とれぱんふっとぼーる

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J3第10節 AC長野パルセイロ-カターレ富山 / 先制されると厳しいちゃね Vol.1

今週の相手は昇格を争うライバルのAC長野パルセイロやちゃ

 

スターティングメンバー

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カターレは平出さんが戻ってきて、馬渡くんが2シーズンぶりに出場やちゃね。長野は去年までカターレにおった三上が先発やちゃ。ダブルボランチが去年とは違って、有永はベンチで元日本代表の明神と新井の新加入コンビやちゃね。

Jリーグ屈指の「リアリスト」浅野哲也

相手の長野パルセイロのサッカーについて触れておくちゃ。昨シーズンまで鹿児島ユナイテッドで監督やっとった浅野哲也さんが今季の長野を率いとるちゃね。

オラは個人的にこの監督に関しちゃ、好きなタイプの指導者で、何度かカターレにどうかと思っていたりもしたがやけど、この監督のやるサッカーちゃ、至ってベーシックなサッカーをするがやね。「リアリスト」という言葉が似合うもんで、コンパクトで固い4-4-2のっゾーンディフェンスをベースにしてよぉ、そっからシンプルな縦への速攻を得意としとるちゃね。

昨今、10年前はほぼ絶滅寸前やった3バックがよぉ、今では多くのクラブが採用しとるように、サッカーちゃ、戦術の移り変わりも激しいがやけど、このソリッドな「4-4-2」というのちゃ、本当に普遍的な戦術であってよぉ、欧州各国でスタイルに多少の違いはあっても、この4-4-2に関しちゃ、どこの国にも存在するサッカーではあるちゃね。

浅野さんに関しちゃ、鹿児島やと自陣に4-4-2の3ラインの形を作って引いてよぉ、2トップがプレス行って、空いているサイドにパスを出させて、そっから2,3人で挟み込んでボールを奪っていくやり方を取っていたがやけど、これは長野でも変わらんちゃ。守備の考え方が、相手のアクションに対して守備をしていく感じというよりは、奪いやすいとこに誘き寄せるように、ボールホルダーのパスコースを消しながら、プレスをかけていく…という感じやちゃね。

攻撃は至ってシンプルで、4-4-1-1のフォーメーションに変形させてって、一発で決定機を作れそうなら1トップに、預けさせるならトップ下にという感じやけど、ポゼッションを高めて長くボールを持つくらいなら、最優先とするのちゃ、切り替えの速さでゴールまで一気に狙っていくという考えでやっとられるちゃね。

ただ、堅守を重視するスタイルだけあってよぉ、攻撃に関しちゃ、フィジカルが強い荒田と佐藤悠希のコンビに、左の東と右の天野のクロスに頼っとって、どうも単調になるがで、鹿児島時代よりはゴールパターンが確立されとらんで、セットプレーと個人技に依存する傾向があって、まだまだ攻撃面は課題が多いチームといえるちゃね。

ボールを持つのはカターレやけど、シュートを打つのは長野やちゃ

キックオフからボールを持ってよぉ、敵陣にせめていったのちゃ、カターレの方やながやね。

これよぉ、一見カターレがまず最初にペースを握ったようで、実際は長野がプラン通りにゲームを入っとるような感じやちゃね。「まずは守備から入る」というとこが彼らの狙いやろう。そんでもカターレちゃ、最前線にボールを当てたり、スルーパスを狙ったりして、そこで引っ掛けたボールに対して、積極的に詰めてって、カターレがセットプレーのチャンスを演出するがやね。

しかしよぉ、この日の長野ちゃ、「シュートは打たせない」というとこが本当に徹底しとるがやね。ボールを持たせても、得点の可能性がある國吉と山形のアーリークロスに対しちゃ、それぞれのサイドハーフが一気に詰めて潰しにくるがやね。ボールが相手が持っている局面でもよぉ、ボールをバイタルへ侵入させんとか、ペナルティに入ってくるボールはきっちり跳ね返すとか、カターレの選手の位置は関係なく、ひたすらボールの位置を意識した守備をしとったがいちゃ。

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そんでよぉ、長野ちゃ、ボールを持ったら、レンジを関係なくシュートで終わらせることを考えるがやね。高いラインを取ろうとしようとするカターレに対しちゃ、裏を積極的に狙っていこうとするクラブが多いがやけど、この長野に関しちゃ、結構レンジが長いシュートでも積極的に撃っていこうとするがやね。

自分で作っておいて思ったがやけど、この三上のプレーちゃ、まさしく去年までカターレにおった頃同様に、若干遠いレンジでも積極的に狙っていくがやね。

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このシュートによってよぉ、カターレは若干ラインが下がり始めるがやけど、シュート撃ったことで、カターレ側がプレスを弱める結果になってしまってよぉ、中盤でのボール奪取力が落ちて、長野に次第にチャンスが増えてくるがいちゃ。ボール奪取力が落ちたカターレに対してよぉ、長野は右サイドの三上にロングボールを出したり、天野の裏狙いのパスで荒田が飛び出そうとしたりで、カターレの守備を揺さぶりにくるがよ。

そんで29分に長野がセットプレーのチャンスを得ると、大島嵩弘選手のヘッドで先制されるがやね。先制点を奪った試合は100%勝利しとる相手ながで、カターレにとっちゃ、この1点で試合の8割は決まってしまった感はあったのう。

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先制されたカターレはよぉ、サイドバックを高い位置でプレーさせるためによぉ、攻撃時は窪田くんを最終ラインに下げて、彼からの前線へのパスの供給でチャンスを作ろうとするがやね。ほんじゃけど、カターレのゴールの多くを生み出されるサイドバックからのクロスの出しどころちゃ、徹底的に潰してきたがで、特に目立ったチャンスを作れんまま、前半を0-1で折り返すがいちゃ。

ということで、後編へ続くちゃ(書けるかな?)

-カターレ富山