Vリーグ再編でアクアフェアリーズはどうなるがかのう?

今回はバレーボールについて触れるちゃね。

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入善でV1リーグ観に行ったがいちゃ

去年の年末によぉ、Vチャレンジリーグがオラの地元の入善で開催されたがいちゃ。会場の入善町総合体育館ちゃ、オラの家から○分のところにある近所ながいど、そこでバレーボールが開催されるのは嬉しいちゃね。2日間行われたがいど、2日とも行ったじゃ。

20年以上の前に入善町総合体育館ができたがいど、そのこけら落としちゃ、まさしくバレーボールやったがいちゃ。当時は東洋紡オーキスが活動しとって、紡績工場がある入善で開催されて、同じく入善に工場があるNECの企業チーム、NECレッドロケッツと対戦したがいちゃね。3000人くらい集めとったがやと。

高校総体とか富山国体とかでも、黒部や入善ちゃ、試合会場やったがで、その関係から隣の黒部市に「KUROBEアクアフェアリーズ」が結成されとんがよ。バレーボールは他の地域よりも割と親しまれとる方やと思うがいど、7割以上の客入りで盛り上がってたじゃ。これが今や富山のプロスポーツナンバーワンの人気を誇る、バスケットボールの富山グラウジーズやとガラガラやったと思うと、土地ごとのそれぞれのスポーツに対するテンションも異なってくるかと感じられたのう。

試合は2日ともKUROBEアクアフェアリーズが、トヨタ自動車ヴァルキューレ、JAぎふリオレーナにフルセットで勝利したがいちゃ。接戦やっただけにかなり盛り上がっとったのう。

Vリーグが構造改革するちゃ

Vの構造改革|バレーボール Vリーグ オフィシャルサイト
http://corp.vleague.or.jp/special/

そんなバレーボールやけど、来年は構造改革するがいちゃ。

・「スポーツで稼ぎ、その収益をスポーツに還元する」
・負担(コストセンター)から収益(プロフィットセンター)へ
・人々のニーズに応える付加価値のあるサービスを提供する
・スポーツ産業の潜在的成長力を顕在化していく

要は実業団の部活動に過ぎなかったバレーボールをよぉ、地域スポーツとして収益を出していく流れにするがいちゃね。日本のバレーボールちゃ、長いこと大企業の部活スポーツとして成立しとったがいど、バブル崩壊の90年代前後から廃部するとこが多くなっていたがいちゃね。

今の「Vリーグ」ちゃ、Jリーグの誕生のタイミングでよぉ、バレーボールもプロ化していく視野でやっとって、当時の東洋紡オーキスとか、大林素子、吉原知子、ロシア代表のアルタモノワ、モロゾワなどそうやし、ダイエーオレンジアタッカーズには山内美加などプロ契約しとって、実際にそういう流れを作ろうとしとったがいど、その両チームとも廃部になった、既存の企業チームの反対もあって、なかなか上手くいかんかったがやね。書こうと思うと長くなるがいど。

そういった危機感ちゃ、バレーボールはかなり前から持っとっても、なかなか上手くいかん状況やったがいど、スポーツ産業に力を入れていく政府の方針を機会に、構造改革していくことになったがやね。

男子10チーム、女子12チーム、ホーム・アンド・アウェー採用

新リーグはよぉ、男子10チーム、女子12チーム(東6チーム、西6チーム)になって、ホーム・アンド・アウェー戦を導入するがいと。

これによって思ったことはよぉ、新リーグ1年目には、KUROBEアクアフェアリーズがトップリーグでプレーすることになりそうながやね。ホーム・アンド・アウェーに関しちゃ、段階的にしていくみたいやけど、一定試合は義務化されるだけによぉ、今までは年間2,3週くらいやった地元での開催も、恒常的に開催されるようになっていくがやね。

こうなっていくとアクアフェアリーズも、どういう感じに活動していくのか、根本的なところから決めなおさんなんかもしれんちゃね。

現在、アクアフェアリーズの選手たちちゃ、チームを支えるスポンサー企業で仕事しながらバレーボールされとんがいちゃ。その企業ちゃ、YKK、中西電気、北星ゴム、銀盤といった黒部市近辺の企業ながいちゃ。

そういった選手達のことを考えたらよぉ、やっぱし黒部での活動になっていくもんかと思うがいど、Vリーグの改革によってよぉ、他の富山県のスポーツと同様に、人口が多い富山市の方へ行ってしまうのかどうかも気になってくると思うちゃ。ホーム・アンド・アウェーを採用する以上は、お客さんを集めていかんなんがやし、そのために人口の多くて、会場が大きいとこを使おうとするのは、自然の流れやからのう。

オラは黒部中心で継続して欲しいちゃね

ホームからしてどーすらーかという話になるかもしれんねど、オラはやっぱし黒部で続けてほしいとは思うちゃね。長い間、Vリーグの開催をしてきたのちゃ、黒部市を中心とした県東部ながやし、富山国体のために作ったシーガルズ(現岡山シーガルズ)ちゃ、黒部を中心に活動してきとって、そのことからKUROBEアクアフェアリーズに繋がっていく歴史があるからのう。

構造改革していったって、選手達を支えてきとった企業さんや同僚さん達の繋がりは大切にしていって欲しいのもあるし、今の黒部や入善での開催ちゃ、「一緒に働いとる」がで観戦に訪れとる方が多いがで、それが片道1時間弱の富山になっていくと、その方々がバレーボールから離れてしまうがやないかと危惧する面はあるちゃね。積み重ねてきたものは大切にしてほしいと思うしのう。

それにカターレにしても、グラウジーズにしても、富山市に集中するがいど、その富山市の人口から比較しても、両チームとも観客数は決して多いとは言えないのが現状やと思うちゃね。富山においてのプロスポーツちゃ、21世紀入ってからやからか、スポーツ観戦する文化がまだまだ育ってきとらんがいちゃ。

黒部で開催していくための課題は多いちゃね

ほんじゃけど、黒部で固定してやっていくためには、課題が本当に多いちゃね。

実際に黒部を中心にやってこうとしたらよぉ、各自治体のバレーボール協会が運営をしとるような体制から、アクアフェアリーズ側に運営が変わっていくがいど、年にたった1週のバレーボール開催であってもよぉ、運営の方々がチケットを売りに営業に出てたり、企業さんへの挨拶回りとか、設営準備とかえらい忙しくなっていくがやし、実際小規模の都市でも開催できらーかとか、課題は多いちゃね。

それに年に2,3週くらいのバレーボールが開催されるようになっても、週末をバレーボール観戦にしてくれるリピーターがどれだけおるのかも気になるとこやちゃね。そのためにはアリーナは固定化していかんならんがいど、黒部近郊の新川地区の総人口ちゃ、15万くらいやと考えると、そこから平均2000~3000人集めるのちゃ、なかなか大変なことには違いないちゃね。

スポーツ産業で県東部を活性化させんなんまい


ただ、スポーツ産業で地域を活性化していくと考えるがなら、人口が多いとこに移転するよりちゃ、やっぱし活動しとるとこに、試合のたびに足を運んでもらうことを中心に考えていかんならんかと感じるちゃね。

「バレーなら黒部で」みたいな感じやったら、県のバレーボールが好きなもんちゃ、それだけでも集まってくると思うちゃ。そこでお金を落としていってもらりゃ、黒部市の経済もちょっとは足しになるやろうしのう。全国リーグで戦うということになりゃ、あらゆるメディアで試合が放送されりゃ、黒部市の名前ももっと売れるがやし、安易に「富山の~」にはなってほしくはないと思うがいちゃ。

富山県内にある娯楽ちゃ、どうしても富山市に集まりやすくてよぉ、スポーツやライブや映画を観に行くにしても、ほとんどが富山市に行く流れになってしまうのが現状ないちゃね。逆に富山市の人が、新川地区やったり、呉西の砺波や南砺に足を運ぶ機会ちゃ、そんなに多くはなかったりするがいちゃ。そういう流れを作っていくには、アクアフェアリーズによる、バレーボールの産業化で黒部近郊をもっと盛り上げられたら…と思うちゃね。

 

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