ファールもイエローカードも故意に利用していけばいいちゃ

中断期間ということもあって、サッカーの根底の部分を考え直してみる機会として、ブログを更新してみたいと思うちゃ。

ファールについてやちゃ。

ファールを有効に使う

最近、サッカー絡みの知り合いと話しとったことやけど、結構ためになったがやから、今回ブログに残しておくことにしといたがいちゃ。

それはよぉ「良いDFはファールを上手く使う」ことやちゃ。

どこのスタジアムへ行っても感じることやけど、ファールに対する反応が「悪いことをした」というように捉える人が結構多かったりするがいちゃね。

ただよぉ、これはただの印象論に過ぎないことやちゃね。

ファールで相手を止めることが有効であることについて触れるがいど、これちゃ、本当に便利なもんやちゃね。ファールでゲームを止めることによってよぉ、相手の攻撃のリズムを壊すことができたりよぉ、同時にファールを故意に取ることによってよぉ、自分達の守備陣形やポジショニングを修正する時間を作るのに効果的やったりするのう。

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カウンター食らうくらいなら意図的なファールがマシやちゃ カターレのカウンター対策がアレながで、ふと思ったことがあるちゃ。 https://twitter.com/torepan_sensei/status/854579269262909440?s=20 結構前につぶやいたのを思い...

そういう観点からよぉ、2002年のW杯の日本代表監督やった、フィリップ・トルシエさんちゃ、故意にファールを利用するのを日本代表の練習に取り入れていたところをよぉ、川淵三郎さんが嫌っていたという話が有名ながいど、これは2人の間で大きな考えの隔たりがあるちゃね。

トルシエさんは「ファールはルールに過ぎない」という感じやったがいど、川淵三郎さんは「ファールは汚いこと」という感じやったがやろう。

カードが出なけりゃ無限に使える

ファールを犯すことについてやけど、

そんでよぉ、J2サポーターの間でやたらと「アンチフットボール」などと言われたりしとる、栃木SCの試合を見とったら、結構興味深いがやね。

「カードにならないレベルのファールが上手」

ラフなイメージが持たれたりしとる栃木やけど、自分達の陣形がやや崩れたときとか、両手を使って相手を上手く倒したりしとるところを見たりすんがやね。

ファールはするがいど、カードは出んちゃ。

これはすごく有効でよぉ、カードが出ないレベルやったら、無限大に利用できるがで、ゴールに近いところでのファールやない限りは、延々とゲームを止めながら試合を進めていくというのはアリやちゃね。

「アクチュアルプレーニングタイムを伸ばそう」とか、実際Jリーグが推奨しとったりするがいど、シビアに勝敗にこだわるがであれば、名ばかりにそういったことに従っていったところで、勝敗に繋がっていくわけやないがで、リーグとか他人とかの目線なんて気にすることなくよぉ、ファールを有効に使いまくっていく方がマシと言えるやろう。

FC琉球の樋口靖洋監督がよぉ、ブラウブリッツ秋田のサッカーに対して「ぶつ切りのサッカー」とか言っとったがいど、むしろ「ぶつ切り」こそサッカーの本質やなかろうか?

カードも1枚まではOKやちゃ

これはイエローカードにも言えることやけど、イエローカード1枚だけもらってしまう程度やったら、そんなに大したことでもないと言えるちゃね。

カードを1枚もらっただけやったら、別にピッチ上の状況が変わってくるわけやないし、その選手を変えてしまえば、また交代した選手がイエローカードをもらいに行けるからのう。

これがウッカリ2枚目をもらってしまったらよぉ、自分達が10人になってしまうがで、ゲームの運び方が難しくなっていくがやから、やはり「レッドは絶対避ける」というのは鉄則には違いないちゃ。

ただ、イエローカードまでやったら、大して戦況が変わらんもんやのう。

一発レッドの可能性もあるがで非常に難しいところやけど、GKと1対1の絶望的なシーンになりかねないときに、ファールで止めてカード1枚で済ませられるがなら、結構おいしいしのう。

ただ、「イエローで済むレベルのファール」というのも、サッカーにおいてちゃ、重要な技術と言えるちゃね。「技術」というのちゃ、足元でボールをコントロールするだけのもんやないのが、よく分かるもんやちゃ。

新型コロナウイルスの流行によってよぉ、最近は過密日程になって、Jリーグだけやなくて、世界中が5人交代が主流になってきとるがいど、これは故意にイエローカードをもらいに行けるチームにとっては、すごく有効なルールやと感じさせられるのう。

ルール以上の美学追求こそ「アンチフットボール」やちゃ

「ルールの範疇でファールを使う」という観点でサッカーを見られるようになるとよぉ、サッカー観戦にしても深みがましてくるがで、ちょっとしたことでも面白く見られるようになってくるもんやちゃね。

当たりの強いプレーやったり、手を使って相手を安易に止めるようなシーンに対して、えらい声を荒げて「アンチフットボールだ!」なんて言う人達ちゃ、結構おったりするもんやけど、サッカーの勝負に対して真摯に向き合えば向き合うほど、むしろ「ファールを上手く使うこと」こそが奨励されるべきと思うちゃ。

「美学」をいくら唱えたところでよぉ、有効に使えずに負けてしまったら意味がないちゃね。そう考えたら、美学にやたらこだわりすぎて、勝負にシビアなところが疎かになってしまったら、それこそアンチフットボールやないやろうか?

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