【2023年J3第8節】カターレ富山 – 松本山雅FC [レビュー・前編] / 文句なしの完勝やちゃ

2023年5月1日2023年5月7日

さてさて…試合を振り返るちゃ。

満を持してヤギ復帰やちゃ

それではスタメンやちゃね。

両チームとも前節は負けているだけによぉ、スタメンを変えてきとるちゃね。

カターレに関してやけど、CBには今瀬淳也が今季初スタメンでよぉ、下堂竜聖はベンチにも入ってないちゃ。そんでよぉ、今シーズンはベンチにも一度も入ってなかった柳下大樹が古巣松本山雅相手にスタメン出場ながいちゃ。この試合で頼れる男が帰ってきたがいちゃ。

松本山雅に関してやけど、右SBが下川陽太が起用されて、トップ下に菊井悠介、サイドには村越凱光が起用されとるちゃね。そんでGKはビクトルやなくてよぉ、村山智彦が今季初出場ながいちゃ。

風上のコートを選択したがいど

この試合に関しては、えらい風が強かったこともあってよぉ、風が一つの鍵になる試合になったがいちゃね。コイントスで勝ったカターレはよぉ、コートを選んでいって、松本山雅のゴール裏をバックにして、カターレのゴール裏の方へ向かっていくことになったがいちゃね。結構珍しいちゃ。

ただ、この狙いはあまり上手くいかんかったのう。

狙いがハマっていたのは山雅の方やったがいちゃね。この日にスタメンに起用された下川陽太のところを起点にしながら攻撃しにいっていたがいちゃ。守備時は[4-4-2]をセットしているカターレの守備はよぉ、どうしても相手の両サイドバックのところが空きやすい構造になっているがで、なかなかプレスへ行きづらかったりするのう。

そんで山雅は右サイドでゲームを作ってよぉ、中央にエースの小松蓮と村越凱光が飛び込んでいく…という形を何度もやってきとったのう。小松蓮に対しては、今瀬淳也が徹底的に潰していく形を取っていたがで、そこには仕事をさせるようなことはしとらんだがやけど、明らかにカターレの左サイドは押し込まれていただけに、立ち上がりから20分は我慢を強いられたじゃ。

そんでもカターレはうまく耐えていたのう。この日は先発で出場した今瀬がよぉ、相手のエースの小松蓮に対して、執拗なマークで自由に動かさせなかったこともあってよぉ、試合の流れは相手に傾いていたもんやけど、抑えるところはしっかり抑えてゲームを進めとったのう。

ただ、攻撃に関しては、風上に立って攻めていこうと思ったがいど、風があまりにも強かったのか、ボールが飛びすぎたりして、なかなか前線にいいボールが入っていかんかったのう。立ち上がりの流れ絡みたら、コートを選んだ決断に関しちゃ、逆に裏目に出てしまったのは否めない展開やったじゃ。

逆に左から攻略すりゃいいちゃ

正直、20分ぐらいまでは、カターレはこれといってサッカーらしいサッカーができていない状態やったがいどよぉ、25分ぐらいからよぉ、チームの動きに変化を加えていったがいちゃね。

この際、山雅の狙い通りにやらせておいていこう…という感じでゲームを進めておいたがやけど、試合開始からボールを持っていた下川陽太に対してよぉ、ファーストタッチから対面の吉平翼が狙っていく姿勢を取っていったがいちゃね。その動きに合わせて、左SBの柳下大樹が連動していってよぉ、山雅の右サイドの攻撃を敢えて刈り取りにいくゲーム展開に持っていったわけやちゃ。

そしたらよぉ、ボール奪ったら、下川陽太の裏のスペースに安藤由翔を走らせていって、一気にカウンターからゴールを狙っていったがいちゃね。これで一気にスイッチが入ったようにカターレの流れになっていったがいちゃね。

高橋駿太のボレーシュートで先制やちゃ

そしたらよぉ、40分に試合が動くがいちゃ。

右サイドでボールを回していた山雅に対してよぉ、カターレがプレスで迫って行ってたわけやけど、そこで野々村がロングフィードを蹴っていったがいちゃ。そこでよぉ、菊井悠介に渡るところを、カターレのCBの今瀬淳也が鋭いインターセプトで、そのまま前線の高橋駿太にパスを出していったがよ。そしたらよぉ、高橋駿太が振り向きざまの鮮やかなボレーでカターレが先制点を奪ったがいちゃ。

相手をプレスで追い込んでいってよぉ、ロングボールを蹴らせていく流れに持っていくがやけど、そこで今瀬が狙い通りのインターセプトを狙っていくがいちゃ。こういう局面で一気に前線へ持っていくと、オフサイドにもならんがでよぉ、そのまま高橋駿太が落ち着いて決めていったがやね。これはいいゴールやちゃ。

そんでよぉ、前半アディショナルタイムにカターレはPKを獲得するちゃね。