【プレビュー】第33節 カターレ富山 – FC今治 / 道連れにしてやらんなんちゃー

前節のロアッソ熊本戦での敗戦でよぉ、今シーズンでのJ2昇格が果たせんかったカターレは、まだ昇格の可能性を残しているFC今治との対戦やちゃ。今シーズン最後のホーム戦になるちゃね。

松原優吉が契約満了やちゃ

まず本題に触れる前にやけど、今シーズンにカターレに8年ぶりに復帰しとった、松原優吉選手の契約満了が発表されとったじゃ。

カターレでプロデビューを飾って、2012年に契約満了で退団してよぉ、その後は長野の主力として活躍した後に、今年に8年ぶりにカターレに帰ってきたがいちゃね。戻ってきたときはオラも嬉しかったのう。

ただ、序盤に怪我で離脱してから、なかなかポジションを掴むことはできんかったし、期待された左サイドバックでのプレーはほとんどできんかったのう。特に終盤戦の福島戦での決勝点になってしまったオウンゴールは不運やったしのう。

ただよぉ、長年活躍しとった長野との古巣対戦では、カターレの決勝点になるロングスローで大きく貢献したじゃ。その他にも彼が起点でゴールになったのは、2つくらいあるちゃね。なかなか出場機会が恵まれない割には、直接的にゴールに関わっとることもあったりと、印象に残るプレーをしとったじゃ。

まだまだ現役を続けるみたいやちゃね。これからも頑張って欲しいちゃ。

前回の今治戦

前回は3-0でカターレが勝利ながいちゃ。

今治が正攻法で攻めてきた…ということもあって、カターレとしてはやりやすい印象のある相手やったのう。攻守ともに組織的で統率された今治やったし、前半はお互いの持ち味が発揮される試合やったがいど、カターレにとっては、前半終了間際に戸高のゴールが決まったのが大きかったじゃ。

その後は、後半に途中出場の「越中のモハメド・サラー」こと大谷駿斗選手がよぉ、カウンターから今季初ゴールを決めたり、その2分後はコーナーキックから「越中のババンギダ」こと田中佑昌選手がコーナーキックから決めて、終わってみればカターレが完勝…といえる内容やったじゃ。

初物が苦手なカターレやけど、この今治に関しては、カターレにとってはやりやすい方の相手やった…という印象やし、それについては監督も選手も触れとんがやね。この試合には今治は中心選手の楠美圭史がいなかった…というのは、かなり大きかった印象はあったのう。

フォーメーション

前節の岩手戦のフォーメーションはこんな感じやちゃね。シーズン序盤は、3-4-2-1も採用しとった今治やったがいど、最終的にはオーソドックスな4-4-2をほとんどやったのう。

最終ラインとセントラルハーフの入れ替わりが多くなくてよぉ、その代わり攻撃陣は結構入れ替わったりしとるのが特徴的かと思うがいど、リュイス監督が指導するチームは、攻守ともに非常に組織的なチームやし、個よりもグループで崩しては、グループで守っていく…という姿勢が目立つチームやちゃね。

それが発揮されとるのは、今シーズン2番目に少ない失点数で、24失点しかしとらん守備陣やちゃね。守備時は4バックがきっちり圧縮して、スライドも統率されとって、セントラルハーフの2人も14ゾーン(バイタルエリア)をきっちり塞ぐのを徹底しとんがいちゃ。そこで大きな役割を果たしとるのは、GK修行とDF園田のベテラン2人に、前回の対戦で出場しとらんかった楠美圭史のセンターラインになるちゃ。

組織的な守備から、攻撃面ではピッチを広く使って、空いたスペースからどんどん侵入していくサッカーをしとんがよ。これという得点源がいる…というチームやないがやけど、無駄にコネコネとボールを回すようなチームやないし、ゴールまでの道筋が見えやすい論理的なサッカーをしとると言えるやろう。

残り2試合をどう戦うがか?

前回の対戦やと3-0で勝利しとんがやけど、その試合には中心選手の楠美圭史がおらんかったこともあって、今回は出場してくると考えたら、また違った展開になってくるとは考えられるやろう。

どんな選手かと言ったら、単純に「攻守の繋げ役」「チームの接着剤」という表現が良いかと思うがいど、ボールを動かすにしても、チームの重心をコントロールしていくにも、この4年目の楠美の存在が結構大きいがいちゃ。それだけに前回対戦した当時よりは、チームの統率力は上がるやろうし、同時にプレー強度も上がっていくと考えられるやろう。

ほんの僅かやけど、まだまだ昇格のチャンスを残しとる今治は高いモチベーションで試合に挑んでくるやろう。カターレとしては、昇格がなくなったとは言え、一つでも上の順位で終わるためには、今治戦は勝利が必須やろう。今シーズンのホーム戦最後を締めくくる良い試合を期待したいもんやちゃ。

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