とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

最近の日本代表関連の報道ちゃ、日本人の舌に合わせたカレーを作って「本場の味」だと思わせるインド料理店に近いものがあるちゃ

最近のハリルホジッチさんに対する報道に関していろいろ思うところはあるちゃね。


大手のサッカー記事は中身が薄いのは多いちゃ

アシシさんや山野さんの発言に関しちゃ、いろいろ思うとこはあると思うがやけど、日本代表の記事に関しちゃ、中身が薄いと感じられるのは本当に多いのう。試合を見て「交代が遅い」とか「戦術はどうなの?」とか、そこいらへんの試合に向き合っての批評はいくらでもあってもいいがやけど、「指揮官の憎たらしいドヤ顔が戻ってきた」とか、戦術がどうとかの問題やなくて、ただ「ハリルホジッチが嫌い」とゆっとるだけで、完全に印象操作をしとるのう。

大手のスポーツ新聞として、そりゃブランドはあって、長年日本のスポーツを報道しとるがいど、そこに書いてあるのちゃ、事実を忠実に書こうとする姿勢やなくて、負の感情を扇動させようとするもんやったのう。

 波紋は監督が起こす?マスメディアが波紋を起こすのでは?


日本代表のGK合宿についてやけど、その時にスポーツ紙各社は「身長190cm無いと良いGKと言えない」と報じとったがやね。

これに関しちゃ、ハリルホジッチさんが理由を説明しとるがいど、「オーストラリアは190cmの選手が7人もいる。GKはそれをブロックしないといけない」とちゃんと説明しとるちゃね。Jリーグと違って、世界と戦うということちゃ、日本で戦うよりも、平均身長がより高くなるのちゃ、各国代表やリーグのデータを見れば分かる話やし、そこをカバーして戦うには、やっぱし長身のGKが欲しいし、やっぱし身長が低いと困難が生じるちゃね…ということやちゃ。

つまり、ハリルホジッチさんのゆっとることちゃ、「身長190cmあるのが理想」であってよぉ、「身長190cm無いGKはダメなGK」とはゆっとらんちゃね。もしこれがまかり通るがなら、今の代表にしても、川島、西川、東口の誰も選出されんと、もしかしたら元カターレの守田くんが代表に選ばれるようなことになってそうやちゃね。

このメディアみたいによぉ、「better」を「must」で表現することで、捏造まがいの記事になるわけやちゃね。ハリルホジッチさんと代表のGK陣との関係ちゃ、今はどうなっとらーか全然分からんがやけど、ちょっとした表現の一つでよぉ、対立しているように仕立てるのは十分可能ながいちゃね。

日本人の舌に合わせとらーに「本場」と名乗る料理

何でこういうのになってしまうがやろうと思って、オラが好きなインド系のカレーからヒントを得てみたがいちゃ。

ツイッターをいつも見ていられる方は知っとると思うがやけど、オラちゃ、週1回ペースくらいでよぉ、インド・パキスタン系のカレーを食べに行っとってよぉ、多いときには昼も夜もその系統を食べとることがあるくらいちゃ。特にハムザレストランにはしょっちゅう顔を出していたりするちゃ。


富山ちゃ、外国人労働者による中古車販売業が盛んでよぉ、パキスタンを始めとするムスリムの人口が500人以上おってよぉ、そんな彼らの食を支えるために、本国からシェフを呼び寄せて、イスラム法に従って処理されたハラールフードで、本場さながらのパキスタン料理を振る舞っとるがいちゃ。そこで集まってくるシェフも経歴が凄い方が多くてよぉ、カシミールの元総料理長で、今はザイカ・カレーハウスのオーナーシェフを務めるムハンマド・サキラィンさんは、パキスタンの5つ星ホテルのシェフやった方やし、ハムザレストランの料理長のグラム・アリさんは大統領をもてなした方ながいちゃ。


しかしよぉ、富山の外を出ると、インド・パキスタン系のカレーちゃ、えらい変わってくるがやね。まず富山ほど日常食として食べとられる方が少ないもんやから、店自体が少ないしちゃね。そこに住んでいる方々が要求することも、そんなに多くもないもんやから、味もメニューもそんなに拘っている感はないちゃ。「本場インドカレー」とかゆっといて、実は日本人の舌に合わせて、クリーム、ピーナッツバター、小麦粉を入れたりして、かなーりまろやかにしとたりする店が多かったりするがやけど、お客さんの要求が高くない地域やと、そうなるものかもしれんちゃね。

そもそも日本におって、どこの店でもそうやけど、食材も完璧に確保できるわけやないがに、「本場」と名乗ってしまうのはおかしな話やけど、実際問題、物珍しさでその店に入っては、自分の舌に合ったものを「本場」と思い込んで、満足してしまうがやろうと感じてしまうのう。たまーにしか食べんかったら、それで満足してしまうしのう。

これがインドならともかく、イスラム教が国教のパキスタンの料理と名乗るがなら、全部ハラールフードやないと示しがつかんがいど、極稀にしか食べないライトユーザーやったら、そこについてもツッコミを入れないやろう。

これが普通ながやね…と思いつつ、やっぱし確かな需要があって、日常的に食される方々がおって、地域の方々にも愛されとるとこやと、レベルが高くなるし、独特な食文化が形成されていくちゃね。インド料理を代表するナンちゃ、実は向こうやと窯がないと食べられない高級食で、庶民が簡単に食べられるようなもんやなくて、普段は全粒粉と水を捏ねて、発酵させず鉄板で作るロティを食べとられるがいど、富山やとこれが常設されとるがいちゃ。オラは舌触りが好きやから、ロティをいつも選んどるがいちゃ。

スパイスの配合が独特やし、油が浮いているものも多いことから、日本人に合わせた味付けとは必ずしも言い難いがやけど、極力本場に近づいていこうとする姿勢が見えるのが、富山のカレー界隈の魅力ではあるちゃね。本場が必ずしも日本人にウケるとは限らんもんやけど、シェフも誇りを持って仕事をしとるだけに、自分達の料理で喜んでもらいたいという気持ちは持っておられるからのう。オラにとっちゃ、非日常を体験できる場がそこにあるのがたまらんし、そこに存在してくれることに本当にありがたみを感じるちゃ。ほんじゃから、射水市とパキスタンを組み合わせた「イミズスタン」という言葉が出て来るがいど。

ブランドでライトユーザーを「分かった気にさせる」のが仕事

そんなインド・パキスタン料理店を思って考えとったら、やっぱしスポーツ紙ちゃ、読者に「分かった気にさせる」ことであって、「スポーツを伝えよう」としているとは限らない…ということやちゃね。

日本のマスメディアの報道とか見とったらよぉ、どうも根性とか精神論みたいに、感情論で煽ったりして、普段から見ない人にとっちゃ、ウケの良いことを書いてるちゃね。そういうことから現代のサッカーに関しての教養が感じらずに、ひたすら根性論やったり、ポゼッションサッカーしか知らんようなことしか言わない、セルジオ越後さんがコラムを書いていけたりするわけやけど、こんなんでどこにサッカーの記事があるのかと、オラは感じてしまうけどのう。

まさに、日本人に舌に合わせて、本場と掛け離れたインド・パキスタン料理を

ハリルホジッチさんのGKの発言がどうとかで、マスメディアが勝手に波紋を起こすくらいやったら、それこそお金出して、山野さんとかGKコーチを務めていたプロフェッショナルに、記事を依頼すればいいちゃね。まともなサッカー記事を書きたいがなら。

緻密な努力があって、これでもかと詰めていくのが存在するものやけど、その努力を紙面で取り上げようとしているわけではなくて、むしろ読者が「分かったつもりになれる」ようにするために、歪曲も厭わない考えやと感じるちゃね。ほんじゃから、ハリルホジッチさんが長身のGKの優位性をどんだけ説明しても、そこを取り上げんかったり、紙面で書いたとしても、目に入りにくいところに入れたりするわけながいちゃ。

こういうのちゃ、普段からサッカーに触れとる熱心なファンやったら、マスメディアがおっかしなことを書いていると気づくもんやけど、普段からサッカーを見んと、日本代表しか知らないもんになってくると、マスメディアが言うことに疑問すら持つこともなく、なーんとなく「サッカーを知った気になる」がいちゃね。

サッカーを知るとかゆっても、そんなの20年以上見ているオラでも、全然追いつかないし、何年経っても分からんもんやけどのう。おそらくサッカーに触れ続けている限りちゃ、サッカーの勉強を続けていくことになるちゃ。ただ、そんなオラみたいのは、大手のメディアにとっちゃ、「存在しない者」と見ているがやろうと感じるのう。

意図を持たないマスメディアは存在せんちゃ

サッカーが進化し続けるがなら、本来はメディアも進化し続けるのがオラは普通やと思うがやけど、事実の歪曲を疑わせるまでのことをしてまで、「分かった気にさせる」報道ちゃ、何かしらの意図があると考えた方がいいちゃね。

数々の試合を見ても、ポジティブにもネガティブにも、様々な捉え方が可能なわけやけど、結局のところ、ハリルホジッチさんを辞めさせたくて、彼のことを批判することを前提に記事を書いているがやろう。オーストラリア戦の試合を見て、采配に問題があるというツッコミまでは分かるがいど、GK合宿についてにまで至るのは、さすがにどうかと感じるとこはあるのう。

残念なことに、ネガティブな情報ちゃ、すぐに伝わっていくもんで、事実と合っているのかどうかはともかくとして、テレビやネットを問わず、世間様はどうしても反応しやすいとこはあるちゃね。Jリーグのサポーターでもよぉ、気に食わないチームのサポーターの不祥事に大騒ぎすることはあるがいど、それもとんでもない勢いでRTされとったりするしのう。

需要が高く求めるレベルも高い富山のインド・パキスタン料理店に、中途半端なインド料理店が生き残っていけんようなところやと、「分かった気にさせる」とこは通用せんがやけど、結局こういうのちゃ、日本代表を見ているライト層にとっちゃ、どうしてもメディアに疑いを持たない人が多いもんやから、泳がせてしまうもんやと感じるちゃね。

こういうのをどうにかするには、よく知らない人にはウケのいい感情論に頼らんと、戦術論や技術論をしっかり書いた上で、批評していく方々に、もっと人やお金が回っていく流れを作っていく必要は感じるちゃね。「分かった気でいる」のと「理解している」のでは雲泥の差があるからのう。それでもって扇動的な感情論で「分かった気でいさせられた」方々を、少しでも「サッカーを分かってもらえる」ように表現するように努力をしていかんなんかと感じるちゃね。

マスメディアやろうが、自分自身が見ていないことには理解すべきやちゃ

最後にやけど、実際にハリルホジッチさんがどう語ったのかまでは分からんがやけど、所詮マスメディアを通して見ている情報ながで、自分自身が見ていないものだと前提として考えるべきやちゃね。「better」と「much」で内容も印象も変わっていくもんやけど、その若干のニュアンスの違いでも、事実と異なるがなら、それは捏造に違いないちゃ。

マスコミによって、多少の信頼できるとこと、そうやないとことあるけど、信用する信用しない以前に、どこのメディアやろうが、マスコミのフィルタに掛けたら別物になってしまっとるかもしれないと、多少は疑いを持った方がいいちゃね。

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