2020年J3第1節 カターレ富山-AC長野パルセイロ / まずは引き分けスタートやちゃ

やっとかっとJ3が始まったじゃ。今年も更新していくがでよろしくやちゃ。

スターティングメンバー

開幕ということで、今回はスタメンについて多く触れるちゃ。

GKは齊藤和希

エノさんが引退して、太田が退団したGKが一つの焦点になるところやったがやけど、開幕のGKはJ通算50試合出場する岡大生でもなく、大卒ルーキーの田中勘太でもなく、2年目の齊藤和希がスタメンやったじゃ。

発表したときは正直予想外やったがやけど、斎藤は3人の中で唯一、昨シーズンも在籍しとるGKやちゃね。試合出場は無かったがやけど、この3人の中で確実にカターレのサッカーを知っている選手やから、その観点から見たら、まあ妥当なとこかもしれんちゃ。

左は末木裕也と戸高弘貴のコンビ

前嶋洋太と白石智之の強力コンビが退団してよぉ、新井瑞希も杉山弾斗も退団した左は新戦力に頼るのは予想されたところやけど、法政大からのルーキーの末木裕也が左SBで、町田から加入した戸高弘貴が左WGやったじゃ。

戸高に関しちゃ、実績からして彼が妥当といったところやけど、左が本職がセントラルハーフの末木が抜擢されとるのは思い切ったことするちゃね。スポーツ紙では試されとるとか出てたがいど、経験などから松原優吉が有力かと思ったら、中盤の選手を起用してきたがいちゃ。

椎名スタメン、武と大野は控え

競争が激しいアタッカー陣やけど、昨シーズンのチーム得点王の「越中のモハメド・サラー」こと大谷駿斗選手が開幕ベンチ外やったがいちゃ。プレシーズンからゴールは決めていないがで、今は本調子でないがやろうか?

そして右には4回の十字靭帯断裂から蘇ってきた男、椎名伸志がスタメンやちゃね。攻撃的なポジションはどこでもやるし、左WBでもプレーしたことあるほどのオールラウンダーやけど、今回は右サイドやちゃね。

ベンチはTMでゴール量産しとる京都からの期限付き移籍の大野耀平、そして大目玉の武颯がベンチに入ったがいちゃ。大谷と法政大ルーキーの松澤彰、川崎から期限付き移籍の宮城天はベンチ外やちゃね。

椎名のゴールで先制点やちゃ

立ち上がりはホームのカターレがボールを保持して、長野が深く守る展開やったのう。カターレは左右のサイドバックを起点にしながら、長いボールで平松に当てたり、ちょこまか動く佐々木陽次、椎名伸志、戸高弘貴にボールを供給していって、ゴールを狙うという形やったのう。

ただ、長野が深く守っている中ではなかなかゴールをこじ開けるのは大変ながで、序盤はペナルティエリアに侵入しつつも、あと一歩が足りない展開やったのう。

そんな展開やったがやけど、17分に中央に入ってきた戸高が引きつけてから、ペナルティエリア外にいた椎名にパスを淹れると、椎名がカットインからの左足からのシュートで、カターレがこれで先制点やちゃ。

左から中央に入ってきた戸高が上手いこと引きつけて、そこから椎名がシュートまでの時間が作れたのう。昨シーズンではあまり見られなかった椎名らしいゴールやったじゃ。

ミスから失点して相手ペースやちゃ

前半はカターレのペースのまま1-0で終了したがやけど、後半に入って57分にDFラインとGKの間に入ってきたボールをよぉ、今瀬がGKに戻そうとしたボールがミスになってしまって、それを奪った東浩史に決められて同点に追いつかれたじゃ。

これは本当によろしくないミスやったじゃ。単純に今瀬のミスやろう。中に入れてしまうくらいなら、左足を使ってスローインに逃げてもいいかと思うがいど、この判断を取れなかったのは良くなかったじゃ。次はしっかりしてほしいちゃ。

その後は終始長野のペースやったのう。

前半から完成度の低さを露呈していたDFラインの裏の連携やったり、左サイドやったり、長野に集中的に使われてきたがで、カターレとしてはえらいしんどい展開になったのう。ボールに食いつきやすい戸高の守備の習性を突かれた感が強いがやけど、あまりにも一方的に使われるのはよろしくないちゃね。

開幕は引き分けスタートやちゃ

追いつかれたカターレはよぉ、大野耀平、池高暢希を投入して勝ち越しゴールを狙ったがいど、あまりにも攻め急ぎる姿勢が強すぎて、パスミスを連発しとったじゃ。

裏を狙う大野耀平の動きは面白くて、ガンガン攻めていく姿勢は良かったし、あと一歩のところまで行ったがいど、チームで崩していくという形にはなってないがやし、かなりバッタバタやったじゃ。これは上手いこと直していかんなんちゃ。

結局は1-1で試合終了やちゃ。今シーズンのカターレのやっていこうとするサッカーの形は見えとるし、収穫もあったがいど、それ以上に多くの課題を抱えている現状を見えてしまった試合やったのう。

引き分けで助かった…というよりも「長野に勝点を与えなくて良かった」とオラは見ているがいど。

各選手について

最後に各選手について触れるちゃ

GK 齊藤和希

立ち上がりから不安定なところを見せてて、正直危なっかしい印象は拭えんかったじゃ。ただボールの持ち方とかプレー選択を見ていると、昨シーズンのエノさんの影響を強く受けているのは感じられたのう。経験が必要やと思うちゃ。

DF 田中佑昌

今シーズンからの新加入のベテランやちゃね。相変わらずスピードはある選手やし、彼のクロスからチャンスを作っていたのう。右サイドといえばヤギが不動のポジションやけど、サイドを深く入っていける機動力は魅力的やちゃね。

DF 林堂眞

愛媛からの新加入の林堂眞やけど、守備面やパスで不安定さは拭えなくて、まだまだ本調子と言えんかったのう。

DF 今瀬淳也

今日はさすがに反省していただきたいじゃ。キャプテン。カターレの選手の中では最もフィジカルある選手やし、両足も使えるし、守備陣のファーストチョイスには違いないがやけど、年に数回はやらかす癖はあるちゃね。本当に頼むちゃ…。

DF 末木裕也

前嶋洋太がプレーしていた左SBやけど、大卒ルーキーの末木裕也が大抜擢やったのう、前嶋は実質プレーメーカーみたいなもんやったし、カターレの攻撃のリズムは彼が作っていたのも同然ながで、さすがに同じことを最初からやれ…というのは難しいやろう。ただ前半から裏を頻繁に狙われていただけに、最終ラインの守備には課題は浮き彫りながで、シーズンを通して覚えてほしいところやちゃね。今シーズン最大のキーマンやなかろうか?

MF 碓井鉄平

終始カバーリングと最終ラインの組み立てに絡んでいて、今シーズンもタフな役割を担うことになりそうやちゃね。後半は結構ギリギリなところを抑えてくれたじゃ、

MF 花井聖

今季から10番を背負うことになったがいど、やはり長野も相当警戒しとることもあって、今回はなかなか前を向かせてもらえんかったのう。対面には秋田におった藤山がいたがいど、後半は翻弄されていたのは否めないとこやちゃね。後ろの選手でもうちょっこしゲームを作れて、花井さんが前に上がっていける展開を作れたら良いがいど…。

MF 戸高弘貴

今季町田から加入してきた戸高やけど、前半から本当に動き回っていたのう。ドリブルと遠目からのシュートが得意な選手やけど、前任者の白石が直線的な突破を得意としていた一方で、戸高は低い重心で縫って入ってくるタイプやちゃね。新井瑞希に近い方かのう?面白い選手やけど、前任者の突破力がエグかっただけに、評価がちょっこし分かれるかもしれんのう。

MF 椎名伸志

やはり椎名伸志がピッチにいるのは大きいちゃね。昨シーズンの半分を棒に振ってなければ、今頃は本当はJ2にいたんじゃないかと思えるくらい、違いがはっきりしている選手やなかろうか?狭い局面でもボールを奪われなくて、ゴールにつなげてしまうジョーカーのような選手やちゃね。昨シーズンは大谷がプレーしていたポジションで、右の人は得点を決める役割…も同然やったがいど、大谷とはタイプは違うとはいえ、椎名も同じことができると証明できたがやなかろうか?

FW 佐々木陽次

相変わらずちょこまか動くのは今シーズンも健在やちゃ。前半早々の角度のないところのシュートやったり、後半にも惜しいシーンがあって決められんかったがいど、最後の最後でもうちょっこし決められると良いちゃね。今季も頼むちゃ。

FW 平松宗

昨シーズン途中から加入したターゲットマンやけど、この試合では終始持ち味は発揮できなかったと言わざるを得ないかのう?昨シーズンも長野相手ではあんまし良くなかったし、だいぶ対策が練られてきている印象は強いがいど、そこからプレーの幅を広げられるか…FWが面白い選手が揃っているだけに、今季は序盤戦から真価を問われそうやちゃ。

FW 大野耀平

京都からの期限付き移籍やちゃ。後半は30分くらいプレーしとったがいど、押された展開の中で最も存在感を出せたがやなかろうか?裏を狙っていける動きに、ゴール前での飛び込みなど、突貫小僧みたいな感じやけど、昨シーズンのカターレに無かった持ち味を持っているといえるやちゃね。ただボール持ったらシュートしか選択肢がないのか?…と思えるくらいやったがで、もうちょっこし周りが見えるようになると良い感じになるかのう?

戦術面とかは余裕あったらまた触れていくちゃ。

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