退場者を出した方が勝てる「サッカーあるある」についてやちゃ

日曜日によぉ、カターレは退場者を出しながらも、カマタマーレ讃岐に1-0で勝利したがよ。

それにしてもよぉ、サッカーちゃ、こういうのが結構頻発するちゃね。退場者を出してやることといっちゃ、だいたい「とにかく守る」ということやけど、セットプレーやらカウンターやらで、ポロッと1点入ってしまうがよ。不思議やちゃ。

「退場者出した方がはっきりする」みたいのちゃ、かつてのギリシャ代表がよくあって、2014年のブラジルワールドカップで対戦した日本も、苦戦を強いられたがやね。彼らは2012年のEUROでも自国開催のポーランド相手にもやってしまっとるがで印象的やちゃ。

前半早々に退場者を出した試合といえば、2年前のW杯の「日本-コロンビア」やけど、これも前半早々にハンドでコロンビアのカルロス・サンチェスが退場になったときもそうやったけど、結果として日本が勝利したがいど、これもコロンビアが終始引いた試合していたこともあって、結構難しい試合やったがね…。運動量に不安があるハメス・ロドリゲスの投入が試合を左右した…と言われるがいど、日本にとっては助けられた交代だったんやなかろうか?

サッカーにおいて「1人少ない状況」というのは、やっぱし難しいもので、一人おらんがになっただけで、パスで繋いでいくのもえらい難易度が上がってくるもんやのう。11人おればサッカーも多種多様の戦術で戦っていけるもんやけど、一人減るとこれがえらい難しくなるもんやちゃ。

ただ「やることが限られる」というのが、逆にいい方向に左右させることがあって、それが「退場者が出る方が勝ってしまう」という現象になるんかと思うちゃ。

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「やることがハッキリする」と、選手たちも迷わずにプレーできるもんやし、それが選手たちのメンタル面も向上させるところはあるんやないかのう?

根本的にはサッカーの原始的なところを突き詰めると「ゴールを奪うこと」と「自分のゴールを守ること」の2つだけながやね。そこから選手の特徴とか指導者の哲学とかで「ゴールを守る方法」も「ゴールを奪う過程」も変化していくもんながよ。その過程が様々な方法があると、それだけサッカーは複雑なもんになってしまうちゃ。

サッカーは中盤に人数をかければ、パスを回しやすくなってくるもんやし、前線に多くの人数が飛び込めば、ゴールを上げられる確立も上がっていくもんやちゃ。ただ現代のサッカーは、アスリート化が進んできとるし、選手の体力が多くなったこともあって、攻守両面で働けるようなクオリティになっとるだけに、更に複雑化しやすくなっとるやろう。運動量だけやなくて、試合中はずーっと頭の回転が速くしとかんならんちゃ。

一人少なくなったらよぉ、パスする相手は一人減るし、守備ブロックにしても1人少ない状況でスペースを埋めていかんなんちゃ。そうなると攻撃を捨てて「守るしかない」状況になってしまうちゃ。

こうなると相手がガッツリ守りに入った状況になったら、相手は人数をかけて攻めようとしてくるちゃね。そうなってくると、後ろの選手は手薄になってくるがいちゃ。足の速いアタッカーだけ残して、あとは全員で守るみたいな戦術を取りがちやけど、一人少ない試合やと本当にそれが有効やったりするがいちゃ。

今どきのサッカーは「よく走って」「よく考える」ことを要求されるもんやちゃ。ただ、引いた展開になると守備側の人間は「とにかくクリア」やし、攻撃の人間は「とにかく前線で粘れ」が徹底されてしまうもんやちゃ。要は「難しいことを考える必要もない」状況になってしまうちゃね。

複雑化していくサッカーでは、選手もいろんなことを考えていかんなんし、それをチームとして共有していくことが求められるちゃ。そのかみ合わせによって、いいチームができるかどうかが左右されていくもんやちゃ。

ただ、引いた展開になると、複雑なことを考えなくてもいいがになるがやから、結局単純なことをやっている選手たちが、一つのチームとして噛み合っていくのかもしれんちゃね。

…窮地になっていくとよぉ、どうも「原始的なところに立ち返る」もんやちゃね。つくづくサッカーとはよぉ分からんスポーツやちゃね…。

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