最終節レポートやちゃ。

ちょうど1年前のJ2昇格プレーオフのときは「さぁ戦おう富山人熱くなろう」やったがやけど、今年は「根性」の二文字のみやったじゃ。今年は何が出るのかなーと思っていたがやけど、これまたシンプルやちゃ。
まあ、ここ数試合のカターレを象徴する言葉やとオラは思うちゃ。
この日はゴール裏におったわけやけどよぉ、ちょっこし遅く来ても、去年のPOでもとりあえず場所はあったがで、入れるかなーと思っていたがやけど、コレオをやるというのを事前に出ていたせいかよぉ、ゴール裏はパンパンに詰まってたじゃ。
おお…カターレのゴール裏がこんなにパンパンになっとるとか、本当に感動したもんやちゃ。
ということでよぉ、ゴール裏の端っこからよぉ、写真をバシバシ撮影したじゃ。

いやあ…ゴール裏全部でコレオなんて…本当に熱く込み上げてくるもんがあるちゃ…。これを県総でやれる日が来るだけで、オラちゃ、キックオフ前から身震いしてくるにか…。これは選手は本当に奮い立たせたやろうのう…。
過去にコレオをやったのは数えるくらいしかないカターレやけど、今後もこういう機会が増えてくれるとオラは嬉しいちゃね。
オラ自身が相当緊張しとって、試合中も他会場の状況を読み込むくらいで、あまりXにも投稿もしてなくてよぉ、試合の写真もあまり撮れてなかったがで、今回は観戦記としてはあんましやけど、本当に興奮した試合やったのう。詳細は後日アップするレビューで書くとして、活字でちょこっと振り返ることにするちゃ。
まず、前半からの展開としては、若干カターレが慎重なゲームの入りをしてて、秋田がプレスをかけてきていることもあって、オラとしては「さすがに選手達も緊張しとるやろうなあ…」と思ったもんやちゃ。
そんでも自分達でボールつなぎながら、ボールを前に進めていってよぉ、秋田のゴールへ迫ったじゃ。前半の30分頃の河井陽介のフリーキックがポストを叩いたときは、思わず「Woo!」と唸ったもんやちゃ。緊迫感がすごい試合やちゃね…。
前半はスコアレスで折り返したがやけど、そのことでオラは正直言うと「さすがに3点差は厳しいかなー」と思って、甲府さんが熊本に勝ってくれることを期待したもんやちゃ。
しっかし、後半開始直後に椎名伸志がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得するとよぉ、それを古川真人が気持ちでねじ込んで先制したら、カターレの選手達がすぐにセンターサークルに戻って2点目を狙いにいったじゃ。
55分になったら、小川慶治朗、溝口駿、そしてこの試合が引退試合になる佐々木陽次が下がったがやね。吉平翼、松岡大智が入って、涙を流しながら下がっていく佐々木陽次と交代で亀田歩夢がピッチに入っていったじゃ。
すると60分によぉ、交代で入った松岡大智が右サイドから崩していってクロスをあげるとよぉ、逆サイドへ移った布施谷翔が高い打点のヘッドを決めて、カターレが2点目やちゃ。
その後に秋田が意地を見せるべく、猛反撃を仕掛けてきたのう。強靭なフィジカルとロングボールとプレスを軸に攻め立ててきてよぉ、71分には右サイドのクロスから岡崎亮平が強烈なヘッドを決めて、1点差になってしまったじゃ。これは厳しい展開やちゃね。
この後はカターレが攻めるがやけど、秋田もプライドがあるだけに身体を張って守ってきたじゃ。このあたりの時間帯は非常にジリジリとしたもんがあってよぉ、息が詰まるかの思いをしたもんやちゃ。
しかしよぉ、88分に右サイドの亀田歩夢のクロスを、秋田のGK山田元気が弾いたところ、椎名伸志が左足でボレーシュートを決めて、カターレが再び2点差に広げたじゃ。カターレ11年目の大黒柱である椎名伸志がよぉ、ここぞのところで2年ぶりのゴールを決めるなんて、本当に込み上げるもんがあったのう…。
これぞカターレ富山の「不屈のシンボル」椎名伸志やちゃ!
ここまで来たらイケイケムードになったカターレはよぉ、中盤でボールを奪うと。吉平翼のパスを受けた亀田歩夢がドリブル突破でペナルティエリア内に侵入すると、右足でコースに流し込んでよぉ、ついにカターレが3点差をつけたじゃ。
いやああああ…これは亀田すごい仕事したもんやちゃ…!
高卒ルーキーでカターレに入ってきたがやけど、なかなかベンチに入ることもできずに、試合に出場してもあまり存在感を発揮することができんかったがやけど、終盤戦に入ってきて札幌戦でドリブルからどんどんチャンスを作っていって、随分たくましい選手になってきたと思ったらよぉ、この大一番でJリーグ初ゴールを決めてしまうとは、本当に恐れ入ったじゃ。
あまりにも興奮状態になったがで、オラは柵から飛び越えそうになってしまったじゃ。去年のプレーオフ決勝の碓井聖生のゴールもすごかったがやけど、このゴールでのカターレゴール裏の雰囲気は、今まで無いほどの狂喜乱舞状態やったのう。近くにいたお爺ちゃんも大興奮しとるし、もう形振り構わない感じになっとるのがたまらんちゃ〜
これでカターレは4-1でブラウブリッツ秋田に勝利して、得失点差でロアッソ熊本を上回って残留決定やちゃ。



まさにこれぞ「The Great Escape」やちゃ!
カターレの歴史上では最大の出来事には違いないし、Jリーグの歴史にも残る劇的な残留劇やちゃね…。こういうことは本当に起こって良いものやろうか…と何度も思ったもんやちゃね。明日の朝起きたら「降格でした」とならんまいかと思ったもんやちゃ。本当に夢みたいな出来事やしのう…。
帰りに富山駅近くで祝勝会に参加して、カターレサポみんなと喜び合ったのが本当に幸せやったじゃ。
次は試合を振り返るちゃ。

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