前節はアウェイでRB大宮アルディージャと引き分けたカターレはよぉ、ホームに戻ってV・ファーレン長崎と対戦やちゃ。
フォーメーション
過密日程ということで、カターレはメンバーを多く変えてきとるちゃ。FWは松田力と武颯のコンビ、中盤は末木裕也と深澤壯太のコンビで、サイドは髙橋馨希に左は吉平翼やちゃ。最終ラインはCBに鍋田純志、両サイドバックは左が吉田新で右が布施谷翔やちゃ。GKは田川知樹がベンチ外で、同世代の平尾駿輝が今季初スタメンやったじゃ。
長崎やけど、ちょこちょことメンバーを変えてきているがやけど、ベンチにはマルコス・ギリェルメによぉ、前節からベンチに戻ってきている元日本代表MF山口蛍が入ってきとるがよ。
前半を振り返るちゃ
圧力をかける長崎
立ち上がりはよぉ、長崎の方が圧力をかけていく展開やったのう。
基本的な攻撃パターンとしては、センターフォワードのフアンマ・デルガドにボールを集めつつ、サイドの青木俊輔と増山朝陽がサイドを切り裂いていく展開やったのう。攻撃陣の分厚さを上手くつかってよぉ、サイドからのクロスを中心にどんどんゴール前にボールを蹴ってきたがやね。
ただよぉ、カターレは平尾駿輝が何度もパンチングで防いで、とても集中した守備を見せていたじゃ。最初の１０分間くらいは長崎が攻め込む展開やったがやけど、徐々にカターレがペースを掴んでいくちゃ。
ビルドアップでプレスを剥がして好機を演出するちゃ
この試合の前半、カターレのビルドアップが良くて、長崎を圧倒していたがやね。
かなり目立っていたのは右サイドやちゃ。
長崎のサイドは左の増山朝陽の方が攻撃的に振る舞っているがやけど、カターレはその増山がいるサイドから攻めていくちゃ。髙橋馨希が中央に寄っていきながら、対面にいる高畑を引っ張り出していくがやけど、ここで布施谷翔がタッチライン際を駆け上がっていくがよ。
長崎は布施谷の動きを掴みきれずによぉ、カターレがどんどん右サイドからの組み立てで切り崩していったがいちゃ。布施谷がボールを持ったら、相手が左サイドへスライドしていったら、逆にカターレがサイドチェンジからせめていったり、はたまたダイレクトプレーで高畑の裏のスペースを狙ったりと、いい感じに切り崩していってたじゃ。
波状攻撃で先制点やちゃ
すると33分にゲームが動くちゃ。
長崎のクリアボールを末木が競って、吉平翼が回収したところから始まるがやけど、左サイドの吉田新がファーサイドへクロスを上げると、髙橋馨希の頭上を越えてファーサイドに走ってきた深澤壯太が折り返すと、最後は武颯が押し込んでゴールやちゃ。
カターレの時間がずーっと続いていたがで、ゴールはそろそろ決まるかなーと思っていたがやけど、いい感じに決められたじゃ。吉田新がよく深澤の動きを見ていたし、深澤もタイミングよくファーサイドに走り込んでいていい感じやったじゃ。深澤が自ら決めてもいいくらいやったけど、折り返して武颯がナイスゴールやちゃ。
ショートカウンターで相手を圧倒やちゃ
先制した後は、カターレがイケイケのムードやったじゃ。
まず、先制された長崎がえらいグダグダになってしまってよぉ、カターレのハイプレスをもろに食らうシーンが増えてきたじゃ。先制されたことによる精神的なダメージはあったがかもしれんねど、GKからのビルドアップが合わない局面が非常に多かったじゃ。それも攻撃陣のマテウス・ジェズスらは前への意識が強くなりすぎて、かなり間延びする展開になっとったのう。
カターレとしては続けざまに追加点を奪うチャンスやったがやけど、最後の精度が足りなかったこともあって、前半は1-0で終了やちゃ。
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