時々「戦術クラスタ」について話題になるがで、オラが論点整理するちゃ。
「戦術クラスタ」の定義は何なが?
まずこの「戦術クラスタ」という定義がいまいち分からんちゃね。
Googleで検索したところで、それの意味がちゃんと書いてあるサイトがあるわけやないし、ましてやオラの書いた記事が6番目に出てくるほどのもんやし、オラとしては「単なるネットスラング」程度の言葉やないかと思うちゃ。
自分の使う言葉は、自分で定義もしっかり把握した上で使うべきかと思うがいど、実際そういう人に「戦術クラスタって何け?」と言われたところでよぉ、ちゃんと答えられる人はどれだけいるのか…と思ったりもするのう。
オラとしては、別に戦術用語とか使っていようが使っていなくてもよぉ、競技そのものを語っていたら、それは「戦術クラスタ」になるかと思うがいど、どうもこの言葉は使っている人によって、意味合いがかなりブレてくるようやちゃね。
「戦術クラスタって何?」て言われたら答えられらーけ?
机上の空論はファンの嗜み方の一種やないけ?
それに戦術クラスタが「机上の空論」というがなら、おそらく全てのスポーツを見ている人が言うだろう「○○ならば…」「そこで○○が決めていたら」「この試合に○○が出ていたら」「そこでもう少し頑張ったら」も全てが机上の空論になるやろう。その「タラレバ」と戦術は密接に結びつくものやからのう。
つまり「机上の空論」を言わないスポーツファンは、ほぼ存在しないとでも言えるんやないかと…。机上の空論を言わない人は、ただ「キャーキャーワーワー」言うだけにならんまいかと?
お前がやれ?マンセーするだけの人がいいが?
それに「お前やってみろ」みたいな話になってくると、それは「指導者を崇拝しろ」と言っているの同然にはならんまいか…という話にはなってくるちゃね。まあ「褒める」ことしか許されない空気になるのちゃ、それは当事者にとっても良いことながでしょうか?
あと、いろんなチームで戦術について語っておられる方はおられるがいど、それぞれの目的は結構違っていたりするちゃね。上の引用通りやけど、メディアでレビューを執筆するライターが存在しない状況では、サッカーファン、サポーターがその代わりをやらないと、知識を得られる機会を失ってしまう状況やと、オラも思うもんやちゃ。
「自分が楽しむため」「サッカーを深く知りたい」「サポーター仲間が求めている」「精神論だけで片付けられず、もっと深く見る文化が育てば」など、様々な思いを持っているやろう。
同時に誰かが語る戦術に関する情報をありがたいと思っている人もおるわけで、不快に感じるアカウントは「その人にとって合わない」だけであって、不快に感じた人は感想だけ言うだけに済ませればいいところ、主語を大きくして話を大きくしとるだけに過ぎない…というのが実際のところやろう。
それにチームのことを思ったら、褒めるだけやなくて、やはり「言うべきところは言う」と強い危機感を持っているサポーターも存在するがやね。
単純にオラはそう考えられるがいど、「お前やってみろ」と言い返す人にとっては、人のサッカーの楽しみ方やったり、サッカーへの思いを否定することになって、サッカーの楽しみ方の多様性を否定しかねない…とオラは思うがいちゃ。
一個人の言説が雑な括りで大勢の問題に
上のツイートの人は「戦術クラスタは自分は何でも分かっていてどんな状況も解決出来るようなことを言うけど」と書いとったのう。
果たして「戦術クラスタ=自分は何でも分かっていてどんな状況も解決できるようなことを言う人」に値するやろうか?そんな定義やったかのう?戦術クラスタちゃ…。
それは一個人で言う人はおるやろうし、「戦術クラスタ」と呼ばれる人の全てがそれに値する人やとオラは思わんのう。確かに過激な言動をする人が目立って、穏健な人が目立たなくなることはあるがいど、いろんなクラブの情報を探ってみると、言い方がキツイ人もおれば、穏健的な人もおって、まあ様々やないかのう?
そうするくらいなら、やっぱし「名指し」で言えば良いかと思うちゃね。個人での言い合いは、個人が発言したことに責任を持って話せばいいがやし、それぞれが名指しで言い合えばいいんやないかと…。
言葉使いがキツイ人が多かれ少なかれおったとしても、それは大勢の問題にはならんやろう。戦術を語っている他人の責任とか、他の戦術を語っている人が責任を取る必要がないからのう。そこは個人が腹をくくるべきやないかと思うちゃ。
ただ、一個人の言説が「大勢の意見」として捉えられて、話を無駄に大きくすることは、戦術クラスタ以外にもあるがやから、まあこういうのは時々出てくるがでしょう。
長くなったがで、次の日に続き書くちゃ。
次のテーマは「戦術クラスタはリスペクトが足りないのか?」についてやちゃ。
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?
コメント