第1節 YSCC横浜 – カターレ富山② / 課題について触れるちゃ

開幕戦勝って良かったし、試合内容も良くて、すごく楽しい試合やったがいど、後編については今後に向けての課題とか伸びしろについて書いていこうと思うちゃ。

持ち直したYSCC

まず対戦相手のYSCC横浜について触れるがいど、負けたとはいえ、結構危ないシーンは作られるしよぉ、やっとるサッカー自体はかなり良いものやったと思うちゃ。

キャプテンの宮尾を始めに、チーム得点王の宮本が藤枝へ移籍して、音泉翔眞はカターレに引き抜かれたりと、主力の入れ替わりが激しくてよぉ、今シーズンも難しい状況から始まると思っていたがいど、その割には開幕にはそれなりに仕上げてきたと感じられたじゃ。

カターレとしては、ハイプレスで相手を圧殺するつもりやったし、前半の立ち上がりからは、カターレは相手の最終ラインに十分に圧力をかけられたがいど、YSCCはなんとか耐えながらも、ンドカ・チャールスを走らせて、裏を取ろうとした場面があったがやね。

両SBを自由にさせてしまったじゃ

前半の終わりぐらいから、YSCCが慣れてきた感じでよぉ、チャンスを作られたりしとったがいど、カターレ側がハイプレスの連続で運動量が落ちたくらいの時間帯に、こんな感じになってきたがやね。

このシステムは両ウイングバックの運動量が重要になってくるところながいど、カターレは守備時に5バックになったところから、YSCCの中盤の選手がハーフスペースを使うようになってきてから、安藤も音泉も前へ押し上げることができんがになってってよぉ、逆にYSCCの両サイドバックが空き始めたがやね。

特に左SBの船橋勇真の動きが非常にやらしくてよぉ、彼がボールを運び始めたときに、カターレの選手が誰が行くのか分からないような状況も見られて、後半は船橋を捉えきれない場面が出てきとったがやね。そんで66分くらいには右サイドからのクロスでこぼれたところを、船橋にどフリーでシュート打たれる場面作っとるがいちゃ。

相手のSBが空き始めるのは非常に不安なところやったがいど、アンカーに入っていた姫野宥弥が広範囲でカバーに入るようになってからは、自由にさせられんがになったがいど、カターレとしては危うさは感じさせられるところやったのう。

交代のメンバーの出来は課題やちゃね

今シーズンも5人交代は継続やし、この試合もカターレは交代枠を使いながらやっていたがいど、選手層に関しては若干の不安はあるかと思ったのう。

それを感じさせられたのは、大野耀平→松澤彰の交代ながいど、前半からボールは収めては、強引に運んでいくはで、効果的に働いとった大野を下げてから、松澤彰がなかなか競り勝てない状況になって、カターレは前線でなかなかボールを収まりきれなかったのう。長身の選手で役割を継続できるがなら最高やけど、それが難しいがなら、大野耀平への負担が大きくなると思わざるを得ないちゃね。

あとは、運動量については、吉平翼、姫野宥弥の2人の貢献度が非常に大きいというところやろう。昨シーズンに比べても、チーム全体でよく走るチームになったし、それだけでも好感は大きいがいど、後半に運動量が落ちてきた時間帯でも、持続できたのはこの2人ながやね。この2人は絶対抜けてはいけないメンバーやろう。

ダイレクトで攻めきること

最後には、やはり高い位置で奪った後に、素早く正確にフィニッシュに導くことが、今シーズン通しての大きなテーマになってくると言えるやろう。

メンバーの入れ替わりが多い上に、今シーズンはハイプレスを重視したサッカーだけに、昨シーズンまでのパスを繋いでいくサッカーとは対極的なもんだけに、選手たちにとっては、最初から構築しなければいけない面も多いやろう。

それまではロングボールを多く使いながら、セカンドボールを人数かけて奪って、フィニッシュも人数かけてパワーで奪っていく…というのがメインになってくるやろう。そんでも常に多くの人数をペナルティエリアに毎回突っ込めるわけやないがで、限られた人数でも相手が守備陣形を作り切る前に、シュートまで持っていくことは、今季は完成度を上げていかんなんところやろう。

いろいろ課題はあるチームやけど、それを伸びしろとして、今後の成長を楽しみに今シーズンを見ていきたいと思うちゃ。

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