高岡スポーツコアまで観戦へ行ったじゃ。

今回は高岡スポーツコアやちゃ
天皇杯1回戦は高岡スポーツコアでの開催やちゃ。
富山県では岩瀬スポーツ公園サッカー・ラグビー場と並ぶ球技場やちゃね。ここ数年は毎年のように天皇杯1回戦はここで行われとるちゃ。新幹線駅の新高岡駅からは徒歩圏内で、しかもイオンモール高岡がすぐ近くにあって、バックスタンドの後ろには城端線が通っているという、独特な場所やちゃ。だいたい3000人くらい収容できるようになっとるちゃね。

最大の魅力は、やっぱし観客席とピッチまでが近いことやちゃ。肉眼で選手を把握しやすい距離やし、一つ一つのプレーも音がはっきりと伝わりやすくなっとって、ピッチ内の熱気をスタンドで体感できる場所ながよ。素晴らしい雰囲気で観戦できるちゃ。
ピッチまで近いということで、観客のリアクションも一つ一つ違ってくるのがすごく感じられたがやけど、やっぱし観客も肉眼ですぐに分かるくらいの距離におったら、ピッチに向かって飛ばす檄も中身が変わってくるのが、見てて感じられたもんやちゃ。
心震わせる古川真人の雄叫び
試合はよぉ、前半にコーナーキックから順天堂大学に先制されてしまうがやけど、後半に3人交代させたカターレが、碓井聖生のダイナミックなボレーシュートと、その3分後にゲットしたPKで古川真人が決めたゴールで2-1で勝利したじゃ。90分以内での勝利は、ルヴァン杯1回戦のジェフ千葉戦以来になるがで、約2ヶ月ぶりの勝利になるちゃね。

碓井聖生のスーパーゴールも素晴らしいがやけど、やっぱしオラにとって印象に残るのちゃ、古川真人のゴールながいちゃ。
古川は昨シーズンが東京ヴェルディでのデビューシーズンやったがやけど、ルヴァン杯で2試合出場しただけで、あとは出場機会がなくて、夏にカターレにやってきたがやね。ただ、カターレでも試合出場は5試合のみで、なかなかチャンスに恵まれずに、ゴールを決められない状況やったじゃ。
今シーズンも立場がなかなか厳しくて、リーグ戦は2試合、ルヴァン杯は1試合の出場で、他のFW陣から見たら、古川は本当に辛い状況になっていたがよ。最近は札幌戦に出場して、ハイプレスやポストプレーでかなり印象に残るプレーをしとったし、出場した試合ではよく頑張っている印象はあったがやけど、ゴールだけは決まらない…というのがFWとしては本当にしんどいちゃ。
そこでよぉ、天皇杯1回戦で先発出場して、後半には松岡大智がPKを獲得したがやけど、古川は自ら志願したがやね。実績とか考慮したらキャプテンの吉平翼が蹴りそうやし、なんならPKを獲得した松岡大智が蹴ってもいいところやけど、そこを譲ってもらったがよ。そんでPKは右側に蹴って、相手もコースを読んでいたがやけど、シュートに気持ちがこもっていたのか、そのままゴールに吸い込まれたのう。
その後に膝スライディングして、雄叫びをあげとったじゃ。そんな古川にチームメートが集まるところを見とると、オラも胸が熱くなるもんがあったじゃ。PKを譲ったチームメートも素晴らしいし、みんなで喜びを分かち合うシーンを見れるのは、スポーツ観戦の醍醐味を改めて感じさせられるもんやったじゃ。
あの一瞬で古川真人のことが好きになったのう。リーグ戦でもゴールを期待するちゃ。
スポーツコアはいい場所やちゃね
そんでやっぱしスポーツコアはいい場所やと思うちゃ。
この場所に新スタジアムを期待する声がちょこちょことあって、新スタジアム検討会も資料で取り上げていたがやけど、残念ながらここは最優先候補になってないみたいやったじゃ。

ただ、すごく良い雰囲気やし、立地も公共交通機関で行きやすい場所にあって、しかもイオンモール高岡に寄っていかれる場所にあるだけあって、「車でサッカー見て終わり」になりがちな県総よりも素敵な場所にあるかとオラは思うちゃ。
実際に改装とかになると、城端線と接しているバックスタンドの増設をどうすらーかとか、現状で数が多くない駐車場をどーすらーかとか、絶望的に少ないトイレとか、いろいろ考えないといけない場所であることには間違いないところやけどよぉ、カターレにとっては「第2スタジアム」みたいな位置づけで、なんらかの試合が定期的にできるようになるとオラはいいなあと感じるちゃ。
将来的に女子チームを作るとか、そんな話になったら、高岡スポーツコアをホームとしてやってみるのもいいかもしれんちゃね。せっかくいい場所ながで、なんか考えていきたいもんやちゃ。

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