【第28節】カターレ富山 – YSCC横浜 / 勇敢なるYSCCを振り切って勝利やちゃ

前節はロートフィールド奈良で奈良クラブ相手にスコアレスドローで終わったカターレはよぉ、ホームに戻ってきて開幕戦で引き分けたYSCCと対戦やちゃ。

目次

フォーメーション

カターレは前節から4人代えてきとるちゃ。CBは脇本晃成が復帰して、右SBが約3ヶ月ぶりに大迫暁がスタメンやちゃ。中盤は河井陽介が3試合ぶりにスタメン復帰して、ここのところスーパーサブ的な使われ方をされていた松岡大智も3ヶ月ぶりに先発ながよ。結構フレッシュなメンバーやちゃね。

対するYSCCは最終ラインを全員代えてきとるがで、これは思い切ったことしてきとるのう。要注意のオコエ・オゴチュクウ、脇坂崚平、菊谷篤資、奥村晃司らはそれぞれスタメンに名を連ねてきとるちゃ。

試合を振り返るちゃ

幸先よく安光将作のゴールで先制やちゃ

試合開始から敵陣に相手を押し込んでいたカターレやったがやけど、6分に試合が動くちゃ。

敵陣で相手選手の連携ミスでボールを持ったカターレは、松岡大智から髙橋馨希へパスしたがよ。髙橋馨希は相手選手につかれながらも大きくサイドチェンジしたがいちゃ。そんで左サイドで待っていた吉平翼がちょんと中に入れると、最後はバイタルエリアへなだれ込んできた安光将作がミドルシュートを決めて、カターレが先制やちゃ。

これはチームとしてかなりデザインされたプレーやったのう。髙橋馨希が右サイドでキープしとるときに、吉平翼が左サイドに広がったがやけど、これで左サイドのハーフスペースががら空きになったがよ。そこを安光将作が飛び込んでミドルをズドンと決めて勝負ありやちゃ!

日頃から良い練習をしとるがやろうなあ…と思わせるゴールやったじゃ。

YSCCのカウンターが脅威やちゃ

カターレがゲームを優勢に進めていたがやけど、YSCCもなかなか厄介な攻撃をしてきたのう。

自陣に押し込まれるシーンが多かったがやけど、このチームは非常に推進力の高いアタッカーがおるがよ。1トップのオコエ・オゴチュクウに、シャドーに入った脇坂崚平やちゃ。オコエに関しては、ずーっと裏を狙うプレーをしとって、カターレのラインを下げさせようとしとったがやけど、カターレがラインを下げようとすると、今度はDFとMFの間に脇坂崚平が侵入してきて、そこからトップスピードで一気にゴール前に迫ってくるがよ。

しっかし、この脇坂崚平という選手、前節のツエーゲン金沢戦で2得点挙げているがやけど、勇猛果敢に仕掛けてきて、カターレの最終ラインもぶち抜こうとするくらいのアタッカーながで、単純ながやけどカターレにとっては脅威になっていたじゃ。

カターレもチャンスはあったがやけど、前半は1-0で終了やちゃ。

吉平翼がぶち抜きゴールやちゃ

後半開始早々にゲームが動くちゃ。

YSCCが最終ラインから組み立てているところでよぉ、柳雄太郎に対して髙橋馨希がプレスをかけて、連動してマテウスが花房稔にプレスをかけたがよ。花房稔が前へ振り向いた瞬間に吉平翼が掻っ攫ってよぉ、そのままドリブルで独走してゴールやちゃ。もちろん翼が素晴らしいのは間違いないがやけど、チームプレーで2対1の状況を作り出した、カターレの良い守備が光ったゴールやったのう。

前節は1対1を外した吉平翼にとっては汚名返上のゴールやちゃ。このゴールによって、昨シーズン挙げた7ゴールに届いたがよ。カターレでの二桁ゴールが見えるところまできたじゃ。

花房選手、カターレとの対戦時ではミスが目立つがやけど、今回もやってしまったのう。

マテウスの久々のゴール

2点差に開いたカターレは、末木裕也を早々に下げて、碓井聖生を起用していくちゃ。最近出ずっぱりの末木を休ませるのと、最近ゴールから遠ざかっている碓井聖生に決めてもらうための采配やちゃね。

そしたら、交代直後にまた試合が動くちゃ。

敵陣でボールがこぼれてきたところを、河井陽介がダイレクトで逆サイド(左)に叩くと吉平翼が縦パスを入れたらよぉ、安光将作が抜け出してクロス。最後はマテウスが決めてゴールやちゃ。

1点目もそうながやけど、敵陣から奪ってから逆サイドへ振ってゴールを決めるパターンは完全に確立されてきとるのう。しかもそこでマイボールにできる時点で安光がダッシュし始めているがで、完全に仕込まれとるちゃ。かなり精度が高くなってきとるがで、今後も大きなパターンになりそうやちゃ。それにしてもマテウスのゴール嬉しいちゃ。

中央突破でYSCCが大逆襲

このままいい感じに行けるかなーと思っていたがやけど、62分に菊谷篤資にミドルシュートを決められて1点返されてしまったじゃ。ゴール前での混戦からこぼれたボールを思いっきりシュートされてしまった感じやちゃ。田川は完全に見えないところからのシュートでギリギリに決められてしまったがで、若干不運の失点やったのう。

ただ、その後が良くなくて、ズルズルと下がっていったカターレは、YSCCの猛攻を受けるような形になってしまって、ゴール前に迫られると、奥村晃司にゴールを決められてしまって1点差に迫られてしまうちゃ。このあたりでカターレは非常にバタバタしていたじゃ。

中央を固めて逃げ切りやちゃ

やや混乱気味になっていたカターレはよぉ、選手を次々と交代していくちゃ。

落ち着きをもたらすために、疲れが見えてきていた河井陽介を下げて坪川潤之を起用して、やや縦に急ぎ過ぎていた松岡大智を下げて、ハードワーカーの布施谷翔を起用していくちゃ。これで守備の修正に図っていくがよ。

更には82分には今瀬淳也と椎名伸志を起用していって、完全に守備固めに入るちゃ。相手の果敢なる攻撃を今瀬の高さや落ち着きを取り戻した守備の統率によって失点を防いで、試合はなんとか3-2で乗り切ったじゃ。

総評

YSCCを甘く見られんちゃ

この試合で一つポイントに挙げられることは、やはり末木→碓井の交代ではないかと思うちゃ。

交代の意図としては末木裕也を休ませたかったこととか、最近ゴールから遠ざかっている碓井聖生のゴールを狙ったとか、あとはテスト的な要素が強い采配やったと思うがやけど、結果としては中盤がズルズル下がるようなことになってしまって、相手の反撃をもろに受けることになってしまったのかと考えられるのう。

それも2分間の間で2得点奪われてしまったことで、かなり動揺していたのが見受けられたじゃ。下手したら同点に追いつかれそうな雰囲気もあっただけに、チームは大きな反省をしないといけないと感じるちゃ。YSCCに勇気を与える結果になってしまったじゃ。反省やちゃね。

次はゴーゴーカレースタジアムで北陸ダービーやちゃ。アウェイでも勝利してシーズンダブル達成して、2位今治に迫っていきたいところやちゃね。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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