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第28節 ヴァンラーレ八戸 - カターレ富山 / 序盤の大野耀平の2点で逃げ切って、対八戸初勝利やちゃ

2020/11/20

前節の福島戦で痛い逆転負けを喫したカターレはよぉ、北東北遠征第1弾でヴァンラーレ八戸との対戦やちゃ。

フォーメーション

カターレのスタメンちゃ、前節から変えてきて、1トップに大野耀平を起用してきとるちゃね。前節はベンチスタートのヨージもスタメンで、サイドは右が「越中のババンギダ」こと田中佑昌やちゃ。セントラルのコンビは花井と碓井やちゃ。3バックは左に戸根が起用されとるちゃね。

八戸もメンバーを変えてきてよぉ、バンディエラ新井山祥智、シャドーの秋吉泰佑はベンチスタートながやね。八戸の肝となる両ウイングバックの黒石貴哉と国分将は2人共出場してよぉ、元カターレの佐藤和樹もスタメンやちゃ。フォーメーション表では上形洋介と安藤翼の2トップやったがいど、試合見てみたら、実質3-4-2-1やったがで、こういう図にしといたじゃ。

「FWを助ける」ヨージのアイソレーション

この試合の立ち上がりはいい感じやったのう。

八戸ちゃ、ホームゲームではハイプレスでラインをガッツリ上げてくる、積極的なサッカーをしてくるがいど、序盤からカターレはプレスをかわしながら、ボールを前に運んでいけたのう。

特に良かったのは、ヨージと大野の連携やちゃね。先制点奪うコーナーキックの前のプレーが良かったがいど、左サイドからの斜めのパスを大野が受けたらよぉ、ヨージがすかさず裏をめがけて走ろうとしとんがやね。それを見た八戸の守備陣はよぉ、裏に出してくるパスを警戒して、ラインを下げてくるがいど、そうすることで、大野が前を向いてプレーしやすくなっとって、すかさずズドンとミドルを放っていけたがやね。

ヨージちゃ、ボールを持たないところでのプレーが地味に効いとってよぉ、ある意味「ボールを触らなくても効果的にプレーできる選手」とも言えるがいど、彼が裏に飛び出す動きをすることによって、大野はプレーしやすくなっていたがいちゃね。ビルドアップの助けになることがヨージの良さとして見られやすいがいど、それだけやなくて「FWにプレーしやすくさせる」というところも長けとるちゃね。

こういうのはバスケットボールにも通じるところがあって、前にボールを運んでいく選手のためにスペースを作る動きをするのちゃ、サッカーでも効果的ながやね。これを最近の戦術用語では「アイソレーション」と言ったりするちゃね。

グラウジーズブースターの方に説明するがなら、PGの宇都くんが持ち運んでいるコースを作るがに、相手の守備陣を他の選手で引きつける…なんて考えたらいいかのう?

今後、ヨージのプレーを見る際は「アイソレーション」に注目するといいちゃ。

裏抜けから2点目やちゃ

立ち上がり6分にコーナーキックから、得意のニアでのヘッドで大野耀平が先制点を決めたがいちゃ。これはいい流れやちゃね。

更によぉ、12分にはカターレがヨージのスルーパスから、またもや大野耀平が裏を抜けてよぉ、左足を振り抜いて2点目を決めたじゃ。

これは大野の駆け引きの勝ちやちゃね。常套手段ながいど、ポストプレーでボールを受けにいくように見せかけて、一気に裏のスペースを狙って、それが大成功やちゃね。スピードと馬力がある大野が1トップに起用されるのは、こういうのができるから…というのを見事に証明したシーンやちゃね。

八戸のように高いラインを設定するようなチームちゃ、やっぱし常にその裏のスペースを狙っていきたいとこながやね。この日の八戸の立ち上がりは、プレスのかかりが良くなくて、序盤からカターレは戦いやすかったがいど、明確に裏を撮っていけるシーンを作れたのは大きいちゃね。

これで序盤は素晴らしいスタートを切ったじゃ。

もっと仕掛けても良いがやない?

ただよぉ、この試合のカターレの良かったのは、この立ち上がりの時間ぐらいであって、あとはそんなに良い内容やなかったがやね。

その原因はいろいろ考えられるところやけど、オラが思うには、パスにこだわり過ぎて、もっと八戸のディフェンスラインに仕掛け続けるプレーが足らんかったと感じたじゃ。実際、この2点が決まった後のカターレちゃ、前半終了まで1本しかシュート打ててないがやね。

高い位置までボールを運べたがなら、もっと縦へ突ききるくらいのプレー選択をしてもいいとこやとオラは思うがいど、それよりも「奪われないこと」を優先したあまり、八戸に修正の時間を与えてしまったんやなかろうか?

ちょっこし八戸が持ち直したがいど、前半は2-0で終了やちゃ。

押し込まれる後半

ハーフタイムによぉ、ヴァンラーレ八戸は村瀬勇太と伊勢渉を下げてよぉ、「八戸のバンディエラ」こと新井山祥智と、丸岡悟を投入して修正を図ってきたじゃ。カターレはハーフタイムに交代はなかったじゃ。

後半の立ち上がりはよぉ、八戸も持ち直したこともあって、試合内容としては互角の内容やったのう。しかしよぉ、63分に林堂眞が相手FW上形洋介を倒してしまって、八戸にPKを与えられてしまったじゃ。かなり微妙な判定やけど、膝が入っただけやなくて、手で押しているように見えるだけに、審判からしたら印象が悪かったがかのう?

これを八戸の上形洋介に決められてしまって、1点差に迫られてしまったじゃ。

追いつきたい八戸の攻撃はえらい迫力があったがやね。スタート時は左ウイングバックに入っていた黒石貴哉が、右CBに回ったこともあって、3バックの佐藤和樹と黒石貴哉がガンガンが上がっていくがで、ゴリゴリ押してきとったがやね。

佐藤和樹も黒石貴哉も2人共、元々サイドの選手だけに、実質「1バック」に近い状態やったのう。カターレもリスクをかけて攻撃してきた八戸相手によぉ、途中交代で入った「越中のモハメド・サラー」こと大谷駿斗選手、花井聖を投入して、カウンターからゴールを狙いたいところやったがいど、いかんせん足が止まってきとっただけに、効果的な攻撃はあんましできんかったじゃ。

ほんじゃけど、八戸はあと一歩が足らんがで、結局はなんとかカターレが逃げ切って勝ったじゃ。

「持続性」と「攻めきる」

それはそうと、この試合の同日によぉ、ぶっちぎりの首位を走っとったブラウブリッツ秋田のリーグ優勝が決定したがやね。

その試合も途中から見ていたがいど、90分通じて、チームのパフォーマンスの安定感の良さと、ボール持ったときの攻めきる姿勢が素晴らしくて、その点ではカターレとはかなり対称的かと感じられたのう。

前節に逆転負けした福島戦に、この八戸戦にしてもそうやけど、カターレは90分間、パフォーマンスを持続できないところに弱みを持っているちゃね。もっと言えば、良くない流れになってしまったら、なかなか取り返せんがいちゃ。「リスク管理」「スタミナ」とか、こういったところではJ3の下位と対戦しとっても、脆いところは垣間見えてしまうがやね。

それと同時にやっぱし「ボールを失いたくない」気持ちが強すぎるがか、ゴール方向へ突ききってもいいところで、味方をいつも待ってしまうのが癖になってしまっとって、ゴールの可能性を自ら落としているようなシーンは多いがやね。

それは相手サイドから見たら、あまり怖さを与えられんやろう。きれいな形にこだわり過ぎとるのかもしれんがやけど、早い段階で3点目を取れる可能性はあったやろうし、自ら試合を難しくしとる感は否めないとこやちゃね。

ブラウブリッツ秋田の独走を見ていると、やっぱし「はっきり攻めきる」ところは物凄く重要なことながやと感じさせられるがやね。

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