とれぱんふっとぼーる

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岐阜の新監督に安間貴義氏らしいちゃ

2020/12/30

こんな情報を目にしたじゃ。

カターレには4年半指揮をとってよぉ、今はFC東京の長谷川健太監督の参謀やっとる安間貴義コーチがよぉ、来季のFC岐阜の監督に就任するみたいやちゃね。

まだ確定情報が出とらんがで、もうちょっこし待とうかと思ったがやけど、なんかTwitterで質問してくる方がおったし、安間さんについては、ブログで書いておくことにするちゃね。

様々なフォーメーションを使うちゃ

以前にも書いとるがやけど、安間さんといえば[3-3-3-1]とか[3-1-4-1-1]とか、奇抜なフォーメーションを使うことで知られとる監督やちゃね。

実際にカターレでその2つは使用しとるがやけど、これを使うようになったきっかけというのちゃ、2010年の中盤から選手が自信を失っているところで、何か刺激を与えようとする意味でよぉ、[3-3-3-1」を使っていたがやね。実際にそれで思うような結果を出せたかといえば、そうでもなかったがやけど、チームの雰囲気自体は良くなったがいちゃ。

時期で振り返ったら、こんな感じかのう?

2010 [3-3-3-1] [4-1-4-1]
2011 [3-3-3-1] [3-4-2-1]
2012 [3-4-2-1]
2013 [3-1-4-1-1] [3-4-2-1] [4-4-1-1]
2014 [4-3-1-2] [4-3-3] [5-3-2]

過去に書いたものを振り返ってみたら、こんな感じやちゃね。

ちなみによぉ、いろんなフォーメーションを使ってきた中で、カターレが最もハマったのは、最も奇抜とも言える「3-1-4-1-1」やちゃね。2013年の終盤戦のサッカーは、ポゼッションもショートカウンターも機能しとって、中でも「苔口-白崎」のホットラインが素晴らしく良かったがいちゃ。

頑固なタイプやないちゃ

安間さんに関しちゃ、ヴァンフォーレ甲府時代によぉ、大木武監督の参謀役やったこともあって、大木監督との比較はされるところやけど、オラからしたらよぉ、この2人は「違うタイプ」と認識しとるちゃね。

大木さんは自分たちがやろうとしているサッカーに対してよぉ、徹底的に詰めていこうとするタイプながいど、安間さんに関しちゃ、カターレの戦力でやりくりしていかんなん現実があっただけによぉ、「現実的な戦い方を選んでいく」指導者ながやね。

それが象徴的やったのが、2012年のシーズンやったがいど、あのときのカターレちゃ、開幕からチーム状況が良くなくて、攻守ともに上手くいっとらんだがいちゃ。中盤戦くらいやと最下位に沈んどることもあったし、降格してもおかしくない状況やったがいど、中盤戦以降は5バックでガチガチなサッカーしとって、ロングボールで黒部と苔口に任せた…みたいな感じやったじゃ。

安間さんは、過去のインタビューとかでも、ビエルサやったり、クロップ時代のドルトムントやったり、はたまたベンフィカやったり好きな人やし、根っころの「サッカーオタク」みたいな人で、最新のトレンドには精通しとる人ながやね。まあ実際考え方は面白いもんは持っとるちゃ。

ただ、カターレ時代を振り返ったらよぉ、現実的な戦いに振り切ったときの方が結果を残していることが多くて、そういうサッカーをやっとるときの方が、上位陣相手に善戦できることが多かったがいちゃ。相手を対策して「良さを潰す」というところに突き詰めたら、結構厄介な戦術家…とも言えるやろう。

選手に対しては甘いちゃね

今までのカターレの監督を見てきた中でよぉ、おそらく安間さんが最も戦術的であって、最も柔軟性を持った指導者やとオラは思っとるがいど、ただちょこっと引っかかったところがあるがいちゃ。

それが「選手に甘い」というとこやろう。

その象徴的やったのちゃ、2014年の前半戦やったと言えるやろう。

2013年によぉ、終盤戦に[3-1-4-1-1]を機能させて、まずまず良い形でシーズンを終了させてよぉ、翌シーズンも1次キャンプのときまでは、同じフォーメーションを使用しとったがやね。

ところがよぉ、ヴェルディからFC東京へ移籍したばっかしの中島翔哉選手がよぉ、急遽カターレに加わることになったがやね。

そのタイミングで安間さんはよぉ、これまで使用しとった[3-1-4-1-1]をやめてしまって、中島翔哉を使った[4-3-1-2]に変更してしまったがやね。シーズン前から「白崎-中島-苔口のトライアングル」と注目されてきとったがいど、これが2014年シーズンの大失敗の原因になっとるやろう。

実際にシーズン開けてみたらよぉ、攻撃面はかなりカオスで、中島はドリブルで特攻してばっかしで、裏の抜け出しを頻繁に狙う苔口はよぉ、何度も動き直しをするハメになっとったし、白崎にはボールが回ってくるチャンスがなかったがで、「夢のトライアングル」は全く機能せんかったがやね。

そんでもって、3バックから4バックの変更ちゃ、明らかに守備負担が大きくなったしよぉ、その年から加入しとったGK水谷雄一はコンディション不良やったのも痛かったところやちゃね。

正直言ってよぉ、このシーズンに関しては、「約束事」とかあったもんやないシーズンやったと感じるくらい「無秩序」なサッカーやったじゃ。

かつての彼のインタビューを見てきて思っとることやけど、基本的に安間さんちゃ、試合中の指示はあまり出さない方でよぉ、基本的に「ピッチ上のことは選手が決める」という考え方を持っているのを、何度か話されとるがいちゃ。

良くいえば「選手の自主性を重んじている」と言えるがいど、悪く言えば「選手を甘やかせている」というようにも捉えられるやろう。

戦術的なとことか、サッカーの志向を見たら、割とビエルサとかの影響は強いように見えるがいど、隅々まで細かいビエルサと異なって、どうしても人の良さは拭えない人でよぉ、そういうところが大きく違うとこながいちゃ。

そういう意味では、選手に対しては「やりたいサッカー」に対しての知識やったり、技術的な問題点などを指摘できる人やし、実際に成長している選手はおったりするがいど、やろうとしとるサッカーに対しての「徹底的な姿勢」というのちゃ、他の監督に比べたら弱い…と感じられるちゃ。

そういう意味で考えたら「参謀役」というのが、重宝される所以といえるやろう。

他のカターレのサポはまた別の考えを持っているやろうけど、安間さんが4年半率いているところを見続けたオラにとっては、こういった感じに捉えられるかのう。

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