衆議院議員が終わって、自公政権が継続でよぉ、立憲と共産が議席を減らした結果で終わったがいど、報道ステーションで年代別データが出とるちゃね。
若い世代ほど国民民主支持多いちゃ
報道ステーションでは「若者ほど自民が多い」というように取り上げとったがいど、このグラフで目につくのちゃ、10代、20代の国民民主党支持が多いということやちゃね。
国民民主党といえば、玉木雄一郎代表が中心となって、選挙では「対決よりも解決」を前面に出しとったがいちゃね。経済と教育の投資を訴えてよぉ、表現の自由も守るという標榜には、Twitterを見る限りでは、だいぶ評価が高かったがいちゃ。まあ検索ワードで「国民民主 まとも」とか「玉木 まとも」というのが出るくらいやし、実感している人も多いがやろうと感じさせられるのう。
実際、オラも比例は国民民主党に投票したがいちゃね。残念ながら、北信越ブロックの高倉栄さんが落選になってしまったがいど、オラは一切後悔はないちゃね。
しっかし、若い世代ほど国民民主が得票率が高い感じは本当に興味深いものやのう。軽く考察してみることにするちゃ。
ネットを活用した発信が良いちゃ
まず1つ評価できる点といっちゃ、やっぱしネットでの発信やろう。
共産党が表現規制を言い出したところでよぉ、これまでの支持層が「裏切られた」とか「今まで何やったがけ？」みたいなことを言っていたところでよぉ、心配になった方がよぉ、国民民主党はどうなのか…というのを振ったら、かなりスピーディーにレスポンスを出しとったがやね。
なんというか、すごくネットの空気を読んでいくのが上手いというか、そこでスピーディーにフットワーク軽く動けるのちゃ、オラも正直驚いたもんやちゃね。これによって支持を共産から国民民主党に変更した人もおったがやね。
仕事やったりライフスタイルによっては、選挙の選択基準としては「表現の自由」を最優先事項として考える人は当然おるがいど、そういった方々の信頼を大きく買うことになったんやないかのう？特に若い人こそ「表現の自由」には気にする人は多い印象はあるしのう。
若い人はTVを信用してないちゃ
あと、これは大きいと思うのは「若い人はTVを信用してない」ということかのう？
「TVを見ていない」というようによく言われたりするがいど、そもそもの話、インターネットでいろいろ情報が入ってくる中で、今更TVを見たところで、とても信用できるもんやなかったりするからやろう。
そんでTVに映っている野党議員を見ていたら、やはり政権与党に対してよぉ、叱りつけているところばっかしで、あまり中身があるように見えていない…というのは大きいんやないかと思うちゃね。日本のTVは中身の重厚さよりもよぉ、浅くて薄い情報でインパクトだけを残す…というのを重視しているとこがあるだけに、今で言う立憲や共産みたいな対決姿勢を出す人達のほうが重宝するんやないかと感じられるのう。
しっかし、それでウケるのちゃ、あくまでも長らくTVを見てきた高齢者であってよぉ、「TVは選択肢の一つに過ぎない」というのが身に染み付いている若い世代からしたら、まったくもって響かない人は多くなったりするかと感じたのう。
Twitterでも野党支持層は感傷的な批判ツイートとか、Twitterデモが多かったりするがやけど、そういう感情だけを焚きつけるようなやり方ちゃ、若い世代からは忌避される傾向にあるんやないか…と考えられるのう。オラからしたら、やり方が年寄りくさいがやね…。
こういうのを素直に分析できないのが、今の野党支持層やなかろうか？
憎しみよりワクワク感を
立憲とか共産を見ていると、どうしても「怒り」を前面に出すような姿勢が目立っとったがいちゃね。やはり自民党という巨大なところに対抗姿勢を出していくには、そういう姿勢で見せていかんなん…とかあったのかもしれんのう。
ただ、オラは政治選択に関しては、とにかく「自分が得になると思うものに入れたらいい」と思っているがで、怒りやったり、イメージ優先の戦略やったりするもんとか、完全に後回しながいちゃね。
上の記事で書いたがいど、やはり人は「しあわせ〜♡」になることを考えて生きれば良いと思うがいちゃね。
ただ理想的な公約を上げるがやなくて、現実的なとこに即した公約を掲げとらっしゃるところちゃ、やはり旧民主党政権の頃の反省があったりするがかのう？そんなに突飛しとるところで惹きつけていこうとするんやなくて、有権者の肌感覚に近づくくらいで、しっかり作ってきた感じがして、政治に対してポジティブな気持ちを持っていたい人達が、国民民主に惹きつけられたところはあったんやないかと感じさせられたじゃ。
TVでほとんどシカト状態やったし、立憲や共産と比べたら派手さも知名度も欠ける印象は否めないところやけど、それでも議席を増やしたとこを見ると、やはり「見ている人は見ている」と実感させられたじゃ。
実際のところ、国民民主党は11議席であって、他の政党がたくさん議席を持っているような状況はあんまし変わらんかったりするがいど、若い世代に対しては、いかにもルサンチマン的な「恨み」とか「嫉妬心」を前面に出すようなやり方ちゃ、通用しないもんやないかと感じさせられたのう。
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