全日本男子バレーが五輪出られんかったじゃ

バレーボールについて、ちょっこし思ったこと書くちゃね。

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五輪出場逃したじゃ

2日に行われたオーストラリア戦でよぉ、セットポイント0-3のストレートで、日本は負けてよぉ、五輪出場の道が絶たれてしまったがいちゃ。オラの親ちゃ、地元のバレーボールの関係者なもんやから、男女問わず、毎日のようにバレーボールを見とったわけやけど、まぁどの試合を見とっても、本当に大変な試合やと感じたじゃ。

ブロックの上からスパイク撃ってくるにか

日本の男子のバレーを見とって、いつも思うことちゃ、相手は日本のブロックの上からスパイクを撃ってくるがで、これどうやって止めりゃいいがんよ!…と思うことやちゃね。これについての対策法とか、バレーボールやってきとったお父ちゃんに聞いてみたら、きっぱりと「無理」と言われてしまったからのう。無理というのはともかくとしてよぉ、そういう局面に持っていかせんように、サーブをきっちり打っていかんなんわけやけど、ラインギリギリを超高速なジャンピングサーブを狙っていくのが理想なわけやけど、ネットに触れないギリギリは狙っていかんならんし、実際に歴戦の猛者ですらよぉ、1試合に1,2回はミスするもんやと感じるし、それがましてや日本やと…と思ったら、身長が低い分、尚更厳しいコースを打たんなんらんし、大変なわけやちゃ。

世界に対抗するためにバレーを発展させていったがいちゃ

そんでもよぉ、かつての全日本ちゃ、五輪でメダルを何度も獲得しとるようによぉ、実績がある国には変わりないちゃね。「日ソ時代」とか言われとった時代もあったくらいやし、70年代の松平康隆さんが監督やっとった時なんかちゃ、「速攻・時間差・移動」のコンビネーションバレーを確立していって、72年のミュンヘン五輪で金メダルを獲得しとんがやね。当時のこととか、オラはこの世に生まれてきてもない時代なもんやから、詳しい話とか分からんねど、昔のバレーボールちゃ、Youtubeとかで動画見たらよぉ、えらい単調な試合しとるだけに、コンビネーションバレーの登場ちゃ、衝撃的やったに違いないちゃね。

サッカーでゆったら、リヌス・ミケルス率いるアヤックスとか、オランダ代表とかがよぉ、トータルフットボールをやって、世界に衝撃を与えたようなことを、日本のバレーボール界ちゃ、やってきとったりするわけやちゃね。

当然のように世界に普及したらよぉ…

そんな全日本が世界に見せてきた革命的なバレーボールちゃ、さすがに世界も見逃すわけなくてよぉ、こぞって日本の真似をするようになっていくがいちゃね。それもよぉ、全日本の監督を退任した松平康隆さんご本人が南米諸国で指導したこともあってよぉ、体格や瞬発力で劣る全日本が国際大会で勝てんがになっていくがいちゃね…。

日本がやってきたことを世界がやってくる状況になったらよぉ、更に日本は新たな技術を編み出したりとしていくがやけど、そこは世界レベルの体格とか瞬発力とか、身体能力や運動能力に対抗するまでのものになっていかんがいちゃね。

日本のオポジットのスパイクは世界の標準

日本の得点源の清水選手はえらい頑張られとるし、すごく申し訳ない気分ながやけど、うちの父ちゃんが言うところでは、日本人のオポジット(※)ちゃ、世界のレベルから見たら、そこまでの爆発力はなくてよぉ、代表チームのレギュラーになれるかどうか…といったところらしいちゃね。オラも実際にVリーグに何度か試合を観に行ったことあるもんやから分かるがやけど、外国人選手が放つスパイクというのちゃ、音から見た目から衝撃からいろいろ違ってよぉ、TVで見とるよりも明らかに違うもんがあるちゃね。

センターの選手がクイックで鋭角なスパイクを放った時によぉ、すさまじい衝撃で、場内の雰囲気が凍りつくような感じが、全日本の試合でも感じられるがやけど、おそらく現地で見てられるお客さんからしちゃ、ショッキングな出来事かもしれんちゃね。

女子のバレーボールやと、外国人のスパイクも日本の守備力がまだ対応できるがで、国際大会でも存在感を発揮することはできるとこやけど、男子バレーやと、レシーブやらブロックやらを破壊するまでのパワーで相手が撃ってくるもんやから、男女でまるでスポーツが違ってくるように見えてくるちゃね。

※攻撃専門のアタッカー。守備に参加せず、攻撃に専念する選手で、チームで一番のアタッカーが担当するちゃ

立ちはだかる壁は分厚くて、批判する気にもなれんちゃ

全日本男子バレーがよぉ、五輪出場を逃したことでよぉ、いろんな批判が飛び交ったりしてよぉ、それこそ「日本でいつも開催しとるから、逆境に耐える力が無い」とか、「ジャニーズ使って、エンターテイメント全開のプロモーションがダメ」とか、いろんな意見があるわけで、オラも言われていることは分からんでもないちゃ。

そのことに関しちゃ、国際バレーボール連盟の台所事情やったり、放映権料のお話やったり、バレーボール人口を増やすためのプロモーションやったり、実は諸々の事情があったりするちゃ。それこそ、ここにも松平康隆さんが重要人物として絡んどるわけながで、いろんなことがリンクしとるがで、単純にそれが原因と言ってしまうのちゃ、オラにとっちゃ、酷なことかなーと思うがで、今回の五輪出場を逃した件についてちゃ、オラはそこだと思ってはおらんがいちゃ。

限られた中で過酷なミッションを戦っとるがで、報われて欲しいちゃね

そんなことよりもよぉ、ブロックの上からスパイクを打たれるように、国際水準からしちゃ、どうしても劣っている部分をよぉ、何とか間に合わせるくらいの人材育成とか、選手選考とかしていかんなん話で、そういう方が論理的ではあるちゃね。

しかし、それが不可能な状況やと、今できることで全てを振り絞ることしか対抗策はないちゃね。本当に厳しすぎる戦いに挑んどるし、何度でも残酷な結果になったとしても、立ち向かうしかないがいちゃ。選手達は絶対そのことを言い訳にせんから、素直に凄いと思うがいちゃ。

五輪出場はならんかったがやけど、厳しい世界と立ち向かい、日々努力を続ける選手達が報われる結果になってほしいと願うちゃ。

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