ちょっこし気になったことがあったがで、加筆するちゃ
実際のプレー時間が45分程度やちゃね
この試合のデータを見てみるちゃ。
データを見る感じでは、シュート本数も枠内シュート本数も上回っているカターレが完勝であることには違いないがやけど、攻撃回数自体は松本山雅の方が多かったし、30mラインも38回侵入しとるように結構攻撃してきとったのは分かるちゃ。ただよぉ、その攻撃でシュート本数は13本で、枠内がただ1本だけやっただけに、攻守の質はカターレの方が良かったのはデータから見ても分かるちゃ。
あと気になることやけど、アクチュアルプレーイングタイムがなんと45分37秒しかないがよ。
アクチュアルプレーイングタイムというのは、実際にボールを動かして試合していた時間で、実際の数字そのまんまやけど、90分間試合しとる中で本当に動いていた時間が半分くらいやった…という、ある意味で衝撃的なデータになっとるちゃ。
両チームのアクチュアルプレーイングタイム
そこで今シーズンのJ3のアクチュアルプレーイングタイムを見てみるちゃ。
ポゼッションが高いサッカーを先行しとるアスルクラロ沼津がトップで、同系統の福島ユナイテッドFCが4位で、ショートパスを多用していくチームが上位に行く傾向にあるちゃ。FC琉球やガイナーレ鳥取も割とつなぎたいチームやしのう。ただ、ポゼッションが高くないチームでも、奪ってからの速攻への意識が非常に高いAC長野パルセイロやテゲバジャーロ宮崎が上位におるちゃ。
カターレは7位に入ってくるがやけど、沼津ほど繋ぎまくることはないし、かといってポンポンと縦に長身FWにボールを送っていくAC長野パルセイロやテゲバジャーロ宮崎ほど縦をばっかし選択するわけやないがで、この位置になる…ということかのう。
ちなみに今回の対戦相手やった松本山雅のアクチュアルプレーイングタイムは、下から3番目の48.40と低く、実際のプレー時間が45分少々くらいだったのは、松本山雅のスタイルによるところが結構大きかったと推察できるちゃ。
この試合、やたらと松本山雅のセットプレーが多かったがやけど、データを見てもコーナーキックは8回で、スローインは29回とカターレの倍以上のスタッツになってしまっとるし、ロングスローのときには毎回タオルでボールを拭いたりしとって、結構時間をかけながらプレーしとっただけに、実際のプレー時間がかなり短くなってしまったのは考えられるちゃ。
こうやってデータで見てみると、本当にセットプレーでの耐性ができたなあと思うちゃ。
クイックリスタートが有効?
そんでよぉ、試合を大きく決定づけた2点目の髙橋馨希のゴールについてやけど、左サイドで布施谷翔が倒されたときによぉ、松本山雅の選手がぷつんと集中が切れていたがやね。そこを見逃さなかった安光将作と布施谷翔のプレーがゴールを生み出したわけやけど、やたらと時間をかけてセットプレーを仕掛けてくるようなチームにこれが成功するのは、本当に痛快やなあと思ったもんやちゃ。
松本山雅がやたらとセットプレーで時間をかけとるのは、セットプレーを得点源としとるチームなら当然あることやけど、カターレの立場で考えてみたら、ゲームが止まっている中での試合だけあって、逆に集中がしやすい状況で仕掛けてくれたと考えられるちゃ。
セットプレーにかけているようなところがあったチームはよぉ、逆に自分たちがファールを犯したときは、もしかしたら集中を切らしやすい傾向があるのかもしれんのう。特に2点目の前は3回ほどコーナーキックした後だっただけに、松本山雅のメンバーの心理的に隙間ができたのかと考えられるやろう。
フットボールにおいては自らが集中力を保ってプレーすることは大切やけど、同時に集中していない状況を読み取る力も大切かと思ったじゃ。
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