とれぱんふっとぼーる

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J3第4節 カターレ富山-アスルクラロ沼津 Vol.1 / サイドハーフの人材難が露呈したじゃ

2017/04/05

クラブ創設初の開幕3連勝で首位になっとるカターレがよぉ、昇格組のアスルクラロ沼津と対戦やちゃ。

 

フォーメーション

この日のカターレは、パブロ、イッキが不在やちゃ。柳下がCFで初スタメン、2列目は右から萱沼、ヨージ、衛藤さんやちゃね。あとは大体いつものメンバーやちゃ。

アスルは右からばっかし攻めてくるちゃ

序盤からペースを握ったのちゃ、風上に立ったアスルやちゃね。カターレとしちゃ、どんどん前線にボールを蹴って、そこからダイレクトプレーで一気にゴールを狙うのが今季のやり方やけど、風下になるとボールが上手く飛ばんがで、逆にアスルにカターレがやりたいことをやられてしまっとったのう。

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11分にシーズン初失点食らうわけやけど、アスルさんは完全に國吉のとこのサイドを一点攻めしとったがやね。この失点までで、攻めた回数は4回目やけど、序盤の10分でそんだけやるとは、完全に対策取られてきとるちゃね。右のサイドハーフにボールが入りゃ、國吉くんが食いついてくるの分かっとるがで、そこで戻して一気にスペースを狙うのが徹底しとんがよ。そんで今度は平出さん、今度は代くんと、どんどんボール持っている方に引っ張られて、スッカスカになったとこを、フリーでらーくに決められるわけやちゃ。

サイドハーフが真ん中寄りすぎてビルドアップできんにか

そんでカターレは反撃したいとこやけど、アスルの厳しいプレスに翻弄されて、上手く繋げられんがやね。今度はボール持っとる段階でも主導権を握られて、上手く誘導させられとら。


こういうのちゃ、何が悪いかとゆったら、ボール持っている後ろの選手のパス精度も言えることやけど、パスコースが消されとらーに、中盤が無駄に中央に寄っていく選手が多いがで、サイドバックしか選択肢が無いような状況を作られとるわけやちゃ。そんで、國吉くんにパスを出しても、サイドハーフが中央に寄っとるもんやから、斜めへパス出す選択肢しか無いがで、引っ掛けてしまって、まーたショートカウンター食らうがいぜ。

はっきしいっちゃ、この試合に関しては、衛藤さんと萱沼の両サイドハーフは全くダメやったとオラは思うちゃね。一見、彼らちゃ、ドリブル仕掛けて、チャンスを作っとる印象はあったかもしれんねど、基本的にサイドに張ろうとせんもんやから、後ろの選手が出しどころが無くて、ずーっと困ってたがやね。これが守備面でも負担になってよぉ、國吉、山形の両サイドバックの裏側が狙われどころになってしまうがよ。サイドがら空きなもんやから、2vs1の状況は作られてしまうがよ。この2人に関しちゃ、結果的に守備もビルドアップもサボっとるし、そんでもってスペースに入っていく動き出しもせんと、ただ真ん中で足元でボールを貰って、前へ仕掛けることしか考えておらんかった感はあったじゃ。厳しいこといっちゃ、これやと去年の勝てんかった頃の中盤戦以降のサッカーと何も変わらないわけやちゃね。

その尻拭いをするような形で、ヨージが彼らの後ろのスペースを埋めるように動き回ったり、孤立状態の両サイドバックが攻守で息苦しそうにやっとったのちゃ、本当に見てて気の毒やと思ったじゃ。センターフォワードで起用された柳下くんも、常にボールを収めようと頑張っとったわけやけど、チームの重心が下がるもんやから、ポストプレーも機能せんかったのう。

サイドハーフの人材がおるようでおらんちゃ

この試合見て、つくづく思っとったことやけど、カターレちゃ、「後ろの選手以外は人が揃っとる」とよく言われとったがいど、戦術面を考慮したら、実はトップ下やるような選手がやたら多いがに、サイドハーフとしての役割をきっちりできる選手ちゃ、そんなにおらんがやないかと感じたりはするちゃね。

衛藤さんも萱沼くんも、サイドハーフができん選手やなくて、重心が後ろへ行ったチームに対し、FWのつもりに振る舞っとった感じで、お互いの意識がバラバラやったもんやから、この日はサイドハーフの仕事がほとんどできんかっただけかもしれんねど、彼らちゃ、今までトップ下でのプレー経験の方が長いもんやからか、サイドハーフの個人戦術が全然ながやろうと感じざるを得んかったじゃ。

得点という結果を残せて、プレースキッカーもできて、組み立ても参加できて、カターレの選手の中やと器用な衛藤さんはまだしも、足元で受けたがる割には、すぐにドリブルで仕掛けることばっかしで、いつぞやの中島ショーヤくんみたいな単調なプレーしか繰り返さん萱沼くんに関しちゃ、今後は本当に使い所がなくなってしまうんやないかと、オラは危惧するがいちゃ。ヴェルスパ大分へ期限付き移籍してしまった、中西くんのように、短期間で活躍しただけで、あとは尻窄み…になってしまうんやないかのう。そっから殻を破るかどうかで、萱沼くんのサッカー人生が決まる気がするちゃ。

前半は0-2で終了やちゃ

この後は、青木翔大選手の素晴らしいロングシュートが決まって、アスルクラロ沼津が2点リードで折り返しやちゃね。執拗な裏攻めの末に、カターレのDFラインがズルズル下がって、アスルの攻撃陣にプレスが行かんがになったとこで、強烈なシュートが来たのう。青木選手は「どこからでも狙うつもり」とかゆっとったがいど、この当たりが前節の藤枝戦で4得点決めた攻撃陣らしく、決まった形に固執するわけやないがやと感じさせられるのう。「前が空いたら常にゴールを意識する」のちゃ、かつてのヨンドクを思い出すもんやちゃ。相手チームなのが残念やけど。

アスルに関しちゃ、カターレをえらい研究してきとって、スタメンも國吉くんが出てきたら、完全に右サイド一点攻めをしていくつもりやったやろうのう。実はアスルも縦に速いサッカーながで、カターレと方向性は似たようなチームやけど、サイドプレーヤーの仕事を全うできるアスルの選手達と、サイドにおりながらトップ下のように振る舞うカターレやと、アスルの方が良いサッカーになるもんやと感じるちゃね。

長なったがで、後半と分けるちゃ。

-カターレ富山