とれぱんふっとぼーる

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J3第11節 カターレ富山-SC相模原 / 後半に2ゴール決めて勝利やちゃ

前節の長野戦は先制されて逃げ切られてしまったじゃ。次の相手はここ2年の対戦成績で1勝3分2敗で、ホーム戦は過去未勝利と相性が悪い相模原戦やちゃね。

 

スターティングメンバー
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前節と違うところちゃ、トップ下に椎名、右サイドに北井を起用しとるとこやちゃね。スタメンでずーっと出場しとったヨージは欠場やちゃね。前節の出来を考えたら、ヨージよりも北井の方がいいという判断ながやろう。椎名のトップ下も興味深いちゃね。

そんで相模原のスタメンちゃ、カターレよりも随分大柄な選手を起用しとるがよ。サウルコス福井のキャプテンやったDF梅井大輝は194cm、栃木や岐阜でプレーした岡根直哉は190cm、米原祐は183cm、工藤祐生と辻尾真二は180cmと大きな選手を並べとるちゃね。カターレがクロスでのゴールが多いチームやからこその対策もあるがやろう。カターレのフィールドプレーヤーの最長身はコケちゃんの178cmやから、一回り大きくて試されるちゃね。

立ち上がりはカターレだが、立て直す相模原

立ち上がりはカターレが上手くゲームに入れて、北井を中心に攻勢に出られたがやね。12分に北井のドリブルで引きつけたところを、バイタルエリアで横パス。そのボールを椎名がスルーしたところをコケちゃんがミドルシュートを放ったら、これがポスト。続いて14分にはよぉ、國吉のクロスから椎名がヘッドで狙うがやけど、これも枠に捉えられんがよ。そんでも幸先良いスタートやちゃね。

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この日のカターレちゃ、相手が長身の選手を揃える相模原やからか、ロングボールを多用せず、ショートパスを中心とした組み立てになったのう。攻撃時は4-2-2-2に変形させることが多いカターレやけど、この日は長短のフィードを使いこなせる窪田が下がってきて、CBの2人を加えて3人でビルドアップして、両サイドバックが上がることで中央よりもインサイドを中心に攻めていく狙いはあったじゃ。

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試合後の記者会見で安永さんが言っとったがやけど、ややスタメンのチョイスがミスした感があった相模原やけど、ジャン・ガブリエルを1トップにして、保崎淳をサイドに下げたことで、中盤を修正した感じやね。今は得点力を買われて2トップの一角に使われとる保崎淳やけど、元々はサイドバックやっただけに対応が素早く、中央に集まりがちなダイヤモンド型の中盤から、横に4人並べることで、スペースを潰した感じやろう。

それもセットプレーからのトリックプレーで決定機を演出したとこから、相模原ちゃ巻き返したがいちゃね。そこから相模原の前からの守備に、カターレのビルドアップが引っかかるようになって、再三ショートカウンターでチャンスを作っとったのう。

長野戦もそうやったがいど、一つピンチを招いたら、若干ビルドアップやプレスに不具合が出がちな面はカターレは大きな課題になっとるような気はするちゃね。

窪田を加えた3バックからの組み立てがよぉ、機能し始めた相模原の前からの守備に引っかかるようになってピンチを招くシーンが増えてきたがやね。そこで前半終了間際に窪田が負傷で下がって、西室が投入されたがよ。ここからのカターレは試されるなあと思いつつ、前半は終了したがよ。

分厚い攻撃で波状攻撃を仕掛けたカターレ

後半の立ち上がりちゃ、相模原が攻勢に出てて、カターレはやや守備から入るような感じになっとったがやね。それに対するカターレは、後半からロングボールを使って、こぼれ球を狙ったり、CFに当ててダイレクトプレーで裏を狙ったりするがいちゃ。

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徐々にカターレの攻勢になったとこで、衛藤を下げてイッキを投入するちゃね。投入直後から5分くらいちゃ、そのまま衛藤さんのポジションに入っとったがやけど、63分くらいから北井が左サイドに入って、イッキが右のインサイドと中央辺りをポジションを取るようになるがいちゃ。変則的な4-2-3-1かのう?

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そんで攻撃時には、北井を左、山形が右の大外に構えるような感じになって、5トップみたいな形を取っていくがやね。これで相模原の最終ラインに圧力をかけていくわけやちゃ。

狙うは顔面やちゃ


そして、65分に北井が左サイドからドリブルで運んでよぉ、それに合わせて中央から左サイドへコケちゃんが抜け出して、タイミング合わせてスルーパス。これを角度が無いところから、能活さんの頭上を抜けるシュートでカターレが先制点やちゃ。

北井が左サイドにポジションを移してから、すぐ結果が出たのう。カターレとしちゃ、若干両サイドからのクロスが封じられがちでよぉ、なかなか前線へボールを出せんかったがやけど、ラインがバラバラになった相模原のディフェンスラインの隙をうまく付いた攻撃やったじゃ。そんで角度が無いところを、思い切ってゴール上を狙う強いシュート!

この角度がないシュートで思い出したのはこれやちゃね。南アフリカW杯のグループリーグの、スロヴェニア-アメリカ戦やけど、当時のアメリカのキャプテンやった、ランドン・ドノヴァンがよぉ、スロヴェニアの名手ハンダノヴィッチに対して、角度がないところから決めたシュートやちゃ。これちゃ思いっきり顔面を狙っとるようなシュートやけど、こういうのちゃ、いくら実力者でも取れんもんながやね。

待望の追加点ゲットやちゃ

そして77分にはセットプレーをショートコーナーで一旦タイミングずらしてからよぉ、山形のクロスから、ファーサイドの脇本が折り返して、最後は中央の平出さんが決めて、2点目やちゃね。

相模原ちゃ、大柄な選手が多いもんやから、シンプルに入れるにしても、なかなか簡単に勝てるわけやないがで、ちょっこしアイデア出してきたがやね。ちょっこしタイミング外すことで、相手DFをボールウォッチャーにさせることで、相手に全く触らせずゴールを決めることができたのう。

前半は高さも考慮に入れて、地上戦が多かったカターレやけど、試合が進む事で浮き球も使うようになってきたがよ。上手くタイミング外しゃ、身長差あっても通るもんやし、この日はトップ下で起用されとった椎名は166cmしかないがやけど、落下地点を上手く抑えられとるのか、意外とマイボールにできたり、ヘディングシュート放てたりできたもんやのう。

石坂元気Jリーグデビューやちゃ

2点目奪った後ちゃ、3点目を狙うべく攻めとったがやけど、83分過ぎくらいから相模原のペースになっていくがいちゃね。高さで劣るカターレは、クロス対応に苦労する中、上手く身体を張って、なんとか防いどったじゃ。6試合負け無しで、必ず1点ずつ奪っとる相模原相手やけど、最後まで集中を切らすことなかったじゃ。


87分には、北井に代わって、石坂元気が途中出場したじゃ。去年からJリーガーになったがやけど、出場機会が全く無くて、2年目の相模原戦でデビューながよ。前節の馬渡隼暉の2シーズンぶりの出場もそうやけど、今季のカターレちゃ、特に誰がレギュラーかと決めるような感じやなくて、選手のコンディション重視でメンバーを決めとるがで、多くの選手にチャンスは回ってくるもんかと感じるちゃね。スタジアムの反応は大きかっただけに、今後の活躍に期待したいもんやちゃ。

試合は2-0でカターレが勝利やちゃ。若干の戦術変更やったり、メンバーの入れ替わりもあったがで、今までとは違った感じの試合を見れたかと思うちゃ。よりカターレの可能性を感じさせられる試合やったじゃ。

-カターレ富山