とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

「表現を燃やす」とは言い得て妙やちゃね。表現物は燃料であっても「燃やす」のはいつも人やからね。

2020/03/10

とあるSFファンタジー作家さんがこう言っておられたがやね。

ちょっとした「お気持ち」を出したところで、自分自身で「燃やした」というつもりはないからそう言えてしまうがいど、実際はそのお気持ちを出したのがきっかけでよぉ、「手が付けられなくなるくらい燃え上がっている」のは事実ではあるちゃね。

「炎上」とは

こういうときには定義から考察するのがいいがいど、大辞泉ではこんな意味ながやと。

えん‐じょう〔‐ジヤウ〕【炎上】

[名](スル)

1 《古くは「えんしょう」》火が燃え上がること。特に、大きな建造物が火事で焼けること。「タンカーが―する」

2 (比喩的に)野球で、投手が打たれて大量に点を取られること。「救援投手―5失点」

3 (比喩的に)インターネット上のブログなどでの失言に対し、非難や中傷の投稿が多数届くこと。また、非難が集中してそのサイトが閉鎖に追い込まれること。

(大辞泉より引用)

本来は物理的な意味で1が用いられるのであって、2,3は比喩の意味でつかわれるちゃね。

で、上の伊東さんがおっしゃった「燃やす」というのは、大辞泉でいう3になるとこやろう。

タピオカアート炎上事件

タピオカミルクティーの飲み残しをアートにした作品にフェミが勝手に女叩きだと断定して作者叩きに来る - Togetter

https://togetter.com/li/1404422

ということで、半年前に話題になってた、とある女子大生が描いた「タピオカアート」が炎上した件について触れるちゃ。

フォローしているのがサッカー関係のアカウントが多くて、基本的にJリーグのことが半数以上はオラのTLに流れてくるがやから、アートとか完全に外の世界のもんやから、そもそも女子大生の美術作品がオラの目の前に出てくるとか、ほとんどありえんがやね。

でよぉ、ある日ツイッターを見てたら「タピオカアートが炎上してる」というツイートが出てきたがやね。

まあ、こうやって「引用ツイートしてわざわざ見える形」にして批判しとるわけながよ。

この人の意見については…まあいろいろ思うところはあるがいど、女子大生のアーティストが思ったことを表現されとるがやから、別に自分がそう思わなかったら、そう思わないでいいと思うがやし、そもそも作者さんに届く形で「ムキー」と怒りを示したところで…と思ってしまうちゃね。

というかよぉ、そんな無名なアーティストさんに、そこまでムキになるもんかと思ったりのう…。

炎上しなかったらオラは知ることなかったじゃ

 

ただ、オラ個人として思ったことは「炎上によってタピオカアートを知った」ことながやね。

話題になっとるもんやから、実際どういう作品を描いてらっしゃるのか、作者さんのアカウントまで確認しにいったがいど、オラの感想としては「こういうのはどんどん表現していってもいいやろう。おもしいにか」やったがよ。どんなアート作品でも、自分が思ったことを表現するのはいいことやし、大学などで鍛えられた腕で表現されるのは、素晴らしいことながいちゃ。他人がどう思っていようが、どうでもいいわけやし、この作者さんのが違うというなら、アートで対抗したほうが、アートに興味を持つ人は増えるかと思うちゃ。

ただ、はっきし言えることちゃ、オラは「炎上しなかったら知らなかった」ということやろうね。

人間の一人一人の視野というものちゃ、限定的なものであって、世の中のことを知っているようで知らないもんやちゃね。ほんじゃから、この世の中によぉ、オラの嫌いな表現物自体は存在するやろうし、まずは自分なりに「見ないようにする」ちゃね。それに万が一見えたとしても、オラは「そういうものもあるちゃね。苦手やけど…」で済む話やないかと思うがよ。

これが「あってはならない」と言わんばかりに噛みついてしまったら、あっという間に表現の自由など失われてしまうやろう。

「火種」と「燃やす」こと

タピオカアートに関しちゃ、見た人によって印象は異なるやろうし、好きな人は好きやろうし、嫌いな人は嫌いやろうし、中には激怒する人がおるのかもしれんちゃ。それは人それぞれの印象によって違うもんやろう。この辺りは「あいちトリエンナーレ」の少女像とか昭和天皇を燃やす作品とかその他諸々の作品にも同じようなこと言えるやろう。

ただ、こういったアート作品ちゃ、単に「火種」になるもんであって、これ自体が燃えるわけではないちゃね。

じゃあ「燃やすのは誰か?」ということやけど、これは反応している人達にいえるやろう。

あらゆる火災事故などにいえることやけど、燃える前は普段そこがどんな建物でどんなモノが置いてあるのか分からんもんやけど、いざ燃え上がったら、何が燃え上がって、何が置いてあったのか、やっと認識するもんやちゃね。

火をつけなければ燃えない

茜さやさんがモデルになった転職サイトの広告やけど、これも炎上しとったがやね。

「宇崎ちゃんのポスター」が巨乳強調しとんがやから、この広告にしたって、フェミニストの方々が「性的搾取」とか「環境型セクシャルハラスメント」とか言われたりするもんやけど、個人としての好き嫌いはあるんやないかと思うちゃ。

しっかし、人に不快に思うことはあったとしても、これ自体は「ただの広告」であって、これが出ること自体が炎上するわけやないがやね。こんなの探せばいろいろあるやろうけど、たまたま見つかったのがこの広告やったに過ぎん話やろう。

ただ、フェミニストを名乗る人が騒ぐことで、オラが「茜さや」さんを知ったのは事実やちゃね。

彼女の広告を見ている人、彼女のファンの人はそこまで周りに名前を知らせるようなことをしとらんがやから、オラが名前を知るようなことはなかったがいど、フェミニストの方々が騒ぎ出したことで、彼女の知名度アップに貢献しとるがいちゃ。

「燃える」のに基準はない。見つかるかどうかやちゃ

週刊少年マガジンとかでも、男女が性行為しとる描写があっても、それで炎上騒ぎにならんのちゃ、ただ人が「燃やさなかった」だけに過ぎんがやね。「ヒットマン」とかラッキースケベとかそんなんやないくて、少年誌で明らかにセックスしとんがに、Twitterのフェミニストはほとんどノータッチやったりすんがやね。

こういうのを見たら、まあフェミニストの方々の「叩く基準」なんて、あるようでないのも同然やろう。あらゆる表現物を精査した上で良し悪しを決めているわけやなくて、ただ単純に目に入ったかどうかでしか、燃える燃えないが決まるもんやなかろうか。ましてや「ゾーニング」とか言ったところで、タピオカアートみたいに趣味でもないもんとか普段見ることがない立ち位置におるオラからしたら、フェミニスト個人の立ち位置がどこにあるのか聞いてみたいもんやちゃね。

何が燃えて何が燃えないかは、その個人のお気持ち次第にしか過ぎんがよ。

炎が上がればみんな見るもんやちゃ

いろいろ長いこと書いたがいど、炎上の仕組みとか実にシンプルながいぜ。

要は「反応すれば火がつく」もんやからのう。

実際の火事による炎上にしても、何かが燃え上がっていたら、人はそこに目線がいくもんやろう。おそらくインターネットでの炎上でも同じことが言えて、何かが炎上騒ぎになっていたら、不特定多数の目に入りやすくなるもんやちゃ。おそらく無関係な人にとっても、まず「何が燃えているのか」を認識するもんやちゃ。こうやって「タピオカアート」「巨乳の女性を使った広告」とか存在自体を知っていくもんやぜ。

表現物自体は燃えないけど、燃やすのはいつも人やにか。

都合の悪い事実には触れないフェミニスト

しかし、表現物に噛み付くフェミニストの方々は、こういう都合の悪い事実には触れようとせんがやね。

ブログやTwitterなどで結構しつこく書いては、対立する意見に引用ツイートしとるがいど、オラは「表現に噛み付くことが表現を不特定多数に見てもらうことになる。無視した方が不特定多数に見られんにか」という指摘に対しての反論を見たいからやっとるがいど、実際全くこういうのに反論を受けることはなくて、無視されたりブロックされたりするのが実際のとこやちゃね。

反論を見たいがで、是非よろしくですちゃ。

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