【発電所美術館】吉野祥太郎個展「Mythology – 土地の記憶 -」へ行ってきたじゃ

仕事帰りによぉ、オラの地元の入善町にある下山芸術の森発電所美術館で行われとる吉野祥太郎個展「Mythology -土地の記憶-」へ行ってきたじゃ。

今年の9月21日から、来年の3月16日までと半年以上の長期間で個展が行われるがよ。

まず、下山芸術の森発電所美術館についてやけど、ここは元々は北陸電力の水力発電所やった場所ながいちゃ。大正15年にできたレンガ造りの建物でよぉ、水力発電所が廃止したあとに取り壊しになる予定やったがやけど、この場所を無償で受けた入善町がアートの拠点として改装して、1995年4月から開業したがやね。

建物の構造が発電所の面影を残しているもんやし、独特な空間ということもあって、主に展示されるのは空間をめいいっぱいに使った現代美術作品が多数を占めるちゃ。過去に展示されたのはこういうのがあるのう。

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まあ、こんな感じなのがやっとるがいちゃ。

近年、あまり行けてなかったがやけど、ちょっこし時間があったがで、今の個展を観に行ったがいちゃ。

吉野祥太郎さんという、1979年生まれの現代美術家の個展やちゃ。「土地の記憶と向き合う」というのが主なテーマで、それにちなんだインスタレーション作品をたくさん手掛けているちゃ。

1979年生まれ。東京造形大学美術学科彫刻専攻。「土地の記憶」を主題に、大地に宿る記憶と、そこに生活し訪れる人間の関わりを問う作品を制作している。主な展覧会に「創設神話 -aition-」(岩崎ミュージアム、2024)、「立てる記憶」(吉祥寺美術館、2023年)、「呼吸する境界線」(宇フォーラム、2020)。主なグループ展に「山梨国際芸術祭」(山梨、2023)、「Paralleles Obliques|交差する平行線」(横浜、2018)、「8 LAND ART FESTIWAL Fundacja Latająca Ryba」(ポーランド、2018)、「LAND ART DELFT 2017」(オランダ、2017)、「ECHANGEUR 22」(フランス、2017)、「水と土の芸術祭」(新潟、2015)、「瀬戸内国際芸術祭/小豆島アートプロジェクト2012」(香川、2012 ) 。東京造形大学非常勤講師

そんでよぉ、今回の発電所美術館で展示されとる作品はこちらやちゃ。

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「土地の記憶」をテーマとしているアーティストさんということもあって、この美術館が発電所として活動していた頃の記憶を掘り起こそう…という感じの作品ながよ。美術館内では水の音が流れていてよぉ、光も常に動いていて、水の動きを感じさせられるもんになっとるちゃ。この場所だからこそのアート作品やちゃね。

しかもおもっしいことに作品のブランコに乗ることができるちゃ。

ブランコでゆらゆらしながらよぉ、この芸術作品を楽しめるのがユニークやちゃね。ブランコに乗っている間に、周囲も変わっていくがで、とても幻想的な体験を味わうことができるちゃ。

4年前の個展では、地面に龍を描いていた平井千香子さんの個展のときには、最後の数日は水を撒いてよぉ、水遊びができるようになっとったがやけど、こういう普通の美術館ではありえない体験ができるのが、この発電所美術館の魅力と言えるやろう。

来年の3月まで行われとるがで、是非入善まで足を運んでいただきたいちゃ。

下山芸術の森 発電所美術館
開館時間9:00〜16:30
閉館日月曜(祝日の翌日)
他、HP要確認
電話番号0765-78-0621
HPhttps://www.town.nyuzen.toyama.jp/gyosei/bijutsukan/index.html



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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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