とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

フィジカルモンスターは差別ながけ?

2020/08/14

「footballista」の記事で話題になっとることについて触れるちゃ。

これを見て思ったのは「なんかえらい難しい世の中になった」という感じやちゃね。

オラが引っかかる部分としてはあくまでも「災厄」というところやけど、そこと「フィジカルモンスター」というところを字面の組み合わせによって、このタイトルが過激に見えてしまったのかな…と思ってしまったのう。

オラが思うことを3点触れるちゃ。

「褒める」ことを差別にしていいが?

日本のスポーツにありがちやけど、外国人選手に対しては「フィジカルを褒める」というのは、サッカーに問わず長年言われきたことやちゃね。

サッカーに問わず、野球、バスケ、プロレスなどで来日してくる外国人選手がやっとる役割というのちゃ、技術的なところやなくて、パワーとか体格とか武器にしとる人がやってくるがで、どうしても「フィジカル」というのが強調されやすいところがあるやろう。特にアフリカ系の選手はそういうところが優れている選手が多くて、日本のサッカーの場合はパトリック・エムボマがおったがで、そういうイメージが強く残っていると考えられるちゃ。

一つ思っとることやけど、アフリカ系の選手に対して「フィジカルを褒める」行為を「黒人選手に対するステレオタイプを助長する」とか言うがいど、あくまでも褒める意味で使っているものを差別扱いにするのちゃ、そもそもどうなのかと気になるところではあるちゃね。

プロスポーツの根底から言うと、みんな「すごいものをみたい」がであって、そこでプレーする人の大半は、一般人から見たら「バケモノ」級の人材が集まっているもんであるちゃ。スポーツにおける「バケモノ」とは、ポジティブに使われるものやしのう。

ただ「災厄」という言葉と組み合わせると「モンスター」の意味合いが、ネガティブに捉えられてしまうのかもしれんちゃ。

フィジカルモンスター自体、禁句にせんなんちゃ

「怪物」という扱いちゃ、高校野球の有望株にも使われていたものやし、Jリーグでは「ドラゴン」こと久保竜彦によくそういう表現されとっただけに、そこには人種はあまり関係なく使われとるのは、別にオルンガに限った話ではないちゃ。

ただ、全員が全員、こういうのが共有されていない状況下では、やっぱし「フィジカルモンスターという言葉は全面禁止」にするくらいやないとダメやろう。

黒人選手には配慮のために「フィジカルモンスター」は使っていけないとなっても、他の人種の選手に対しては「モンスター」を使うのは、それはフェアではないとオラは考えるがいど、そこいら辺はどう咀嚼しとるのか気になるところながいちゃ。

要は「バケモノ扱いは人種問わず禁止にせんと人種差別にならんけ?」ということやちゃ。

「越中のモハメド・サラー」こと大谷駿斗選手のスピードは、本当に凄まじくて、それこそモンスター級には違いないがやけど、それを似たようなアフリカ系選手に言ったら「差別だ!」という扱いになったりするのちゃ、果たしてフェアなのか…というところやちゃね。

そうなったら、もはや褒める意味であろうが「フィジカルモンスターは禁句」にせんなんまい。

当事者はどうながか?

しっかし、こういうのをいろいろ考察しとって思うことは、やっぱし疑問点が増えるばっかしで、当事者に聞かないと分からない…というところやちゃね。

結構デリゲートな問題には違いないがやけど、人種問わずに使われてきとる「フィジカルモンスター」「怪物」といった言葉に関しては、本当に適切なのかどうなのかちゃ、結局自分達の考え方だけで判断してしまっとるところがあると感じるがよ。

そう考えたら、これはオルンガ選手本人に聞いてみないと分からん…と感じるがやね。

昨日の「アクタージュ」に関する記事でも触れたがいど、直接被害者に聞いたわけでもないがに、被害者の心情をわかったフリをして「配慮しないと」と考えるのちゃ、実際当事者のためになっているのかどうか疑問に感じるがやね。

それは今回の件でも同じように感じられるがよ。結局自分の思うようなことだけで判断してしまって、それで「言葉狩り」に走ってしまう…という感じにのう。

本当に誰のためながでしょうか?

「人種で選手の評価に繋げない」こと

ただ一つ言えることちゃ、やっぱし「人種で評価に繋げない」というところに尽きるかと思うちゃね。

日本のスポーツの歴史における外国人のポジションを考慮すると、外国人はフィジカルで圧倒するポジションにハマっていることが多いことから、どうしても「外国人=フィジカルがすごい」というところに結びつきではあるちゃね。

そういう意味ではNHKのサッカー解説やっとる「人間力」こと山本昌邦さんの、人種でフィジカルがどうこう言っているのは、あまり良くないとオラは感じるがやね。

確かに日本人と外国人では骨格や肉付きが違うところはあるかもしれんがやけど、ちゃんと試合を見たわけでないがに「●●人はフィジカルが〜」というのは、間違いなくステレオタイプになってしまうがやし、サッカーそのものの評価としては、えらい雑なものには違いないと思うちゃ。

根本的には「〇〇」という言葉を使ったから、人種差別として脊髄反射的に叫ぶよりは、もうちょっこし踏み込んで考えてみることが大切かと感じられるのう。根本的には特定の言葉を使うよりも、ただの印象論で選手を評価する方が危ういとオラは考えるちゃ。

ただ、そこまでみんながみんな思慮が深くないのは、なかなか痛いところやちゃね。

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