とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

目玉選手を獲得できんにゃ、今あるもの出せばいいにか

DAZNマネーが入ったがに、Jリーグには目玉補強がないと言われるがで、ちょっこし考察してみたじゃ。

どのような選手が話題を作れるがけ?

まずはこれやちゃ。ポドルスキーにしても、ジョーにしてもそうやけど、彼等がJリーグに来ることによってよぉ、どんだけの人が興味を持ってくれるとこにあるやろうのう。2人共、実績は素晴らしい選手やし、サッカーファンにとっちゃ、日本に来てくれるのちゃ、本当にありがたいとこながやけど、果たしてサッカーファンを巻き込むまでかといったら、ちょっこし疑問ではあるちゃね。

「話題になる」というとこに焦点を置いたらよぉ、それこそ引退したばかりのロナウジーニョやったり、はたまたメキシコでプレーしとる本田圭佑がJリーグに復帰するとか、はたまた陸上を引退して、南アフリカのクラブと契約を結んだウサイン・ボルトくらいやないと、あらゆる人を巻き込んでいくのちゃ、大変ながかもしれんのう。

98年のフランスW杯で準優勝になったブラジルのセンターハーフのコンビちゃ、当時はジュビロ磐田にいたドゥンガと、横浜フリューゲルスのサンパイオのコンビやったがやね。

今はブラジル代表といったら、どんなポジションでも、ほとんどが欧州のビッグクラブでプレーしとる選手ばっかしやけど、この当時ちゃ、ブラジル代表でも結構Jリーグでプレーするもんがおったがやね。

競合する相手が強大すぎんがか?

日本にもよぉ、話題になるような選手が来りゃ、それはそれでいいことやけど、そこで考えんなんことちゃ、やっぱし「競合相手」ということになるちゃね。

そこで出て来るのちゃ、やっぱし日本のすぐ近くのリーグである、中国スーパーリーグの存在やちゃね。4年前ぐらいまでやったら、広州恒大と上海申花くらいしかでかい補強しとらんかったがに、今では北京国安、江蘇蘇寧、天津権健など、どこのチームもビッグネームを連れてくるようになったがやね。最近ならアトレティコ・マドリードから大連一方に移籍した、ニコラス・ガイタン、フェレイラ・カラスコとかは、一人あたり40億円ほど出しとるくらいながで、ここまで来たら、欧州のビッグクラブですら躊躇うレベルながで、本当に中国の凄まじさを感じざるを得ないちゃね。

そんでJリーグのクラブへ移籍した、ルーカス・ポドルスキ、ジョーなどちゃ、これは親会社の資金力があってのことであって、DAZNマネーレベルでどうにかなる問題とは言えんやろうのう。そこに張り合って、神戸や名古屋みたいなバックに大企業がおるとこ以外が、目玉補強獲得を目指そうとしたらよぉ、財政難どころか、肝心のスター選手を受け入れるクラブが消滅しかねないからのう。


しっかし、中国とかおっかないお金の使い方しとるちゃねえ。ベルギーのスタンダール・リエージュにおった、ポルトガル人のオルランド・サという選手ちゃ、4大リーグではあんまりプレーしとらんがで、ポーランドとかベルギーとかで結果を残している選手やちゃね。今が旬やからか、800万ユーロ(約10.4億円)出したみたいやけど、29歳のアタッカーにこんだけ出してくれるのちゃ、欧州にとっちゃ、美味しい存在には違いないやろうのう。

もし同額でオルランド・サがJリーグのクラブが獲得したらよぉ、仮に彼が素晴らしい実力者であっても、「何あんた、そんな誰も知らん選手にどんだけカネかけとらーよ!?」という話になることは容易に予想できるやろう。

目玉補強する前に「そこにあるもの」を何でも出してみんまいけ

3つ目は、外部からの目玉補強に頼らんなんほど、Jリーグちゃ、本当に魅力が欠いとらーか…ということやちゃね。

目玉補強を求めてしまうとこちゃ、メディアにとっちゃ都合の良いことかもしれんねど、それちゃ、果たして普段からJリーグを楽しんでいるもんにとっちゃ、必ずしもそれがいいことながかと疑問に思ってしまうちゃね。



過疎化が進む田舎町「間野山」の地域振興をテーマにしたアニメの「サクラクエスト」の12~13話でよぉ、街の大きなイベントのチュパカブラ王国建国祭をやるがに、TV局が人気ミュージシャンを呼んで、人を集めようとしたがよ。そこに間野山に来た観光客によぉ、クーポン渡して、間野山の飲食店や商店街などに寄ってもらって、リピーターになってもらおう…という話があったがいど、それが大半の客がライブだけ見ていって、大量に渡したクーポンは捨てていかれてしまった…という話があったがいちゃ。

結局は観光客ちゃ、人気ミュージシャンに興味があって、開催された間野山には興味がなかったことやちゃね。結局は建国祭やった前と後では変わらんかったわけやちゃ。

盛り上がったのはイベントが行われたその時だけであって、持続性が無い…まるで4年に1度しか盛り上がっとらん五輪みたいなもんに近くて、Jリーグにしてもビッグネームを連れてきた瞬間はいかれと、いなくなったら元通り…みたいにのう。フォルランを獲得した当時に、フォルラン見に来たファンはその時にしか見てない人が多いやろうしのう。

その失敗からよぉ、今度は50年前に途絶えた地元の祭りを復活させていこうというとこにつながっていくがやけど、他所から連れてくるがやなくて、元々地域に存在した伝統を掘り起こす作業に向かっていくことになるがいちゃ。

その過程で「間野山チャンネル」という地元のインターネットチャンネルを開始していくがいど、それは限界集落に住んでいる老人たちがよぉ、タブレット端末を使って、インターネットテレビを始めていくがいぜ。「おれは引退したがいど、まだ手入れして大工仕事できるがよ」とか「蕎麦打ちできる」とか「ジャズは詳しい」とかアピールしていくがやけど、地元の人が地元で何か発信していったら、いろいろ充実してとるのが気付かされたりしたがやね。


これは、オラもJリーグを見てて気付かされるとこがあってよぉ、メディアが殆ど取り上げてくれんJ3とか、実際結構面白いリーグやったりするがやね。

これはいつも開幕前からずーっと思っとることやけど、J3ちゃ、選手の移籍に関しちゃ、どうしても上から降りてきた選手の方が注目されるがいど、JFLなど下のカテゴリーから来る選手ちゃ、あんまし注目されにくい傾向はあるちゃね。

ほんじゃけど、実際はよぉ、どっちが活躍するといったら、断然J3やJFLで活躍しとった無名の選手の方が活躍するがいちゃね。それが最も顕著やったのちゃ、J3でパカスカとゴールを決めとったレノファ山口やけど、そのときには当時の選手は殆ど注目されんかったがに、今になったら、右SBの小池龍太は柏レイソルのレギュラーやし、MF福満隆貴、FW島屋八徳、MF庄司悦大、GK一森など、みんな高く評価されとったりするがいちゃ。

その当時にJ3見ていた人にとっちゃ、もちろん能力は分かっていたやろうけど、それに比べたら既存のメディアちゃ、名の知れない実力者みたいのちゃ、取り上げるのがファン目線から見たら、半年~1年以上は遅い傾向にあるとオラは感じるとこやちゃね。

去年優勝したブラウブリッツ秋田についてもよぉ、話題になることちゃ、いつもスタジアムについてやけど、サッカーそのものに触れていくメディアちゃ、ほとんど見ない気がするがよ。彼等のサッカーの特徴としちゃ、5バックにもなるし、5トップにもなっていく、コンテのチェルシーのJ3版みたいなとこがあるがいど、そういうのは無いがで、「前山恭平はFKが上手い」とか「田中智大はポストが上手い」とか、選手情報すら無くて、メディア通じてやと、J3の魅力自体が伝わってこんもんがやないかと思うがよ。

ほんじゃから、「目玉補強が無い」というのちゃ、逆に「Jリーグには目玉がない」と言っとるようにも感じられるがいちゃ。せっかく獲得した外部から目玉選手が入ったことで、一時的な注目や集客は見込めても、抜けられたら元通りで、成長も無かった…と思われる懸念は考慮しとかんならんもんかと感じられるちゃね。

結局のところ、どこぞの人気ミュージシャンのライブみたいがに、一時的に盛り上がるんやなくて、何度でも通い続けられるようなもんにせんならんがよ。それなら、でかいカネ出して、外から頼っていくんやなくて、今もっているものを、どんどん見せていく方向にしてよぉ、「Jリーグもやるじゃん」とか「Jリーグも捨てたもんやない」と思わさせられるようにせんならんかと思うちゃ。

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