カターレの[3-5-2]は果たして的確ながけ?【後編】

さてさて、ここからはちょっこし頭の痛いところやちゃね。[3-5-2]の欠点について触れるちゃ。まだ前編を読んでいない方は下をクリックやちゃ。

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短所はカバーできとらーけ?

さてさて、後編ということやけど、ここに触れていかないと、今シーズンのカターレの苦戦が見えてこないやろう。またまたこちらのサイトを参照に触れてみるちゃね。

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主な短所をあげるとこんな感じになってくるちゃ。

  • サイドハーフとボランチにかなりの運動量が必要
  • サイドで数的不利になりやすい
  • 2トップが孤立しやすい
  • 相手のサイドバックへのプレスが不明瞭になりやすい

これも一つずつ触れていくちゃね。

ボランチは大変やちゃ

さて、まずは運動量に関してやちゃ。

この図を作成してみたがやけど、最終ラインが5バックでよぉ、守備面で分厚くなっている反面、1列前が3人でやるもんやから、中盤の選手は本当に広範囲をカバーしていかんなんちゃね。相手としてはサイドの数的有利を利用してよぉ、3センターの横のスペースを使っていくのが常套手段ながいど、そこを埋めていくのちゃ、まさにセンターハーフの仕事ながいちゃね。

そんでもってよぉ、攻撃面に関しては、2トップのサポートに回るべく、前線へ飛び出していく動きも求められていくがいちゃね。前後左右と徹底的に走らないといけんがで、この3センターに関しちゃ、本当に走力を問われるポジションと言えるやろう。

オラが思うに、姫野3人いるのが一番理想やないかと思うちゃ…。

ウイングバックも大変やちゃ

そんでもって、大変なのはボランチだけやないがやね。

開幕からの相手のように[4-4-2]や[4-2-3-1]を採用しとるクラブとの対戦が続いとったがで、なーんとなく分かると思うがいど、サイドの攻防が本当にしんどいがいちゃね。経験豊富なベテランである安藤由翔がやっとる左サイドはまだしもよぉ、大卒ルーキーの松本くんがプレーしとる右サイドは、現状やとかなりきつい状況やと言わざるを得ないやろう。

サイドの攻防で数的不利にならないようによぉ、中盤の3人がカバーに回らんなん状況ながいど、実際間に合っていないことが多くてよぉ、サイドで数的不利とかになって、そこからクロスを上げられてピンチを招くシーンが増えてきとるちゃね。特に今シーズンのカターレに関しちゃ、3バックはあまり高さがないこともあって、相手チームは積極的にクロスを使ってきとるがいちゃ。

このシステムを採用している以上はよぉ、ウイングバックの負担が大きすぎてよぉ、どうしても間に合わず、多少のクロスは覚悟しとかんなんところやけど、あいにく現状のカターレにはクロスを跳ね返せるほどの力があるかといったら、かなり微妙なところになるやろうのう。オラ個人としては、3バックの編成もテコ入れしていくべきかと思ったりするちゃね。

実際に孤立化しとるちゃね…

これは半ば仕方ないところもあるがいど、以前の北九州戦で使った図を見たら明らかやちゃ。

北九州戦の前半が特にそうやったがいど、カターレの中盤の3人がよぉ、高い位置からプレスをかけないで構えとったがやけど、そういう戦い方をしとったら、確かに中盤と2トップの間が遠くなりすぎてよぉ、2トップが孤立しやすくなるちゃね。

こういうのを回避するためによぉ、マテウスやったり、川西やったり、片方が下がることがあるがやけど、これをやることによって、逆にカウンターを仕掛けにくくなってくるながで、これはこれで難しいところやちゃ。ただ、これはこのシステムを採用していく上でよぉ、受け入れないといけないところやないかと思うのう。

サイドバックへのプレスが難しいのう

これは相手が4バックを採用するチームと対戦しとるときが明確やったがいど、相手のサイドバックへのプレスをするのがなかなか難しいがやね。

これもシステム上、仕方ないところながいど、[3-5-2]を敷いているとよぉ、真ん中が分厚い代わりに、サイドがどうしても人数が少なくて難しくなってくるちゃね。そういうこともあって、前からプレスでハメていきたくてもよぉ、どうしても相手SBへのプレスが難しくなってくるちゃ。

相手のサイドバックがよぉ、ゲームを作っていける能力に長ける選手がおった場合ちゃ、それこそ大変になってくるがいちゃ。現代サッカーでサイドバックのプレーメーク能力をクローズアップされてきている要因というのちゃ、プレス回避しやすいポジションやからこそ…といえるちゃ。最近はJ3でもそういう能力を持った選手が出てきとるがで、相手が4バックの場合は、サイドバックの選手の特徴を見極める必要性が出てくるちゃ。

で、このシステムなら、どういう編成がいいがけ?

さてよぉ、前回の長所と短所を踏まえながらよぉ、カターレはどういう編成を組んでいけば良いのか…という話ながいど、こんな感じになるかのう?

センターバック 

クロスを跳ね返せる高さと強靭さを持つ
ボールを繋ぐ能力はそこそこありゃいい
攻撃参加もできりゃ尚良いちゃ

ウイングバック

とにかく終始上下動で動き回れるちゃ
対人守備に長けとるちゃ
突破力ありゃ尚良しやちゃ

3センター

縦横カバーできる運動量が必須やちゃ
2トップをサポートできるほどの攻撃力
パスがうまけりゃもっといいちゃね

2トップ

カウンターを完結できる個の能力の高さ
周りの上がりを待てるほどのキープ力
適度なプレスも貢献できる運動量

こんな感じになってくるかのう。そう考えたら、こんな感じになってくるかと思ったじゃ。

一つポイントに上げるところはよぉ、3バックの高さ不足を補うためによぉ、何年も戦ってきとる今瀬淳也を起用するところがポイントやちゃね。それも真ん中やなくて、左で起用して、しっかり跳ね返してくれることを期待するちゃ。

そんで両ウイングバックに関しては、左の安藤由翔は鉄板やけど、右は経験豊富で過去に何度もこのポジションでプレーしてきとるベテランの鎌田翔雅を起用していくのがいいやろう。対人守備でそれなりに計算ができるところがポイントやちゃね。

あとは、最も特徴的なところやけど、3センターに関しては、姫野宥弥、碓井鉄平、アルトゥール・シウヴァの3人にしてみたじゃ。とにかく運動量をベースとしてよぉ、3人共、ガッツリ走ってくれることでよぉ、ピッチを走力でカバーしてもらう…というところやちゃね。本当は姫野3人ほしいところやけど、ここは経験値のある碓井鉄平とアルトゥール・シウヴァがいいんやないかと思うのう。

そんで途中交代のカードとして、椎名伸志、松本雄真が入ってってよぉ、FWには大野耀平、高橋駿太、ルイス・エンリケらが入っていくと面白いのかもしれんちゃ。

みなさんはどう思うのかわからんがやけど、とにかくオラとしては「運動量」は重要やと考えるし、クロス対応として「高さ」のある選手を起用していくのが重要かと思ったじゃ。いろんなパターンは考えられるところやけど、このシステムを継続していくがなら、やはり「ハードワーク」というところにもっと振り切った方がいいと感じるちゃ。

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