【2023年J3第20節】松本山雅FC – カターレ富山[レビュー] / 対山雅シーズンダブル達成やちゃ

新型コロナウイルスから回復してきたがで、レビュー書くちゃね。

目次

フォーメーション

カターレについてやけど、前節の今治戦で大畑隆也が累積警告のために出場停止になったがいちゃね。ということもあって、CBのコンビは今瀬淳也と林堂眞のコンビやちゃ。そんでベンチには久々「ドゥーさん」こと下堂竜聖が戻ってきとるちゃ。中盤はアルトゥールと碓井鉄平のコンビながよ。ベンチメンバーには、先日ファジアーノ岡山から期限付き移籍で加入が発表された野口竜彦が入っとるちゃね。

松本山雅は[4-2-3-1]がベースやちゃね。現在リーグ得点王の小松蓮を擁し、カターレと並ぶリーグ最多得点の35を叩き出しとるちゃね。ただ、ボールポゼッションにはこだわらず、奪ったらすぐに縦へ攻めていくカターレとは異なり、こちらはボールポゼッションを重視するチームで、たくさんチャンスを作っていくのを狙いとしとるチームやちゃね。

プレスが空回りして押し込まれたじゃ

この試合やけど、ゲームの入り方は正直あんまし良くなかったがいちゃね。

カターレとしては高い位置からプレスをかけていって、ショートカウンターを狙っていきたいとこながいど、2トップのプレスがほとんど空回りしとったがいちゃね。

なかなかプレスがかからない状態になっとるがやから、2列目以降の選手がなかなかラインを上げられない展開になっとって、だいぶ押し込まれるようになっとったのう。プレスがかからないなら、無難に下がらざるを得ないわけやから、カターレとしては我慢する展開になってしまったも同然やったじゃ。

こういう状況では、松本山雅が両サイドで大きくサイドチェンジを繰り返しながら、積極的にクロスを入れていくことになるがやけど、カターレとしては最も警戒しないといけないエースの小松蓮に対して、集中したディフェンスを見せていたがやけど、その一方で國分やったり、菊井やったりと、ちょっと甘くなるシーンがあって、クロスを合わせられたり、ミドルシュートを狙われるなど、あんましいい展開にはならんかったがいちゃね。

守備を整理するちゃね

前半の給水タイム後から顕著に現れていたがやけど、カターレはプレスのかけ方を変えてきていたがやね。

2トップが前線からプレスをかけまくる…というよりは、2トップと2セントラルハーフの2人がよぉ、もう少し整備させていって、立ち上がりから猛威を振るっていた松本山雅の2セントラルハーフのコンビ(特に安永玲央)を潰していく方向にシフトしていったがいちゃね。

これをやっていくことによってよぉ、山雅は徐々にビルドアップが上手くいかなくなってきたがやね。安永玲央が長短のパスで一気にサイドチェンジをしていたがやけど、そこを潰してしまったら、滞ってしまうちゃね。その分、野々村鷹人や常田克人がボールを持つ時間が長くなるがやけど、そこからは精度が高いボールが飛んでいくわけではなかったがで、カターレとしては上手く流れを掴んでいけたがやね。

ミスを誘い先制やちゃ

そんでよぉ、65分に試合が動くちゃね。

サイドチェンジから左サイドから打開していこうとしていた松本山雅やったがやけどよぉ、えらい狭いところで複数人が固まっとるような状態にになっとったがいちゃ。そこでよぉ、下川陽太が米原秀亮とワンツーを試みようとしたがやけど、それを松岡大智が読み切ってインターセプトしたがいちゃ。インターセプト後にすぐに大野耀平にパスを出してよぉ、その大野がドリブルで持ち込んでシュートを放つと、ゴールが左隅に吸い込まれてよぉ、カターレが先制点を決めたじゃ。

松岡大智のファインプレーであることには変わりないがやけど、この局面を作れたこと自体が、カターレが上手いことやっていたと言えるちゃね。ビルドアップが上手く行かなくなると、どうしても選手同士の距離が近くなる傾向があるのは、どのチームにも言えることやけど、それがこの日の山雅やったわけやちゃ。確かに近いほうが繋ぎやすい面はあるがいど、相手側からしたら「読みやすい」展開になってくるちゃね。

シュートに関しては、試合後のインタビュー通りで、大野耀平が「とにかくシュートを放とう」と思った一本が吸い込まれた形になったもんで、半ばラッキーな側面はあるがいど、本当に大きなゴールになったじゃ。

祝シーズンダブルやちゃ

このあとは、松本山雅FCが3バックにしたりして、なんとか局面を打開していこうとしとったがやけど、カターレはそれに動じることはなかったがいちゃ。そんですでにカードをもらっているアルトゥール・シルバ、安光将作を下げて、椎名伸志、野口竜彦を起用していって、守備の強度を上げていったがいちゃね。この日はカターレデビュー戦やった野口竜彦やったがいど、守備の安定感は素晴らしくて、何年もカターレにおるような感じがするくらいのフィット感やったじゃ。素晴らしいちゃね。

これでカターレは、大野耀平が決めたゴールを守りきって1-0で勝利やちゃ。今シーズンは松本山雅FC相手にシーズンダブル達成やちゃね。最近失点多かったカターレやったがやけど、久々にクリーンシートを達成できたのも大きかったのう。

ゲームの入り方が良くなくてもよぉ、小松蓮への守備を徹底させていきながら、難しい状況を我慢してしのぎながらよぉ、そこからプレスのかけ方を変えていって、状況をひっくり返したのはカターレの大きな強みを発揮できたんやないかと思うちゃ。

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