とれぱんふっとぼーる

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J3第30節 カターレ富山-ブラウブリッツ秋田 / 守備ができるとことできんとこの決定的な差があるちゃ②

2017/11/16

後半やちゃ。

リトリート時は空いたスペースで溜めを作ってカウンターへ

ブラウブリッツ秋田のサッカーについて触れておきたいがよ。昨シーズンに続いて、J3トップ争いしとって、現在のカターレにとっちゃ、まさに天敵のこのチームについてやけど、カターレよりも随分進んだサッカーしとるちゃね。

徹底しとるのちゃ、相手にプレスがかからんときには、チーム全体でリトリートを選択しとることやちゃね。それも「5-4-1」の形を作って、両サイドの大外は空けといてまでも、中央のバイタルエリアは徹底して塞ぎに行くがよ。これで相手の攻撃をブロックし続けたらどうなるかとゆったら…

サイドを攻略しようと人数かけてくるがで、両サイドがガラリと空いてくるがやね。そのスペースにフィジカルが強い田中智大、スピードがある久富賢が狙っていくがいちゃ。特に相手を背負ったプレーを得意としとる田中にボールが入ってきたら、一気にブラウの選手が駆け上がっていくがよ。とにかく手数をかけないでゴールまで一気に迫ろうという感じやのう。

ポゼッションより「奪い方」と「失い方」にこだわる秋田


相手がビルドアップ時の守備についてやけど、ブラウちゃ、3-4-3の形でハメていくがやね。相手のボールの位置に合わせて前線がプレス、両WGで対面の選手にくっつき、どっちかのサイドに入ったら、味方同士の距離を保ちながらスライドしていく感じながよ。サイドに追い込んだら、コース消しながら詰めて奪っていく…という形やちゃね。

相手にサイドを詰まらせた後によぉ、今度は中央を通そうとする相手に対してちゃ、MF山田、MF藤山の二人がインターセプトを狙っていくがよ。ブラウのボールの奪いどころちゃ、このあたりが一番狙い目としとって、そっから一気にカウンターへ行くがいちゃ。

そんでカウンターやけど、真っ先に優先するのちゃ、まずはゴールまでの距離が近い中央の裏を狙っていって、そうやなかったら他の空いているレーンにボールをすぐに入れていくがよ。攻撃の形ちゃ、5トップを組んでいって、そこに後ろの5人がドリブルで突っかかったり、アーリークロスでゴールを狙ったりすんがよ。とにかくこのチームの場合ちゃ、相手が陣形作る前に、シュートまで持っていこうとするのが徹底しとるのう。

データに寄ると、ロングボールとシュートの本数が比較的多いチームやけど、もちろんゴールを狙っていく意図には違いないがいど、同時に「ボールを安全な形で失う」意図もあるとかんがえられるちゃね。

相手を見て感じるカターレの課題

前回に引き続いて考えてみたわけやけど、今季のブラウブリッツ秋田が優勝争いしとる所以というもんが、カターレとの比較で見えてくるような気はするのう。

秋田も実のところ、「5バックの更に外を突く」とか「先制点奪われた試合で勝利がない」とか「運動量が豊富なサッカーながで夏場に弱い」という、いろんな欠点を抱えていたりするがで、2位とはゆっても課題がまだまだあるチームながやね。0-4で負けたとゆっても、先制点を奪っていたら、局面はずっと違っていたがかもしれんのう。

ただ、クリアしたとこをなんとなくラインを上げとるような感じやったり、カバーするもんがおらんがに無謀なプレスしたり、無駄にリトリートを選んでボールに行ったり、スペースを埋めていくプレーが無かったりとか、カターレで結構散見するがよ。ブラウみたいがに「正しく守備をする」とか「得点&失点を考えて、ボールを奪う&失う」チームが相手やと、奪った後のゴールへ向かうまでのスピードとパワーが違ってくるしよぉ、それができないカターレやと、「ボールを奪った後に人を探す」とか「未熟さがくっきりと出てくるがかと感じるのう。

 

-カターレ富山, ブラウブリッツ秋田