【第11節】松本山雅FC – カターレ富山[レビュー] / こんな試合やっとるようじゃダメやにか

公式戦4試合負け無しのカターレはよぉ、アウェイで松本山雅FCと対戦したじゃ。

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フォーメーション

この日のスタメンやけど、カターレは佐々木陽次がスタメンに入っとるちゃね。1トップは碓井聖生で、サイドは伊藤拓巳と松岡大智、両サイドバックは左が安光将作で、右が大迫暁、そんでCBが下堂竜聖と神山京右のコンビやちゃ。

松本山雅FCは、エースの浅川隼人が戻ってきとるちゃね。守備陣の中心選手の高橋祥平は不在やけど、メンバー的には主力がほとんど揃っとる状態には違いないちゃ。

試合を振り返るちゃ

セットプレーから先制を許すちゃ

立ち上がりの7分に試合が動くちゃね。

松本山雅がコーナーキックのチャンスでよぉ、右サイドの馬渡和彰にボールが渡ると、馬渡の高速クロスが入ってきて、それを浅川隼人がダイビングヘッドでゴールを決めるがよ。

馬渡のクロスが非常に良くて、対応がかなり難しいボールやったがやけど、カターレとしては安直にクロスを上げさせてしまったかなーと思われるシーンやったじゃ。下堂が触ればコーナーに逃げられたかなーと思う一方で、オウンゴールにもなりかねないだけに対応は非常に難しかったやろうなあと感じさせられるちゃ。正直仕方ない失点とも言えるやろう。

ハイプレスから同点ゴールを決めるちゃ

先制点を食らった後はよぉ、山雅がキャプテンの菊井悠介が負傷交代で下がったところから、かなり怪しくなってきとったのう。チーム全体のバランスが非常に悪くて、全体が間延びしていくもんやから、山雅のクリアボールをことごとくカターレがボールを拾い続けるような展開になっていったがいちゃ。

すると30分に高い位置で末木裕也がボールを奪うとスルーパス。そのスルーパスを佐々木陽次が受けてよぉ、相手DFを躱してシュートを放って同点ゴールを決めたじゃ。

山雅のビルドアップが不安定になっとるところを、何度もカターレが狙っていたがやけど、すかさず末木が好判断でボールを奪ってゴールに繋がったじゃ。直近では同ポジションの瀬良俊太が好パフォーマンスを見せているだけに、末木がかなり試される立場であったがやけど、この試合はかなり光るプレーを連発していたじゃ。もちろんシュートを決めたヨージも見事やったじゃ。

この勢いでカターレが一方的に攻める状況やったがやけど、相手GK大内一生の好セーブもあって、前半は1-1で終了やったじゃ。

ミスで失点

後半の立ち上がりもカターレがガンガンゴールに迫る展開やったがやね。カターレがペナルティエリア内まで侵入していって、ゴールに迫る場面が多くなってきたがいちゃ。特に50分以降は山雅ゴールへ最も迫っていた時間やったのう。

ただ、52分によぉ、大内一生のゴールキックがそのままGK田川知樹のところに渡ったがやけど、田川はペナルティエリア外に出て、胸トラップしたがよ。このボールを迫ってきた浅川隼人に奪われてしまって、カターレは失点してしまったじゃ。

単純にセーフティにヘッドでクリアするか、もしくはペナルティエリア内でキャッチする判断を取るのも良かったやろう。カバーしていた神山京右が完全に田川に任せるような動きをしていたわけやけど、神山も浅川の動きをもう少し制限するように動くべきでもあったやろう。なんとも悔やまれる失点やったじゃ。

勢いを失い敗戦

その後はセーフティにゲームを進めて、バタバタした様が無くなった山雅がゲームを優位に展開していて、カターレは流れを持っていかれることになってしまったのう。

72分にセットプレーからのこぼれ球を、途中出場の佐相壱明にミドルシュートを決められてしまって、3失点やちゃ。佐相のゴールはトップスピンがかかっていてコースも良かっただけに、なかなか防がれるようなもんやなかったやろう。

その後はカターレは、右SBに西矢慎平、左サイドに布施谷翔などを起用していって、右サイドからのクロスを中心にゴールに迫ったがやけど、シュートを枠に入れることができず、試合は結局1-3で終了やちゃね。

こういうゲームをやってたらダメやちゃ

ルヴァンカップで対戦した清水エスパルスと比べて、この試合での松本山雅FCのサッカーは、かなり問題が多いチームでよぉ、とても全体の統率が取れているチームとは言い難かったじゃ。個々の能力はJ3でも屈指には違いないがやけど、全体的な間延びが酷く、中盤が機能していないだけによぉ、金沢相手に6失点するのもよく分かるなーと思うのが正直なところやったじゃ。本来なら、カターレは前半のうちで逆転しなければいけないところやろう。

ただ、試合を優位に進めながらも、なかなか決めきることができなかったり、ファイナルサードでのプレー精度が低かったりと、いろいろ問題があったのは確かやちゃ。ゲームそのものを支配できていたにも関わらず、局面で崩しきれないようでは、試合に勝つことができないのは、まざまざと感じさせられたところやろう。

その決めきれない展開で、痛恨のミスから失点を奪われてしまったがやけど、これはミスをした田川だけを責めるのも違うやろう。30分以上ゲームを支配しておきながら、ゴールを積み重ねることができないチーム全体に問題があったのは間違いないちゃ。相手の松本山雅のサッカーが決して良いものでもなかったにも関わらず、ここで勝ち点0で終わってしまうのは、本当に納得ができるもんではないちゃ。

試合展開自体は悪いわけではないがやけど、それ故にきっちり決めきらないといけないし、高い集中力を持ってプレーし続けなければならんちゃね。そうでないとJ2復帰どころか、プレーオフ進出すら危うくなるやろう。

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