パリ五輪の射撃でよぉ、トルコのユスフ・ディケチ選手が話題になっとるちゃ。
他の選手がよぉ、専用レンズとかアイカバー、耳あてとか、射撃精度を高めるとか、騒音対策をするとかの装備をしとんがやけど、ユスフ・ディケチ選手はほぼ普段着と変わらない状態で出場してよぉ、見事10mエアピストル混合で銀メダルを獲得しとんがいちゃ。射撃競技ではトルコ初の快挙らしいちゃ。
何も装着していないことから、日本では「無課金おじさん」なんて言われとるちゃ。
鋭い眼光でピタッとピストルを止めて、左手はポケットに入れて打つスタイルがなんかかっこいいちゃね。トルコが本物のヒットマンを五輪に送り込んだんやないか…と思うくらいかっこいいちゃ。
あんましにもかっこいいもんやから、ファンアートが続々出てきとるちゃね。
ファンアートがいっぱい出てきとるがやけど、どうやら本国トルコにも伝わっているみたいやちゃ。
どうやらよぉ、退役軍人で今回で5度目の五輪出場ながやと。本来は射撃の装備は標的に集中するために視野を狭めるのが基本とされとるらしいがやけど、この無課金おじさんのやり方は、本職の軍人とかやっとるやり方らしくて、自分が狙われる立場になった場合に対応できるように視野を広く取るために、射撃用のゴーグルなどはしないみたいながよ。
こりゃ本職そのものやちゃね…。
トルコメディアによると、8月2日にすでにトルコへ帰国しとって、取材を受けていたがやね。
何も装備をしないで射撃をしとることについては「見た目は快適そうに見えるけど、落ち着かなくて、心が破裂しそうな気持ちになる。自分の場合は自分の機器を使っているから、(レンズやアイカバー、耳の保護具)好まない」と答えとられたじゃ。
ちなみにポケットに左手を突っ込みながら打つフォームに関しては、あまり意図的にやっとるわけやなくてよぉ、射撃中に体のバランスを取れるのはこのフォームだったみたいやちゃね。その方がピストルを放つ手が安定するとおっしゃっとるがよ。
世界的に注目を浴びることは本人は全く意識してなかったようだし、Instagramのアカウントは持っているがやけど、積極的にSNSも使っとるわけやないみたいやちゃ。ただ、トルコの8500万人の応援があったからこそ、銀メダルが獲得できたと感謝されとるちゃね。
今回で5回目の五輪出場やったがやけど、次のロサンゼルス五輪も出場に意欲を見せているちゃ。ペアを組んだシェヴヴァル・イライダはすでに世界チャンピオンになった実績があるらしいがで、4年後はその上を目指すことになるのう。

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