として参加するようにしていって、プレスを整備するようにしていったのが良いのか、だいぶ修正できてきたじゃ。

あと、交代して入ってきた熊倉弘達は、ボールを受けにいく動きが非常に多いのか、カターレとしては勇気を持ってディフェンスラインを高く上げることができるようになったと言えるやろう。

早々に碓井&松岡起用

56分にカターレが動くちゃ。

松田力と髙橋馨希を下げて、碓井聖生と松岡大智の地元出身コンビが入ったじゃ。

甲府が前掛かりになってきたところで、スピードのある選手を起用していって、裏やサイドを狙っていこうとしていったじゃ。松田力も髙橋馨希も中盤のサポートが多くて、献身性の高いプレーに徹していたがやけど、ここでカターレがリミッターを外すような采配をするがいちゃ。

甲府が1人退場やちゃ

プレスの整理をしていって、尚且つ交代カードを切っていたカターレ。そしたら、70分に試合の流れを決定づけるシーンがやってくるちゃ。

3バックでビルドアップしていく甲府やけど、左CBの井上樹が中央の小出悠汰にパスするところで、碓井聖生が猛ダッシュで迫っていくがよ。そこでボールコントロールをミスった小出がこぼしたボールを伊藤拓巳が見逃さずにダイレクトでスルーパス。抜け出した碓井聖生がGKと1対1の局面に持っていこうとしたところで、相手DF井上樹のチャージを喰らってファールやちゃ。井上樹は決定機阻止(DOGSO)で一発退場になったじゃ。

末木裕也が恩返し弾やちゃ

このプレーの後に伊藤拓巳と竹中元汰は下がって、布施谷翔と末木裕也が起用されるちゃ。そして直後のFKからゲームが動くちゃ。

https://twitter.com/J_League/status/1896099377531535770

碓井聖生が撃ったフリーキックが壁にぶち当たったこぼれ球を拾ったカターレがよぉ、神山京右のロビングボールを武颯が折り返すと、最後は交代で入った直後の末木裕也が合わせてゴールやちゃ。

相手が退場で落ち着いていない状況下で、追加点を挙げるとは、本当に大きいちゃ。このゴールで決定づけたと言えるやろう。

この後は、ヴァンフォーレ甲府が内藤大和を起用して、攻撃陣を多くして、縦パスを多く入れて攻め込んで行くがやけど、カターレはやや深めにディフェンスラインを敷いておきながら、低い位置でボールを奪って、両サイドの布施谷翔と松岡大智を走らせて、どんどんロングカウンターを決めていたじゃ。惜しくも追加点を奪うことはできんかったがやけど、70分以降は完全にカターレが支配していたゲームやったと言えるやろう。

カターレは2-0でホーム開幕戦を制したじゃ。ヴァンフォーレ甲府相手には16年ぶりの勝利で、ホーム県総では初勝利やちゃ。

総括

耐える展開もあったが作戦勝ちやちゃ

ホーム戦とはいえ、相手は2022年に天皇杯を制した格上の相手であるヴァンフォーレ甲府やけどよぉ、試合内容としてはカターレの完勝と言える内容やったやろう。

実際、甲府のほうがスキルが高いと思っとるし、甲府のスタイルを考慮しても、基本的に相手がボールを持つ展開になっていくのは想定通りの展開やったがやけど、試合通じて決定機は林田滉也が撃ったミドルシュートからの展開のみで、ほぼカターレが完封した試合やったじゃ。システムのギャップの関係から、中央はどうしても数的不利でボールは相手が持つことが多くなりがちやし、サイドの揺さぶりが非常にキツイチームやったがやけど、割り切って中央をぴしっと締め切った戦いっぷりは良かったじゃ。

逆にサイドは数的有利のカターレは、それを終始上手く活用していったじゃ。先制点はその象徴やけど、濱託巳が上手くコントロールしつつも、伊藤拓巳のストロングポイントであるドリブルを活かしたシーンとか、[4-4-2]の強みを発揮しとったし、上手く崩しきったがで素晴らしいちゃ。

碓井聖生にゴールがほしいちゃね

あと、欲を言えば、残り20分の数的有利の状況下で、碓井聖生にゴールを決めさせたかったのう。

初速のスピード、高さ、フィジカルはJ2でも遜色ないくらいのプレーはできとるし、この試合は一番惜しかった試合やっただけに、ここでゴールを決めておけば乗っていけそうな雰囲気を感じさせるもんがあったじゃ。

松田力が自己犠牲を徹底したプレーに集中しとる感が強いがやけど、そこで武颯が決めていくのはこの試合においては本当に理想的やちゃ。ただ、もっと欲を言えば、碓井聖生も決めておけば、2人のアタッカーで相手の守備陣をバラけさせることも可能になっていくから、やはりシーズン早々の段階でゴールを決めて、乗っていける局面を作っていきたいもんやちゃ。

それに碓井聖生がプレスへ行くと、勝手に相手がミスってくれるところは、J2でもよく見られたのう。そこからの展開でゴールも奪いたいもんやちゃ。

甲府さんは…時間かかりそうやちゃね

対戦相手のヴァンフォーレ甲府についても触れておくがやけど、甲府さんは結構時間が掛かりそうな気がするちゃ。

ボールポゼッションしていかれるし、セントラルハーフの林田滉也や平塚悠知の能力の高さは感じさせられるもんはあったし、鳥海芳樹の躍動っぷりもやはり素晴らしいちゃ。総合的な能力を見たら、やはりJ1昇格プレーオフを視野に入れているチームなんだなーと感じさせられたもんやちゃ。

ただ、攻撃陣の編成はかなり大きな課題を抱えている感は否めなかったのう。3トップを編成していた大島康樹、マテウス・レイリア、鳥海芳樹の3人がシャッフルしながら攻めていくのは、本当に嫌らしい攻撃やと思ったがいど、昨シーズン在籍していたアダイウトンやピーター・ウタカといった強い個があるわけでないがで、そこんところはパワー不足が否めなかったのう。

このあたりは緊急的な補強で対応していくのか、それとも時間かけてでも整備していくのか気になるところやけど、今のままだと慢性的な得点力不足に悩まされる可能性はあるかと思うちゃ。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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