前節はアウェイでギラヴァンツ北九州に0-2で破れたカターレは、ホームの県総に戻って松本山雅と対戦やったじゃ。
フォーメーション
カターレのスタメンやけど、前節からかなりメンバーを変えてきとるちゃ。
最終ラインは右SBは大山武蔵が6月のルヴァンカップの札幌戦以来、2ヶ月ぶりのスタメン復帰やちゃ。中盤の編成も大幅に変えていて、末木裕也と組むのは先月はじめのFC大阪戦以来のスタメン出場になるガブリエル・エンリケがスタメンに戻ってきて、トップ下に佐々木陽次が2ヶ月ぶりにスタメン復帰やちゃ。両サイドは左に布施谷、右に髙橋馨希やちゃね。CFはマテウスが戻ってきとるがよ。
松本山雅は前節とメンバーを変えてないちゃ。
試合を振り返るちゃ
ハイプレスの強度を取り戻しとるちゃ
ここ数試合は結果を残していることもあって、あんまし動かしていなかったがやけど、北九州戦での敗戦をきっかけに大幅に変更してきとるちゃね。ゴール数はチームトップでも、スタメンで出場するとパフォーマンスがやや落ちる傾向にあった碓井聖生を下げて、マテウスを起用したがやけど、チーム自体の戦い方がしっかり定まっていたじゃ。
この試合での戦いっぷりを見ていて思ったのちゃ、起用されたメンバーの特徴を上手く活かした編成になっとってよぉ、なおかつカターレのこれまでの戦い方をしっかり抑えたもんであったと言えるちゃ。
まず、CFで起用されたマテウスに関してやけど、彼は本当に愚直に裏をガンガン狙っていける選手で、常に最終ラインに仕掛けていっていたがやね。これでハイプレスもしっかりこなしているだけあって、マテウスの献身的な仕事っぷりには頭が上がらないちゃ。そんでマテウスが最終ラインを仕掛けていると、最終ラインと中盤の間にスペースが生まれやすくなってくるがで、そこを佐々木陽次や髙橋馨希が使っていく流れになっていったのう。
そしてよぉ、この日に久々にスタメンに戻ってきた大山武蔵やけど、彼は西矢慎平よりも更に攻撃的な持ち味を持っていて、右サイドの大外のラインを走りまくっていて、左サイドからのサイドチェンジからどんどん仕掛けていっとったのう。これによって、相手の左SBの山本龍平がつきっきりで見ていかないといけない状況になっとったし、武蔵もボールを簡単に失わんがで、カターレが上手くコントロールできていたじゃ。
再三のセットプレーも対応
ロングボールを中心に攻め立てていたカターレやったがやけど、松本山雅も対応してきて、マテウスと佐々木陽次が侵入していくDFとMFの間のスペースを締めてきてよぉ、あんまし効果的なロングボールが出せなくなっていったところで、松本がカウンターから狙っていく展開になったのう。
松本はカウンターを軸に2020年に半年カターレに在籍していた滝裕太が果敢に攻めてきて、カターレが対応に迫られ中、セーフティなクリアで守ると、コーナーキックやロングスローなどが再三襲いかかってきたがいちゃ。常田克人、米原秀亮、浅川隼人などがターゲットになっていって、かなり厄介なセットプレーを仕掛けてきとったがやけど、カターレはなんとかクリアで踏みとどまったじゃ。満足にシュートを打たせたのは、29分の浅川隼人のヘッドくらいで、あとは満足にシュートを打たせない集中した守備を発揮していたじゃ。
左サイドのコンビネーションから安光がゴール
松本山雅のセットプレーを凌いだら、40分に試合が動くちゃ。
今瀬からのロングボールの展開やったがやけど、その後のこぼれ球をマテウスが拾うと、佐々木陽次とスイッチするちゃ。そして、ヨージは中へ切り込もうとフェイクをかけて、対面の右SB樋口大輝を引き付けたらよぉ、アウトサイドに走ってきた布施谷翔がフリーでクロスを入れると、最後は左SBの安光将作が走り込んで左足でボレーを決めてゴールやちゃね。
ボール奪ってからの崩しが完璧やったのう。ヨージが左サイドに流れた時点で布施谷翔との数的優位を作れていたがやけど、その布施谷がクロスを打つタイミングには、両CBの前にはマテウスと髙橋馨希が侵入していたがで、そのまま上がっていった安光がフリーでゴールを決めることができたじゃ。
一瞬の動作の中で、数的優位を2度作ってゴールに結びつけるとは見事やし、これをチーム全体で共有できているところに今のカターレは良いトレーニングができているのは間違いないし、チーム全体の充実感を感じるところやちゃ。これはナイスゴールやちゃね。
前半は1-0で終了やちゃ。今回は2部構成やちゃ。
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