E-1が終わってよぉ、TLが騒がしくなっとるちゃね。
井手口が予選中に代表入りできただけに、その予選中すら呼ばれん選手ちゃ、元々評価が高くないがやし、使えそうなのが出てくりゃラッキー…というくらいにしか思ってないかもしれんのう
— とれぱん先生 (@torepan_sensei) 2017年12月16日
実際のとこ、あんまし真面目に見てなかったがいど…
とりあえずは3試合は見ていたがよ。とはゆっても、あんまし真面目に見ているわけやなくて、ながら見みたいな感じかのう。どうしてもテスト要素が強い大会やと、ちょっこしおもしいのがおればいいかなーという感覚ながやね。
そういうこともあって、今回ちゃ、オラが応援しとる川崎フロンターレの選手がどんなプレーをするもんかと思っとるくらいで、あとはこれといった注目点もないのがオラの思うとこやけど、さほど良かったとかも悪かったとかも、あんまし感じるとこがなかったのが正直なとこかもしれんちゃね。そんだけの興味で見ていたと思ってくれればいいちゃ。
感想を言っちゃあ、ほとんどが代表でのプレー経験が少ないもんやから、簡単にはいかんもんやと感じるちゃね。例えば小林悠とか、試合での関与は少なめでスペースに入ってフィニッシュワークに集中するタイプやけど、足元に入ることが多かったりしたがで思うようにできん感じやったのう。逆に北朝鮮戦に出てきとった高萩洋次郎は、繋ぐ意識が強すぎて消極的になっとったがやけど、自分のプレーをやりたがるような人もおった感じではあるちゃねえ。
普段プレーしとるとこでさえも、主力の誰かが抜けたら、全体のパフォーマンスが落ちることもあるがで、いくら優勝した川崎のもんが5人呼ぼうとも、中村憲剛、家長昭博、ネットらが関与する部分も多くて、簡単にはいかんもんやと感じるちゃね。オラは阿部浩之はもうちょっと見たかったかなと思うがいど。逆にそこでも自力は出しとった、GK中村航輔、MF伊東純也、MF今野泰幸らは、現代表でも通用するようなとこを見せてたと思うちゃね。
テーマはあくまでも「人材発掘」やちゃ
今回のE-1ちゃ、韓国戦で惨敗したこともあってか、いろんな反応があるちゃね。
よくあるのは「ハリルの使い方が間違っている」とか「ちゃんとチームを作れば勝てる」とか、逆に「海外組に比べたら国内の選手は使えない」とか「ハリルが求めるレベルに到達しとらん」とか、そんな感じながやね。
オラが感じたのちゃ、まずは「E-1のテーマ」から、しっかり定義化していかんなんかと思ったのう。
目先の勝利が目的ながか、はたまた来年行われるW杯のために徹底的に試していかーかとか、いいパフォーマンスを今出すのかとか、それともW杯まで取っておくのかとか、いろんな考え方ができるちゃね。
【バル・フットボリスタ #4】ハリル日本のグダグダ感は情報戦? メディアもファンも試されているhttps://t.co/ARzj9DysBt
――本番まで半年あるので手の内を見せ過ぎるのは危険だなあと今回あらためて思いました。戦術が丸わかりだったザックのチームは情報戦の時点で負けていたんだろうな、と #daihyo— footballista (@footballista_jp) December 18, 2017
フットボリスタの記事によぉ、「プロの分析担当はかなりの精度で丸裸にできる」みたいなこと書いてあったがいど、そういうの思ってたらよぉ、もう半年後に迫ってきとるW杯前によぉ、あんましやろうとしとることを曝け出さんのが賢明なとこながいちゃ。東アジア選手権、欧州遠征で良かったがに、W杯は惨敗やったザックジャパンを見てたら、いろいろ見せすぎた感は否めんがやね。逆に2010年の岡田ジャパンは、直前で戦術変更したもんやから、対戦国は完全に裏をかかれた感じになっとったがで、情報戦の重要さは過去2大会で痛感するもんやったじゃ。「目先のライバル対決」と「大きな目標のW杯」とどっちを優先して考えるかによっちゃ、E-1でのテーマそのものちゃ、やっぱし変わってくるものながやね。
そう思ってきたらよぉ、「ハリルの使い方は間違えている」というツッコミちゃ、どうも合わんがやね。なんでかといったらよぉ、貴重な23人の枠で選手を決めていかんなん中でよぉ、限られた局面でしか使えない選手を選ぶのちゃ、普通はえらんでいかれんもんやろうしのう。
そのためには、招集される選手ちゃ、海外で活躍しとる主力選手がよぉ、代表では求められるものが違ってくるのと同様によぉ、クラブでやっとるようなプレーとは、やっぱし別のものを求められて当然ということになるちゃね。月に何試合もやれるわけもない貴重な代表戦において、海外でプレーしとる主力選手との整合性とか無視してよぉ、クラブでやっとるようなことと同じようなことをやって、その場だけで素晴らしいパフォーマンスやったり、結果を出せて、何が良いことがあるがやろうか…という話にならーよ。
基本は日本だけでやっとるような選手と、日本よりもフィジカル的に厳しいとこでやっとる選手やと、評価していく基準も変わっていくのは当然やちゃね。良いところだけを見せていけばそれでいいというわけやなくて、その選手が持ち味を出せない時に何ができるのかも見られているんやないかと思うがいちゃ。
そうやって考えていったらよぉ、契約満了選手をJリーグのトップレベルの選手に置き換えたトライアウトとオラは捉えるがいちゃ。
代表を支えるつもりながなら、雰囲気も試合のテーマに合わせんなんちゃね
しっかしよぉ、E-1という隣国同士の対戦やったか、TV局やスポーツマスコミの大会の捉え方が、あんまりにもハイテンション過ぎた感じがして、様々なところで温度差が感じられたのがオラの思うとこやちゃ。放映権を持ったフジテレビとしちゃ、視聴率を稼ぎたいもんやから、大会前からよぉ「最大のライバル韓国」みたいに煽ってたりするがいど、そもそもW杯予選でもなけりゃ、アジアカップでもないがで、過去に何度も激闘を繰り返してきた隣国であってもよぉ、「所詮はE-1」やから、テンション自体は上がるようなもんやないはずながいちゃ。そう思ったらよぉ、韓国戦の惨敗後やと、結構なヒステリックな反応があったがいど、これはメディアの責任でもあるように思えるちゃね。
Jリーグの選手をよぉ、彼等の良さを活かして、E-1を制覇したところでよぉ、それが日本代表チームのために、どんだけ役に立てるかといったら、ほとんど無いかもしれんちゃね。そこに海外組が加わっていくことで、どういうチームに完成していくことを考慮に入れたらよぉ、Jリーグの選手に合わせたところで、ほとんど無駄になってしまうがいちゃ。何のために試合をやっとるのかということになるしのう。これは普段から応援しとる選手達がよぉ、日本代表の晴れ舞台で立派に活躍してもらいたいと思うのちゃ、Jリーグのサポーターとしたら当然のとこやけど、必ずしもそれと日本代表の強化が繋がるとも言い難いのは、頭の片隅に入れておかんなんかと思うがよ。
そう思ったらよぉ、「グダグダな試合がむしろ正解」なのかもしれんちゃね。
そんなんやったら、内容なんて期待できんがやけど…みたいな煽りでプロモーションしてきゃー、日本代表の方針と噛み合ってくるがやし、応援しとるサッカーファンだってよぉ、テンションのズレがでなくて、まだ落ち着いてサッカーを見られるんやないかと感じるがいちゃ。
代表がやろうとしとることと違うことを宣伝しても、あんまし良いとは言えんと思うがいど、それやと視聴率を稼げんからといって、「絶対に負けられない」みたいな煽りをしとるようやと、メディアが代表を動かすような感じで、プロへのリスペクトが見えない感じがするがやね。
マスコミは論理破綻でも繰り返していくことで正当化させようとするちゃね
元々賛否両論があってよぉ、度々解任論も飛び交うヴァイッド・ハリルホジッチ監督やけど、今回のE-1でも相変わらずやちゃね。何があったがかとか、どうしてそこまで嫌いながか分からんがやけど、最近の代表を取り巻く環境に関しちゃ、試合を開催する前から、監督の解任論が飛び交うような感じで、オラは異常やと感じたじゃ。まだ試合が終わってから飛び交うがなら分かるがいど、大会が開催される前から展開されるのちゃ、監督を評価するというよりちゃ、「ネガティブなイメージを浸透させることが目的」になっとるように感じられるちゃね。
そのたくさんある批判記事やったり、解説陣の監督批判に対してよぉ、サッカーファンは「代わりはどうするの?」みたいな疑問は湧いてくるのは当然やと思うちゃ。ほんじゃけど、そういったファンの疑問に対しちゃ、今のスポーツマスコミちゃ、耳を傾けるようなことはせんと、同じような批判をステレオタイプに繰り返すだけながやね。
まー今時ちゃ、Jリーグだけやなくて、DAZN一つでいろんな国のサッカーを見れるようになっとるがやし、日本はまだまだやけど、外国語でも読めるようになりゃ、戦術的なコラムとか動画とかいろいろ転がっとるわけやちゃ。そういった資料を見ながら、サッカーライターの記事とか読んだり、解説とか聴いてたりしとったらよぉ、「あんた何ゆっとら?さっきから精神論しか言ってないにか。勉強しとらんの見え見えやにか」とか感じてしまうことはあるかと思うがいちゃ。
そんでも多々あるツッコミに対してよぉ、反論するがやなくて、徹底的に無視するようになっとるがやね。そりゃ、そうやないとマスコミのもんにとっちゃ、プライドは保てんがかもしれんちゃ。それにぶら下がっとるような解説者とかも、サッカーには特に興味は無いがやけど、自分の食い扶持を守るがに、都合の悪いものは相手にしないのかもしれんのう。
努力する解説者に直接還元できるようなシステムを構築せんなんちゃ
その通りで、戸田さんは自身が解説担当ではない時でも自腹を切って自主的に甲府のトレーニングを観に行き、吉田監督に話しを聞いているそうです。逆にホームゲームの甲府戦解説の方はシーズンを通してどの程度トレーニング取材に行かれているのか知りたいところです。 https://t.co/Yx7Pj321Sc
— 小澤一郎(Ichiro Ozawa) (@ichiroozawa) November 10, 2017
中継を聞けば「解説者がどんな準備をして、日々どう過ごしているのか」はすぐにわかりますよね。例えば、戸田さんは先月TBSで親善試合のハイチ戦の解説をされましたが、きちんとW杯中南米カリブ海予選数試合をフルでチェックし相手のチーム、選手の特徴を完璧に把握した上で仕事に臨んでいます。 https://t.co/ensJS6heTR
— 小澤一郎(Ichiro Ozawa) (@ichiroozawa) November 10, 2017
ほんじゃけど、戸田和幸さんのように、常にサッカーに対して真摯でよぉ、自分が担当しないとこでも自腹を切って観に行くほどの情熱があるもんやと、リスペクトされるもんやと感じるがやね。
このことを長いことバレーボールやっとった、うちのかーちゃんに言ってみたところ、「え?サッカーちゃ、相手チームのことも調べんと解説とかしとら?それが普通やないがけ?カネもらって解説やっとるもんが予習とかせんとかプロやないにか」と言ってたがいど、まあそれが普通の感覚ではあるちゃね。
サッカー選手や指導者ちゃ、基本的に結果残すかどうかで、ファンやスポンサーが対価を払うことで、競争原理が働いて、それが競技自体のレベルアップに繋がるもんやちゃ。ほんじゃけど、サッカーの解説業ちゃ、我々ファンが対価を払う手段がないがで、競争原理が働かんし、ダメな人は守られるがいちゃ
— とれぱん先生 (@torepan_sensei) November 10, 2017
ただよぉ、戸田さんがサッカーファンや多くの視聴者から評価される一方でよぉ、ラモスさんみたいがに精神論に終始してしまって、前へプレスへ行けないことを説明もできんような人が解説に居座ったりするがやね。脳梗塞を患った方やから、いろいろ気を遣ってしまうがやけど、独特な喋りで視聴者を引きつけようとか、そんな魂胆が見えて、なんか嫌やと感じたりはしたのう。
そんでも視聴者ちゃ、やっぱし好きなものを快適に見たいと思うのちゃ、誰だって共通して言えることやちゃね。それに視聴者は訴えていく権利はもちろんあるちゃ。ほんじゃけど、それを決めるのは、結局はマスコミの人達の一存になってしまうがやし、過去もちゃんとチェックした上で解説の場におる人と、全く予習もしとらんような人の報酬が全く変わらないように見えてしまうがいちゃ。
イタリアは協会が直々にマッチアナリスト養成やり始めたのか…また日本の論評とのクオリティの差が開いていく(‘A`)
— 羊 (@GP_02A) December 21, 2017
日本のサッカーちゃ、良かれ悪かれレベルアップしとるがいど、スポーツメディアの成長が見られないというのちゃ、結構前から言われ続けとることやちゃね。ほんじゃけど、その原因ちゃ、やっぱし努力するだけの見返りがあるシステムが構築されていないからやないかと感じるがよ。それをどうやって構築するのか、今後の課題やないかと感じるがよ。
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?
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