女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」が発表されたじゃ

女子プロサッカーリーグの「WEリーグ」が来年の秋に開幕するみたいやちゃ。

思い切った「WEリーグ」

えらい思い切ったことやらっしゃるちゃね。コロナのこの時期やからこそ、オラびっくりしたじゃ。

女子スポーツをプロとして成立させるのちゃ、本当に大変やし、おそらく物凄い苦労するかと考えられるのう。女子サッカーで最も成功しとって、実際にプロも多いアメリカでさえ、財政的に結構カツカツやったりするしのう。

「プロ」というのちゃ、職業として食べていける…という意味で考えりゃ、トップリーグにおるクラブは全員プロ契約…ということやけど、お客さんやったりスポンサーやったりがそんだけ女子サッカーにカネを出してくれるかどうか…というところやし、放映権料もたくさんもらえるかどうか…というのは、最も鍵を握るところやないやろうか?

女子サッカーの現状は「慈善事業」

そんでもってはっきり言えることちゃ、プロスポーツの世界ほど「性差」が大きい分野はないということやろう。

世界にあるプロスポーツの大半ちゃ、男子がほとんどを締めるものやし、どうしても身体能力を考慮したら、女子スポーツは迫力が欠けてしまうところは否めんがやね。なでしこジャパンにしても、男でいうと高校生に少し劣るくらい…と言われるがいど、確かに単純にスポーツのレベルで…というところを考慮すると、どうしても成立しづらい面はあるのう。

欧州のクラブやと、女子チームを抱えるチームちゃ、欧州屈指の強豪で熊谷紗希選手が所属しとらす「オリンピック・リヨン」を筆頭によぉ、男子チームを抱えているところが多いがやけど、正直言うと「男子チームがあっての女子」というところは否めないところではないかのう?

やや言葉に語弊はあるかもしれんがやけど、実際のところ、女子チームの立ち位置は「女子サッカーの舞台を作るため」という慈善事業的な立ち位置に過ぎず、女子サッカー自体に商業的な価値は見いだせていないといえるやろう…。

そう考えたらよぉ、なかなか現実は大変やちゃね。

税優遇を追い風にしたいのう

ただよぉ、最近はスポーツチーム対する「税優遇」が明らかになってよぉ、クラブを維持するために追加投資することが、寄付ではなくて「広告費」としてみなされることになったがで、企業が女子チームにカネを出しやすくなってきたのは、WEリーグにとって追い風にはなりそうやちゃね。

「WEリーグ」の立ち上げと、Jリーグが動いた「税優遇」に関しちゃ、どこまで関係しとるのか分からんがやけど、少なくとも「WEリーグ」はしっかり立ち上がっていくまでは時間もかかるやろうから、こういう動きはありがたいもんやのう。

コロナ後のスポーツの状況はどうなるのか読めんがやけど、もし一定の露出を見込めるがであれば、女子サッカーへの投資ちゃ、年々カネがかかるリーグになってきとるJリーグに比べたら、少ない投資で大きなリターン…つまり高い広告効果を得られるのかもしれんちゃ。

WEリーグに投資するのは、チャンスかもしれんちゃ。

既存サッカーファンやなく「新規開拓」が鍵やちゃ

そう考えていったら、やっぱし「WEリーグ」の課題といっちゃ、男子サッカーに追いつくことやなくて、むしろ「女子サッカーならではの魅力発信」というところに尽きるちゃね。

おそらくよぉ、既存のサッカーファンだけを取り込んでいこうとするのは、かなり難しいやろう。日本のサッカーファンを見ていても、海外とJリーグを両方を見ている人は多いがやけど、実際問題、時差とか金銭的な問題によって、両方をずーっと追っかけるのちゃ、結構大変ながやね。そういうファンを取り込むのは難しいがやし、おそらく一番熱を上げていくコアサポとかは、引き抜くくらいでないと難しいのかもしれんのう。

…と考えたら、やっぱし「WEリーグ」は、既存サッカーファンに頼るがやなくて。全くサッカーと縁のないような人を得ていく方が良いのかもしれんちゃ。

WEリーグ成功の鍵はフェミニスト?

オラが思うには「女子がスポーツで稼げる」のは、女性の社会進出や性差による経済格差の是正にも大きく貢献できることになるがで、これこそフェミニストを名乗る方々には、熱心に応援していただきたいと思うちゃ。

漫画やアニメの表現で「環境的セクシャルハラスメントだ」とか、5歳型ラブドールを「規制しろ」と言ったり、岡村隆史さんの不適切発言で「降板しろ」「フェミニズムを教える番組を作れ」など、どうしても「抗議する」というところに傾倒しているように思えるがいど、オラはそれよりも「自立して働く女性を応援する」というところを、より力を入れるべきやなかろうかと思えるちゃね。

なんのせ今後の動向が楽しみやちゃね。期待しとるちゃ。

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