第15節 鹿児島ユナイテッドFC – カターレ富山[プレビュー] / 上野体制初陣やちゃね

前節はよぉ、ホームで林堂眞のスーパーなフリーキックが炸裂してよぉ、いわてグルージャ盛岡に1-0で勝利したカターレは、アウェーで鹿児島ユナイテッドFCと対戦やちゃね。勝利したら首位で前半戦折返しやちゃ。

上野展裕新監督就任やちゃね

鹿児島ユナイテッドFCについてやけどよぉ、今シーズンから横浜Fマリノスのアシスタントコーチやった、オーストラリア人のアーチー・パパス監督が就任したがやけど、開幕から出遅れてしまったがやね。その後にパパス監督は家庭の事情で退任することになって、大島康明コーチが約1ヶ月間暫定監督を務めとったがやね。

現在は中位で昇格争いから出遅れてしまっとる感がある鹿児島やけどよぉ、前半戦終了前のタイミングで新監督を発表したがやね。

その新監督ちゃ、上野展裕さんやちゃね。

北信越時代のツエーゲン金沢の監督をしとってよぉ、その後はアルビレックス新潟のユース監督を経て、2014年からはレノファ山口の監督に就任したがやね。上野さんといっちゃ、まさしくレノファ山口時代がハイライトでよぉ、Jリーグ初年度に衝撃的な攻撃サッカーで1年目で優勝をかっさらってしまったがいちゃね。上野さんのサッカーといっちゃ、守備は多少ザルになっとっても、得点力でモノを言わせるようなサッカーでよぉ、J3時代のレノファちゃ、36試合で96得点を奪うほどのおっかないチームやったのは鮮明に残っているちゃね。

2017年のシーズン序盤に契約解除になったがいど、その後はヴァンフォーレ甲府とか、JFLのヴィアティン三重とか、いわゆる「攻撃的なスタイルでやりたいクラブ」でのクラブを歴任しとったがやね。

攻撃的にやりたい鹿児島の方針

鹿児島の監督選びちゃ、なかなか特徴的なところがあるちゃね。

2017年に三浦泰年さんが就任して以後は、2019年に金鐘成さん(現鳥取)が就任して、今シーズンの開幕前はよぉ、横浜Fマリノスのコーチやったアーチー・パパスさんということで、このチームに関しちゃ、守備よりも攻撃面にこだわりを持った指導者を好む傾向が強いちゃね。

こういうのはアルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府、レノファ山口にも似たような傾向があるがいど、鹿児島もその系統と言ってもいい感じやのう。そしてその3チームとも共通する監督がいたわけやちゃ。

そんでその共通する監督がよぉ、今度は鹿児島ユナイテッドFCの監督に就任ということやちゃ。今シーズン途中まではヴィアティン三重の監督を務めとったがやけど、最近成績不振で退任しとったがやね。鹿児島としてはちょうどいいタイミングで方針が合う指導者がやってきた…という感じやろう…。

フォーメーション

あんまし参考になるのか分からんがやけど、システムは4-2-3-1を採用しとるちゃね。

上野監督はレノファ山口の頃はこのフォーメーションを採用してきとったがいちゃね。大島康明暫定監督の頃にはよぉ、ある程度の準備段階に入ってきとって、システムもこのように戦っていこうという狙いは持っていったのかもしれんのう。

前節のいわてグルージャ盛岡とはスタイルは全く違うチームやけどよぉ、基本的にこのチームにしても、相手の対策を徹底していくところよりは、まずは「自分達のやることをやっていく」というところがベースのチームやのう。

今治戦をチェックしとる感じやと、かなりボールを繋いでいく意図は強くて、上にあるデータ以上によぉ、鹿児島がボールを握っていた印象やったのう。琉球時代から攻撃の起点となっとった田辺圭佑は最終ラインに起用されとる通り、安直な縦ポンは好まず、長短のパスから攻略していく、いわゆる「ポゼッション」を重視するところにあるのう。細かくパスを繋ぎながらよぉ、僅かなスペースを作っていって、酒本憲幸や米澤令衣らが狙っていく…という感じやちゃね。

ただよぉ、前半戦から鹿児島のサッカーをチェックしとる感じやと、守備面の連携があんまし取れていないのが見受けられとって、かなり不安定なところはあるちゃね。バイタルエリアから侵入していく選手に対して、誰もアタックしていかないで、ミドルシュートを打たれるシーンがあるように、約束事が整備されていない面は感じさせられるところやのう。そんでも最小失点で防がれたのは、GKの大西勝吾のビッグセーブによるところは大きいやろう。

上野展裕監督の初陣になるがいど、鹿児島とカターレの両者のスタイルを考慮したら、おそらく鹿児島がボールを握る時間帯が長くなることは予想されるやろう。それだけに握っている時間がきたら、いかに丁寧にフィニッシュまで仕上げるのかが鍵になるのう。

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