とれぱんふっとぼーる

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カターレは6位で終了やちゃ

20日をもって、J3の全日程が終了したがいちゃ。


カターレは6位で終了

カターレについてやけど、今シーズンは三浦泰年新監督の下で、J2復帰を目指したわけやけど、結局は6位で終了して、目標達成ならんかったじゃ。

昇格はできんかったがやけど、流れるようなパスサッカーができるようになったもんやから、スタジアムにおっても、サポーターの反応が良くて、なんとなく「富山の人が好きなサッカー」になったのかな?…という印象は感じられるちゃね。昨シーズンは、ボールを回すにしても、もちゃもちゃしとったがで、こういうの見てたら、確かにフラストレーションがたまるやろうと思ってたがやけど、それから比べりゃ、確かに進歩したシーズンで、ポジティブな雰囲気に包まれたかと感じられたのう。

今季の主なデータやちゃ

ほんじゃけど、あくまでも昇格にシビアになった場合、今季のカターレの成績やと、J2昇格ちゃ、あんましにも遠すぎるのは、避けられない事実やと感じられたのう。

今季のカターレの成績はこんな感じやちゃ。

そこで各種データを取っている「Football lab」を参考にしてみるちゃね。
http://www.football-lab.jp/toya/

13勝10分7敗(6位) 37得点(11位タイ)29失点(5位タイ)

得点
PK 2
セットプレー 16(直接2)
クロス 3
スルーパス 1
30m未満のパス 5
30m以上のパス 2
ドリブル 3
こぼれ球 3
その他 1

平均得点 1.23点

失点
PK 2
セットプレー 10(直接1)
クロス 6
スルーパス 1
30m未満のパス 2
30m以上のパス 1
ドリブル 3
こぼれ球 1
その他 2

平均失点 0.96点

昇格するにはあまりにも遠すぎるのう

データを見たら、結構いろんなことが見えてくるのう。やっぱし気になる部分はたくさんあるがやけど、まずは1試合あたりの平均得点が1.23点とは、J2昇格をするチームのデータとしては、物足りなさすぎるちゃね。2位の栃木SCが近い数字は出しとるがやけど、これまでJ3から昇格したチームのデータによるとよぉ、1.7点以上は記録しとんがやね。

そんで得点の内訳やけど、セットプレーが4割ながやね。止まったとこでのプレーなら、そこそこ点数が入るがやけど、流れからの点数ということになると、20点も届いていない…という、なかなか厳しい感じにはなっとるちゃね。最多得点で優勝した大分トリニータちゃ、セットプレーでのゴールがカターレより少ない10点だけしかないがやけど、試合の流れの中での得点に関しちゃ、大分さんの方が倍近く奪っていることになるのう。

凄く引っかかるとこやけど、スルーパスからのゴールが1つだけながやね。単純な比較はできんがやけど、コケちゃんが二桁ゴールを決めた2013年やと6得点記録しとるがで、中盤からいかに供給されとらんがかと感じるとこではあるちゃね。カターレちゃ、裏へ抜けるのが得意なタイプの選手が多いがやけど、実は今季のサッカーやと、技術のある中盤の選手でパスサッカーを展開できるようになった反面、FWの持ち味を殺してしまっとるがやないかと感じるとこはあるかのう。

ヤスさんの去就についてはどうながか?

そこでよぉ、報道では「去就不明」になっとる、三浦泰年監督についてやちゃ。

オラの個人的な意見とすりゃ、「どちらでも…」というのが正直なとこかのう。

ポジティブに思うことちゃ、やっぱし試合の中で、交代カードを切っていくとか、采配面では冴え渡っとる監督やったということかのう。ジョーカー的な起用法でドリブラーの北井佑季、様々なポジションで起用した進藤誠司、パワープレー要員の内田錬平など、試合の中で流れを見ながらよぉ、勝ち点1で終わるとこを勝ち点3に、勝ち点0で終わるとこを勝ち点1にした感じではあるちゃね。

逆にネックやと思ったとこは、「一度対策を練られると、なかなか改善できん」というとこやちゃね。開幕当初は「4-3-1-2」のフォーメーションでよぉ、トップ下の萱沼を自由に動かさせて、彼自身の好調もあってか、序盤戦から上位争いしとったがいちゃね。ほんじゃけど、「3人で中央に寄ってボランチを組む」4-3-1-2においてはよぉ、どうしても中盤のサイドが人数不足に陥りがちながで、中盤のサイドのスペースを付かれてよぉ、何度もピンチを招いたことがあってよぉ、結果を上手く残せんかったがやね。そこを修復するまで時間がかかったもんやから、結局は昇格争いから遠ざかったがやろう。

ほんじゃから、ヤスさんちゃ、試合の流れから手を加えていく「勝負師」ながやけど、チーム組織の構築やったり、相手のスカウティングやったり、戦術の引き出しやったり、物足りない部分はあったかと思うちゃね。

ちなみに北九州時代によぉ、反則ポイントが物凄いことになっとったことでよぉ、「ヤスが監督になったら荒れる」とか開幕前に言われとったがやけど、カターレの通算のイエローカードは41回で、退場は1回だけで、これまでの荒々しさちゃ、カターレではほとんど影響は無くて、例年通りやちゃね。

過去のヤスさんが指揮してきたクラブのデータも検証したがやけど、北九州時代、ヴェルディ時代を踏まえて見てもよぉ、2011~2013年までちゃ、1試合ごとの得点数ちゃ、今年のカターレ同様、1.2~1.3点ぐらいながいちゃ。そんで途中解任された2014年は0.7点。リーグレベルとか、いろいろ考慮に入れんなん部分はあるがやけど、来季以降、チームが成熟してよぉ、過去にJ2昇格したクラブの1.7点以上にまでのチームを構築できるのか?…とゆったら、未知の領域ではあるちゃね。

なんせ、13勝利中の2点差以上の勝利ちゃ、3試合しかないことも考えたら、良くも悪くも僅差の試合になりやすいがかもしれんちゃね。

過去のチームを参考にすりゃ、昇格するチームにちゃ、「他を圧倒する何か(得点力や守備力)」など持ち合わせているものやけど、カターレに関しちゃ、ここ2年は他所に比べたらよぉ「これと言った武器は無い」と思わざるをえないかもしれんちゃ。ほんじゃから、僅差になって、ヤスさんの采配で勝ち点を得てきたのかもしれんのう。

見ている人たちにとってのサッカー観について

オラがヤスさんの去就に関して、「賛成も反対もどっちもない」理由に関しちゃ、J2昇格のラインにまで持ち上げられるかどうかに関しちゃ、どっちになろうが未知数の印象が強くて、なんとも言えんちゃ。

最後に一つだけ、オラが個人的に引っかかっとるとこながやけど、ツイッターのタイムラインにしても、報道各社にしてもよぉ、みんな「最後の一つが足りない」とか「決定力不足」とか言うがやけど、オラが思うに「本当にそこさえクリアすればいいがか?」とか「そもそも過程から間違えていないのか?」とか感じる部分ではあるちゃね。

何でかとゆったら、J3の上位に来とるチームちゃ、決してどこのチームでも「パスサッカー」とは限らないからのう。去年の山口や今年の大分はそれに値するチームやと思うがやけど、堅い守備からのカウンターを持ち味としとった2014年のツエーゲン金沢に、当たりが激しくリアリスティックなサッカーをしとった町田ゼルビアなど、そこには当てはまらんチームやからのう。カターレよりもゴール数が多い鹿児島ユナイテッドなんては、町田に近いタイプやし、「パスサッカーありき」で考えるのもどうかと思うがいちゃ。

「あとは決定力」とかよく言われるがいど、相手がマークついとって、シュートコースが全然なかったら、もちろん得点数は上がるわけやないし、逆にスペースがあいとるがに使っていかないとか見ると、引っかかる部分は多いちゃね。

ミドル放ったり、横幅を使って相手の守備網を引き剥がしたりしていくとか、なんか上手くやっていかんだら、結局は天皇杯の富山新庄クラブ戦みたいがに、「ひたすらゴール前を固められば、まず失点しない」と思わされるやろう。相手が密集しとるとこにボール蹴って、ゴール決まらんだら、そんで「決定力不足」と言われても、オラが思うに「もっと他の手段はないの?」と感じてしまうがいちゃ。

確かにポンポンパスが繋がりゃ、サッカーは楽しいしよぉ、難しい部分やけど、「J2昇格するチームを作る」ことを考えりゃ、冷静になって、シビアに考えんなん部分も結構あるんやないかと感じるがいちゃ。

-カターレ富山
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