【再評価】ATSUGIの「ラブタイツ」は無限の発展性があるちゃ
Twitterを始めにいろいろ話題になっていた、パンティーストッキングのATSUGIのキャンペーン「ラブタイツ」やけど、これはいろいろ展開できるなあと思ったじゃ。
目次
ポジティブな視点でも考えていいんやないかと
この件はよぉ、大きい声で批判されてばかりで、他のメディアとかもあまりフェアな見方をされていなかったがやね。
結果的に上手くいかなかったかもしれんちゃ。ただよぉ、11月2日に合わせてよぉ、人気絵師さんにたくさんオファーを出してよぉ、タイツ着用の女の子を公開していくのは、ものすごく斬新でよぉ、今どきの若い子にも合っていて、オラとしては「前向きの挑戦」やったと考えとるがやね。
マーケティングに対して「成功」「失敗」に関しては、あくまでも企業側が決めることやし、企業で完結することながで、声が大きい人だけに惑わされんと、多角的に考えるといいやろう。
…ということで、「ラブタイツ」からの発展型を考察してみたいと思うちゃ。
コスプレーヤーさんが真似をする
「エイケン」の松山せいじ先生のツイートでハッと思ったがやけど、やっぱしATSUGIがこのキャンペーンをやったのちゃ、かなり大きかったと思うがやね。
で、実際に人気コスプレーヤーのカモミールさんがよぉ、ATSUGIのタイツを履いて、宇崎ちゃんのコスプレをしとんがやね。これはアニメからそのまま出てきたみたいなクオリティやにか…。
そんでよぉ、今どきは人気コスプレーヤーさんが、あらゆる雑誌に進出して、グラビアを飾るような世の中になっとんがやね。まあ既存のグラビアアイドルも、コスプレに寄っていったりと、昨今の流れを感じさせられるちゃね。
彼女たちは、本人たちが漫画・アニメが大好きでよぉ、自ら衣装も作ってコスプレしとって、コミケなどで披露しとったり、写真集を売ったりもしとるし、ATSUGIと人気絵師がコラボしたことによって、コスプレーヤーさんもノリノリでついてくることは十分に考えられたやろう。
そうなりゃ「コスプレーヤーがATSUGIの商品のモデルになる」という、また目新しいものになったに違いないちゃ。
人気絵師のファン、コスプレーヤーさんのファンだけやなくて、そのオタクコミュニティに共感を覚える若い女性が新規顧客になって、ATSUGIの商品を愛用していく…というのも考えられたのう。
ATSUGIがコミケに進出する
そんでよぉ、次に考えられることは「コミケに参加する」ということやろう。
個人事務所のお家騒動でよぉ、2012年に紅白出場をのがして、人気が低迷期やったころの小林幸子さんが、2014年にコミケに参加したがやね。ボーカロイドの曲もたくさん歌って「ラスボス」として親しまれて、新規ファン獲得して復活したがやね。
これをATSUGIに当てはめて考えたら、人気絵師のコラボだけやなくて、既存の漫画・アニメとのコラボも考えられたがで、これまでATSUGIの商品に親しみを持っていなかった層に大きくアピールできたやろう。
今は削除されてしまったがいど、人気絵師さんの描かれたATSUGIのタイツを着た女子のパネルがたくさん用意されとったら、ブースが一気に華やかになったやろうし、そのパネルと一緒に記念写真を撮るとか、ラブタイツのコスプレする人が売り子をしたりと、今まで無かった風景も見られるのかもしれんのう。
世界進出?
そんでもって、今やオタクコンテンツとは、国境を軽く超えるくらい、世界的に人気があるちゃね。毎年コミケには世界各国から集まってきとるしのう。
実際、ATSUGIの世界的なシェアはどんなもんなのかは、オラは全然知らんがやけど、もし海外にあまり進出できとらんがであったら、人気絵師やコスプレーヤーとのコラボ、コミケの進出などで世界中の人に名前を覚えてもらうチャンスになるやろう。
いくら良い製品であっても、知ってもらわないとなかなか手に取ってもらえんだけに、やはりそういう機会を作るようにしとかんなんまい。もし上手く行けば、オタクコミュニティだけやなくて、他の国の人が「このタイツいいね?どこの?」みたいな流れになってくるのかもしれんちゃ。
献血と同じようにタイツも一緒に盛り上げる
日本赤十字社と漫画・アニメのコラボレーションは、だいぶ長いことやってきとるがいど、これは若い人たちに認知してもらうためにやっとんがやね。
人によっては「グッズが欲しい」という理由だけの人はおるのかもしれんがやけど、参加する人の目的はなんであれ、献血に参加する若者が増えて、結構助かってたりすんがいちゃ。なんのせ何かと何かを組み合わせるものは、お互いを高め合うものになっていくちゃね。
そう考えたら、ATSUGIのタイツも、企業の広告だけやなくて、人気絵師さん、コスプレーヤーさん、そして絵師さんやコスプレーヤーさんを支えて、商品を愛用してくれるファンがよぉ、ATSUGIを盛り上げていく姿は、オラは想像できるかと感じるがやね。
この「ラブタイツ」を企画した人は、オラはいいセンスしとると思うし、発展性の観点からしてみたら、ものすごく評価に値するものかと思うちゃ。
「女性蔑視だ!」と騒ぎ立てる人はおるがいど、それはその人の主観にしか過ぎんやろう。いろいろ理由はつけても、結局は「好き」か「嫌い」かであって、「正しい」「正しくない」の話やないがやね。突っ込むたびに、その人自身の知見の浅さとか、多様な女性観をキャッチアップできてないとか、女性による女性差別を煽っているとか、いろんなことが露呈するだけやろう。
つまり、敵視している相手側にも人間がいる…という意識を持てるかどうかやちゃね。そういうとこを考えられるかどうかで、人権意識が見えてくるんやなかろうか?
これだけ斬新な企画を行って、人気絵師さんにも多数依頼した企画者の方々は、オラは本当に評価したいし、励ましたいと思うちゃ。その方々にこの記事を贈りたいと思うちゃ。

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