第9節 ガイナーレ鳥取 – カターレ富山 前編 / 鳥取守備陣の隙を突いていったじゃー

前節はアスルクラロ沼津に3-0で勝利してよぉ、先週は天皇杯1回戦でFC北陸に8-0で大勝して、首位で充実しているカターレ富山はよぉ、アウェーで監督が代わったばかりのガイナーレ鳥取と対戦したじゃ。

今回は語りたいこと多いがで、3部構成やちゃ。

フォーメーション

スタメンやけど、カターレは試合前の練習でよぉ、今瀬が怪我したらしくて、CBには林堂眞が入ったがいちゃね。2トップは高橋駿太と花井聖のコンビでよぉ、シャドーにはヨージと椎名が入ったじゃ。

金鐘成監督がリーグで初采配になる鳥取はよぉ、システムを代えてくると思っとったがやけど、そのまんまにしとるちゃね。ただよぉ、深い位置でゲームを作る役割やった、キャプテンの可児壮隆がシャドーに入っとってよぉ、フィジカルが強い大久保優がCFに入ってきとんがやね。サイドは左に安藤一哉で、右に小牧成亘が起用されとっちゃ。このチームは若い選手が多いちゃね。

コンパクトでバシバシやるちゃ

石﨑監督にしても、金鐘成監督にしてもよぉ、どっちにも共通しとるのちゃ、球際へのこだわりとアグレッシブな姿勢ながやね。

そういうこともあって、立ち上がりからお互いがお互いのスタイルをぶつけ合う感じで、アグレッシブな試合展開になっとったのう。同じシステムでやっとるということもあって、対面にいる選手がガツガツとやり合う見ごたえがある展開になってたじゃ。

両チームとも狙いは結構似ている感じやったがいど、15分過ぎからカターレがチャンスを作り始めたがやね。そのカターレが狙い目としてきとったのちゃ、鳥取の3バックの脇を突っつく展開になっていたのう。基本的に両ウイングバックが両サイドにタッチラインに張っとんがやけど、安藤由翔と音泉が対面のWBを引きつけたらよぉ、すかさずシャドーが頻繁に狙っていく展開になってきたじゃ。

両チームとも似たようなことをやってくるもん同士やったがいど、ゲームがカターレに傾いていったのちゃ、仕込まれたサイド攻撃の練度と、3バックの横を突かれてもよぉ、すぐさまスライドして対応できるカターレと、あっさりクロスを入れさせてしまった鳥取…という感じになってしまったと言えるちゃね。

ヤギヘッドで先制やちゃ

サイドをチクチクと突いていくことによってよぉ、カターレはセットプレーのチャンスを作れるようになってくるがやね。

そしたら、33分にコーナーキックのチャンスながいちゃ。画像でちょっこし解説するちゃね。

等間隔でゾーンで守っている鳥取のディフェンスに対してよぉ、カターレはニアに高橋駿太、中央に花井聖、ファーサイドに林堂眞、戸根一誓、一番奥に柳下大樹がおるちゃね。

コーナーキックながやけど、椎名はニアサイドのペナルティエリア隅にいる姫野宥弥にパスを出してよぉ、ショートコーナーを選んだがやね。そしたら林堂眞と戸根一誓は少し中に入っていく動きをしとんがいちゃ。

そんで姫野宥弥がファーサイドに向かって速いクロスを上げるとよぉ、ファーサイドで一人がら空きで待っていた柳下大樹が頭で押し込んでよぉ、カターレが先制したがいちゃ。

最初からヤギ狙いやったと思うがやけど、上手いことショートコーナーで鳥取守備陣の穴を作ることができたじゃ。ゾーンで守る相手というのちゃ、基本的に「各選手が所定の位置を取り、そこに来たボールを各エリアにいる選手が跳ね返す」というやり方やちゃね。

そのやり方ちゃ、最初からボールの落下地点を確保できたり、マンマークよりは体格差があっても跳ね返しやすいという利点があるがいど、その代わりによぉ、どうしても「ボールウォッチャーになりやすい」という欠点があるがやね。

そういうこともあって、タイミングをずらしたら、相手がずーっとボールを見るような格好になってしまって、誰もヤギのポジションに気づかんかったがやね。

鳥取の守備に関しちゃ、セットプレーに限らず、ボールに対してアグレッシブに守っていこうとする一方で、選手の動きに対して後手に回りやすい傾向があっただけに、そこを上手く突く結果になったじゃ。

こうやって先制点を奪うようになるとよぉ、相手が前に出ていかざるを得なくなるがで、この後は3バックの横のスペースが空きやすくなってきたがいちゃ。ゴールを奪った着後の決定機でも、3バックの横に上手く侵入できたし、2点、3点と狙っていけるいい流れを作ってたじゃ。

前半は1-0で終了やちゃね。後半は次の記事やちゃ。

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