【J2 26/27】第2節 ブラウブリッツ秋田 – カターレ富山[レビュー・後編] / シュート33本で4ゴールはまだ足らんちゃ…

さて後編やちゃ。

目次

カン・ミヌのゴールで追加点

前の記事で「中編へ」と書いたがやけど、だいたい書きたいことは前編で終わったかなーと思うがで、ここからはサラッと書いてしまうちゃ。

まず髙橋馨希のゴールで先制したカターレはよぉ、その流れで攻めていくちゃ。25分にコーナーキックを獲得するがよ。そしたらよぉ、チョン・ウヨンのキックをファーサイドにいたカン・ミヌがヘッドで押し込んでゴールやちゃ。

いやあ、これはエグいちゃねぇ…。ゾーンで守っている秋田のディフェンスの大外からよぉ、かなり強烈なヘッド叩き出しとるからのう。チョン・ウヨンも最初からカン・ミヌ一択で決め打っていたと思うがやけど、カン・ミヌに対して詰めていこうとした秋田のディフェンスを布施谷翔が立ちふさがってて、いい感じにゴール決まっとるちゃ。それにしても、ゴールから少し離れたところだけに、この威力は体幹の凄まじさとか感じさせられるちゃ。

飯泉涼矢が退場

その更に3分後によぉ、試合を決定づける出来事が発生するがよ。

右サイドから秋田が攻めてきたがやけどよぉ、カターレがボールを奪うと髙橋馨希が裏へボールを蹴るがよ。そこで飯泉涼矢が処理しようとしたがやけど、カターレの古川真人が猛ダッシュをしてボールを奪うと、そのまま相手GKとの1対1の局面になろうとしたがよ。そこで入れ替わられた飯泉涼矢がタックルで倒したがよ。決定機阻止によるファールで飯泉は一発退場になったじゃ。

これはカターレにとっては狙い目だったと言えるやろう。相手GK山田元気は、非常に反応がよくてビッグセーバーであることには変わりないがやけど、主にゴールライン上でのポジショニングの良さを武器しているだけに安定感はあるがやけど、逆に前に飛び出すプレーはさほど得意ではないがやね。そこでよぉ、カターレが前半から時々突いていたがやけど、飯泉の対応ミスを突いて、上手くやってのけたじゃ。

これで秋田は10人になったじゃ。飯泉は昨シーズンの秋田ではMVPクラスの活躍をしとる選手だけに、カターレにとっては大きなアドバンテージになったのう。その直後によぉ、FWの梅田魁人を下げて、CBの岡﨑亮平を起用して、秋田は[4-4-1]で戦うことになったじゃ。

前半は2-0で終了ながよ。

秋田のプレスがかからず一方的な展開に

後半になると秋田は2選手交代させて反撃を試みるちゃ。ただ、1人少ない状況やったがで、カターレが有利な試合運びをしていたのう。

この状況からして、試合は優位に運べるところやちゃ。点を取らなければいけない秋田としては、やはり前線からのハイプレスを緩めるわけにはいかんがやけど、いかんせん1トップに入った粟飯原尚平だけがファーストプレスしとるような状況ではなかなか苦しいのう。そこでサイドハーフの選手がプレスに加わっていくけど、そうすると中央を狙ったりして、カターレとしてはやりたい放題の時間になったのう。

そして、55分にはカターレが秋田のカウンター攻撃を阻止して、逆にカウンターを仕掛けて、裏に抜け出したキム・テウォンがループシュートを決めて3点目やちゃ。カウンターを仕掛けようとするチームから、逆にカウンターを返すのはリードしている側としてはセオリーの展開やちゃね。

更に攻撃的に

そしてカターレは51分と59分にメンバーチェンジを行うちゃ。

51分に古川真人を下げて吉平翼、59分に小川慶治朗とカン・ミヌを下げて、溝口駿と國武勇斗を起用するちゃ。

※51分の交代を失念していたがです…。

これは日本デビュー戦になったカン・ミヌを休ませる意図もある交代に思えたところやけど、展開を見ると完全に左サイドを突破口としていたのう。キレのあるドリブルを得意とする溝口駿をサイドに貼らせておいて、DFとMFの間のポジションに國武勇斗が侵入して攻略仕立ててたがよ。こうすることで秋田の右サイドは機能不全に陥っていたじゃ。

更には70分にキム・テウォンと古川真人を下げて、吉平翼と松岡大智を起用したじゃ(※古川真人→吉平翼は51分)。吉平翼がキム・テウォンと代わり1トップで松岡大智が右のシャドーに入るという、ここ近年のカターレではあまり見られなかった形になったのう。

そして、80分には左サイドからのスローインを再び素早いリスタートするがよ。國武勇斗が左サイドを突破してクロスを入れるとよぉ、最後は吉平翼が合わせてゴールやちゃ。吉平翼は2018年に在籍したブラウブリッツ秋田相手に恩返しゴールになったじゃ。

この後も5点目を目指して攻め続けたカターレやったけどよぉ、ゴールならんかったじゃ。試合は4-0で完勝やちゃ。

4点ではまだ足らんちゃ

試合のスタッツはこんな感じやちゃ。

ボールポゼッションは両チームのスタイルから見たら違和感ないちゃ。むしろ30%台ぐらいがブラウブリッツ秋田は勝率高かったりするくらいやし、両チームのスタイルが噛み合っているといえるちゃ。

しかしよぉ、シュート本数が33本もなっとるがやね。かなりバグっている数字と言えるやろう。あと、逆に10人の秋田に11本もシュート打たれているがで、秋田もスコアほど悪いサッカーしていないかなーとオラは思ったかのう。

ただよぉ、プレスは完全に剥がしきっているし、秋田の得意とする密集をスライドさせるサッカーに対しても、完全にピッチを広く使うカターレが戦術面では完勝しているわけやちゃ。こうなってしまえば、確かにシュートは33本も行くものだと言えるやろう。こういうスタッツが出ているということは、カターレにとっては、最もやりやすい相手やと考えられるのう。

しかし、これほど攻略しておいて4点”しか”奪えないのは、深刻に受け止めなければならんやろう。実際に決められる局面はたくさんあってにも関わらず、ツメの甘いシュートを打ってたりするしのう。相手がJ2屈指のシュートストッパーである山田元気であっても、ここで4点で止まってしまうようでは、到底J1昇格と言えるもんやないやろう。

J1昇格を標榜するからには、4-0で勝利しても、こういったところは厳しく指摘し続けるべきやろう。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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