とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

張本勲さんは有識者に「ガッツポーズの素晴らしさ」を唱えさせる引き立て役になったがで、みんなガッツポーズを積極的にやっていけばいいちゃね

2016/08/21

張本勲さんが、サンデーモーニングで卓球の水谷隼選手のガッツポーズに「喝!」して、なんか話題になっとったのう。

思いもしなかった見識を示すガッツさん

張本さんちゃ、「右手を上げ過ぎとる」とか「この国は礼で始まって、礼で終わる」とか発言されたのを見て、日本のガッツポーズの権威である、元プロボクサーのガッツ石松さんが反応されたがやね。

ガッツポーズちゃ、確かガッツさんが現役時代に、両手の拳を上げたのが由来らしいがやけど、その走りの人だけに、行動に意味があったのだと発言されとるちゃね。「自分を褒めるための右手、応援への感謝のための左手」とか、たぶん40年とかそれぐらい前やったら、意味を持ってやっとられたかなーと感じさせるような発言で、オラは面白く思えたじゃ。

今では何となく意味もわからずに自然とやっとる行動が、昔は意味を持ってやっていたことちゃ、結構あるんやないかと思うちゃ。時代が進むことで、あらゆることが進化していくことやけど、同時に意味があって行動しとったことが、自然に出るものになって、意味もわからずやってしまっている…みたいにのう。

ガッツポーズに限らず、さりげない行動の意味を改めて考えるのもおもしろいもんやちゃ。

リアクションは大きい方がいいちゃ

そこでオラがガッツポーズの見解について書こうかと思うちゃね。

オラとしちゃ、選手はどんどんガッツポーズをやってもらった方が良いと思っとるがいちゃ。なんでかとゆったら、選手の一挙一動の動きによってよぉ、会場の熱気も違ってくるからやちゃね。五輪の卓球やバドミントン、フェンシングとかを見てたらよぉ、どこの選手も派手にガッツポーズを出しとるけど、展開が速いスポーツこそ、そうしてもらった方がどっちが点数を取ったのかが凄く分かりやすくなるちゃね。

オラは学生時代はバドミントンやってきたがやけど、その当時の先輩や先生からは、「派手に喜んでいい」とか「むしろ相手を威圧するくらいでもいい」とか言われたし、お互いにそうやっとったわけやけど、そのガッツポーズを取ることで仲が悪くなるわけやないし、リスペクトが損なわれるわけではなかったのう。そんなことよりも、試合に集中することに必死になっとったがで、ガッツポーズがどうとか、考えとる暇もなかったけどのう。

プレーしとったら、あんまし意識せんがやけど、振り返ったら、ガッツポーズをやることで、周りの空気を動かせた気はするちゃね。みんな「いけいけー」と言ってくれたのは覚えとるちゃ。

サッカーなんてどんだけでも派手に喜びゃいい

やり過ぎは良くないし、タイミングもあるがやけど、プロレスとか見てたら、感情を見せたら、お客さんが反応して、独特な空気が出てくるしのう。特にアメリカやと、テンションがえらいことになって、サッカーのようにチャントを発することがあるちゃ。「プロレスはお客さんが空気を作る」とか言われるがやけど、リングと客席でキャッチボールしとるような感じちゃ、他のスポーツ興行には無い要素やちゃね。地域によって、盛り上がる要素や熱が違ってくるし、同じ団体の興行にしても、目が肥えたファンが多い後楽園と、どうしても大人しい県民性が色濃く出る富山やと、全然空気違うしのう。

そう思ったら、サッカーなんて、もっと派手にリアクション取ればいいちゃね。サッカー関係の話になると「日本人は感情が出すのが下手」みたいのを聞くがやけど、選手はみんな必死に戦っているのは違いないがやけど、表情が乏しいもんやから、いまいち熱さを感じない風に感じることはあると思うがいちゃ。

最近よぉ、全社の北信越見に行ったがやけど、岩瀬のサッカー場やと、選手の感情が見えてくるので、陸上競技場よりは見応えがあるちゃね。球際に負けないようにするためによぉ、ルーズボールに対して、「どりゃあああああああ」と叫びながらボール奪いに行っとるもんがおって、思わず笑ってしまったがやけど、競技場へ行って分かる部分やし、肌感覚でサッカーを味わった感覚になるちゃね。

喜ぶのはプロの仕事

最近はカターレの選手ちゃ、内容次第で試合に勝っても感情を露わにせんと、うつむきながらゴール裏でカニダンスを適当にやって帰ったのが何度もあって、そんで今ではサポーターが選手を思ってやらなくなったがやけど、オラ個人としちゃ、凄く残念やと思ったのう。

そもそもプロサッカークラブの仕事ちゃ、見てくださるお客さんに「来てよかった」と満足させることやけど、そのためにはよぉ、オラは選手達は「試合に勝つだけ」が仕事ではないと思うがやね。選手達は礼儀よくて、それはそれでいいと思うがやけど、サッカーは基本的によぉ、相撲やテニスといった派手に喜ぶのを良しとしないスポーツではないがいちゃね。ほんじゃから、「勝っても感情出して喜ばない」選手達は何を考えとるがやろう?と思ったのが、オラが感じるとこながいちゃ。

おそらく引退してしまった吉川健太がおったら、こういうことは起きんやろうのう。彼はサブメンバーに入りゃ、ゴールしたときに真っ先に飛び出していくし、ゴール前にも先頭を歩いて来とったし、内容が乏しい試合でも勝てば率先して派手に踊っとったわけやしのう。そういうの観に来とるお客さんはおるわけやし、盛り上がりが欠けてしまうんやないかのう。

バナナを頭に被る川崎フロンターレ

大久保嘉人選手がよぉ、神戸から川崎に移籍したらよぉ、頭にバナナ被ったりして、今まで見えんかった部分が出てきとるちゃね。川崎自体が、イベントに力入れたり、選手にプロモーションにどんどん参加させたりしとるけど、これがプロの仕事かな?とオラは思うちゃね。

クラブごとにスタンスは違うし、さすがにどこも川崎みたいにイベントやりまくったりするわけやないけど、プロスポーツ興行の基本ちゃ、祭りとかライブとかと同じようなもんで、「スタジアムにいる人を喜ばせる」のが根本的なところで、「試合に勝つ」とか「内容を良くする」とか「イベントを増やす」のちゃ、それは手段の一つながやね。

カターレの選手が試合内容の悪かったがか、しょんぼりした顔しとったけど、たぶん中村憲剛やったら、そういう顔はしないやろうと思うちゃね。一挙一動でお客さんのテンションが変わるのを知っている選手は、本心がそうやなくても、プロの選手として全うすると思うがいちゃ。ちょっとしたきっかけで「また見に行こう」と思うファンがおるかもしれんし、ガッツポーズ一つで変わっていくのが、ファンサービスというものやろう。

そう思ったら、どんな手段を使おうが、お客さんの熱を上げるのを、第一に考えていかんなんかなーと感じるわけやちゃ。試合中の選手の一挙一動で、お客さんの満足度が上がるがなら、どんなにしょっぱい試合やろうが、どんどんやっていってもいいとオラは思うがいちゃ。

張本さんが何か言えば、誰かが補ってくれる

ガッツポーズのことはこれまでにして、張本さんについて、最後触れておくちゃね。

みんなこの人が発言したらよぉ、「老害!」とか「リスペクトがない」とか、逆に「こんな爺とか放っておけばいい」という声はたくさんあがるちゃね。やけど、オラからしちゃ、どんだけネットで批判されるような発言を繰り返されようが、TBSに守られ続ける張本さんでないと発言できんことはたくさんあるし、仮に恥をかいたとしてもTBSが守ってくれるし、別に何を言おうが、この先の人生が何か変わるわけやないやろうから、リスクを考えんとズバズバ言うのは、張本さんならでは…とも思えるちゃね。

張本さんが何か言わんかったら、ガッツさんの見識を知ることができんかったやろう。張本さんが何を言おうが、世間は誰かが手を差し伸べてくれるもんながやろう。「張本」という名前をタイトルに入れりゃ、オラのブログだって、PVは多少増えるやろうし、都合がいい存在やな~と思うがいちゃね。ほんじゃから、張本さんはオラの引き立て役ながいちゃ。素晴らしいのう。

どんだけ変なことを言おうが、地位が揺るがない人ちゃ、ある意味、利用価値があるもんやちゃね。

-とれぱん・とーきんぐ