この高校サッカーの時期になったらよぉ、毎年のように「ロングスロー」論争が起きるちゃね。
ロングスローはリスクでもあるちゃ
まずはオラの見解からながいど、ロングスローに関しては、戦術的に必ずしも「メリット」だけがあるもんとは言いがたいもんやちゃね。
だいたいカターレでよぉ、ここ4年くらいはロングスロー多用してきとるがいど、その中でロングスローがきっちりゴールに繋がったのちゃ、去年のアウェーの長野戦くらいであって、あとはほとんど不発やにか。アレを見とったらよぉ、オラも何度も「ロングスロー全然成功しとらんから、いい加減おかっせま!」と何度も思ったもんやちゃ。
ただよぉ、ロングスローを使えるチームちゃ、基本的に平均身長が恵まれている方のチームのやることやし、相手の体格の方が勝っている場合は、あんまし有効な手段とは言い難いちゃね。
あと、ロングスローをするということは、ゴール前に選手を多く配置する状態になるもんやから、やっぱし守備の選手とかは、みんなパワープレーに参加することになるがやから、後ろの選手は手薄になりがちながやね。ほんじゃから、相手のスローインをきっちり弾き飛ばすことができたらよぉ、逆にカウンターのチャンスへ持っていける…ということになるちゃね。
きっちりロングスローへの対策ができるチームにとっちゃ、単調なロングスローはよぉ、むしろ「カモ」になっていくとも考えられるやろう。
高校サッカーで流行る理由
ただよぉ、高校サッカーではロングスローは本当に流行るちゃね。
この理由に関しては、いろいろ考えられるところながで、オラがいっちょん前に考察してみようとするちゃ。
・高校生の守備能力の低さ
・自陣ゴール前からカウンターへ持ち込める力がない
・とにかく効率がいい
この3つやろう。
まず「高校生の守備力」についてやけど、高校サッカー選手権を毎回見て思うのちゃ、高校生は基本的に守備面ではかなり厳しいと思わざるを得ないのう。特に高校生ぐらいのフィジカル能力やと、ペナルティエリアの外にかき出すだけでも一苦労やし、大きなクリアをできんがになってくるがで、そりゃ「ロングスロー地獄」みたいになっていきやすいかと思うちゃ。
そんでもって、これも高校生の能力的な問題ながいど、ロングスローにしてもコーナーキックにしてもよぉ、自陣のゴール前から一気にゴール前へカウンターを仕掛けるほどのスピードとパワーは、あまり期待ができないところも言えるやろう。そう考えたら、とりあえず人海戦術で押し切る戦術を取るとしても、プロの選手と比べたら、あんましリスクがないと言えるやろう。
あとは「効率的」ということやけど、ロングスローやったら、あんまし難しいことを考えなくてもいい…というところはあるやろう。そりゃ、相手のセットプレーに対する守備戦術が整っていなかったり、ミスしないで安定してプレーすることができんかったら、変に繋いでいくよりちゃ、効率的に決められるやろう。
まあ、高校クラスでプロでやっとる185cm以上のGKがおったら、それだけでもロングスローでの得点率自体は、だいぶ落ちるやろうから、170cm前後のGKも珍しくない高校クラスやと「じゃあ空中戦で」…となるがでしょう。
せっかくながで遊んでみたじゃ
あんましマジな話をしとってもどうかと思ったがで、こういうアンケートを作って、どういう結果になるのか遊んでみとったがやね。
実際によぉ、ロングスローの名手だった、ロリー・デラップへの対抗策として、プレミアの各クラブちゃ、ホームゲームのたびに、看板をピッチの近いところに置いて、助走させないように対策立てとったことあったがやね。高校サッカーでもロングスローを無くしたいがなら、ピッチのすぐ近くに看板をおけば、一件落着…といえるやろう。
…と、オラがロングスローをネタにしだしたら、フォロワーの方もノリの良いもんで、いろんなツイートが飛んできて、結構楽しく感じておったじゃ。
ウォメの直立スローはさすがにビビったじゃ。確かカメルーンの全盛期やったと思うがいど、このスローインは確かにすごかったのう。それ以上にバイシクルの方がもっと凄いがやけど、これは見覚えあるちゃ。しっかし、いいネタぶち込んでくれるフォロワーさんに恵まれて嬉しいちゃね。
ほんじゃから、助走する場所にスポンサーバナーを置いたとしても、ロングスローはできる人はできてしまう…という話やちゃね。
投票はまだ途中ながいど、過半数が「ローションでヌルヌルになったタオルを渡す」がトップになっとったじゃ。ローション効果でスローイン自体が変化球になったりよぉ、ヌルヌルボールにGKがキャッチできないとか、カオスな状況が起きそうながいど、それでもローションに投票が集まるとは、これはこれで楽しいもんやちゃ。
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