とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

サッカーに向き合わない天下りの素人がJリーグで仕事をするのを許していいもんかのう?

午前中にとある動画を見たがいちゃ。

居残りは良くないが、漠然とした答えしか言えない社長でいいものか?

8月11日の京都戦が終了した後によぉ、山形のサポーターさんが怒って、抗議でスタジアムに居残りしたがいちゃね。Jリーグではよぉ、成績が不振になったら、たまーにサポーターが居残りしたり、バスを囲んだりしとるわけで、実際問題それは褒められた行動ではないちゃね。

オラも最初は、「山形のサポーターさんは何をしとるがやろう?」と思っとったわけやけど、動画を見たらよぉ、試合後の興奮状態の中でもよぉ、コールリーダーさんが怒るサポーターを抑えながらもよぉ、社長に丁寧に質問しとられるがやね。何百人もおるゴール裏で、しかも試合後に興奮状態になっとるもんが多い中、上手く捌けとるのは、見ててえらいと感じたじゃ。

それに対する社長の返事が、やっぱしどっかズレとんがいちゃ。「不調の原因は何だと思うがけ?」で「おもいっきりが足りないから」みたいな漠然とした答えを言われても、そりゃサポーターは納得しないやろうし、そもそもプロサッカークラブのトップに立つもんが、そんな曖昧な答えをしていいものかと感じるちゃね。そりゃ、試合後というサポーターも興奮しとるから、何を言っても怒ってしまうのは致し方ないとこではあるがいど、5年10年とモンテディオ山形と戦ってきとる人々には、簡単に通用せん話なのは、ちょっこし考えれば分かることやと思うけどのう。

居残りは確かに良くないことやけど、案外動画を見れば、いろんなことがわかってくるもんやのう。コールリーダーさんが上手く仕切ってくれるし、ゴール裏の方々もリスクを承知で戦っているのが感じられたじゃ。

そんにしても、ワールドプロレスリングのTシャツを来たサポーターには、ちょっとくすっと笑ってしまったがいど。

ファンの拡大を考える大学生

ちょっこし脱線するがいど、マーケティングの講義の一環やけど、学生がこういう風に考えるのちゃ、おもしいもんやのう。

オラも最近は、朝日町のヒスイ海岸でやっとった「昭和女子大学×海の家」に行ってよぉ、ナイトシアターを観たり、ブラジル発祥のスポーツのフレスコボールで遊んだりとしとったがやけど、オラどまが日常と思っとるようなことが、他所のもんからしちゃ、とても感動することだったりするもんやと感じたじゃ。感動して盛り上げていきたいと思う人やからこそ出てくる、「これをやったら盛り上がるんやないのか?」の発想が生まれてくるもんやし、大きいスクリーンを用意して、砂浜で映画を見るのは、心地いい気分になるしよぉ、いい勉強になったと思ったがいちゃ。

話はモンテディオに戻るがやけど、この講義に参加された学生さんちゃ、全員がサッカーに興味があるわけやないし、みんながみんな真面目に講義に参加しとるのかは分からんちゃ。ほんじゃけど、学生さん達のそれぞれの視点を元によぉ、クラブが進むべき指針やったり、クラブを発展させていくアイデアちゃ、生み出していけるもんやと感じるちゃね。

曖昧な発言を繰り返す社長よりも、よほどクラブを考えとるかと感じたのう。

政治介入を匂わす不可解な解任


モンテディオ山形ちゃ、昨年末によぉ、不可解な社長解任騒動が起きとるがいちゃね。J2降格はしたがやけど、高橋節全社長が経営面では大幅な黒字を出しとって、サポーターからも愛されとるがに、株主(51%が県が保有)によって解任されとるがいちゃね。それもサポーターさんが署名活動しとんがに、それでも県知事は押し切ってしまうからのう。

一節によると、「選挙出馬を固辞した」とか「スタジアム問題」とかあるみたいがやけど、本来企業の論理とすれば、経営を傾かせるとか、不祥事を起こすなどがなけりゃ、まず社長は解任するもんではないちゃね。そもそも副知事がよぉ、「3年やったがでもういいにか!?」とか圧力かけてくること自体は、クラブの独立性を侵害するもんやし、サッカーとは関係ない話やし、民間のスポーツクラブに対する政治介入としか言いようがないちゃね。本当に酷い話やちゃ。

Jリーグはサポーターと親密な距離を構築できとるがけ?

居残りやバス囲みといった、サポーターの行動ちゃ、決して褒められた話やないちゃ。ほんじゃけど、それが起こる原因とかどういうとこにあるのか?と考えてみたら、やっぱしコミュニケーション不足が大きいと感じるちゃね。

そこで以前に話題になっとったドルトムントのアナログコミュニケーションについて触れるちゃね。ドルトムントちゃ、世界屈指の観客数を誇るクラブやけど、そんなクラブがよぉ、サポーターに耳を傾けるためのスタッフを5人も配置しとるがやね。スタジアムでのミーティングとか、ダイレクトメールを使ったアンケートとか電話調査とか、スタジアムでのインタビューなどやっとんがいね。

そうやって現場の声がどうなっとらーかとか把握するがやけど、やっぱしクラブのデスクに座っとるだけやと、見えてこん部分がたくさんあってよぉ、自主点検やったり、改善など行ってよぉ、クラブを成長させていっとんがいね。これはドルトムントだけやなくて、ドイツのクラブ全体では一般的に行われることらしいちゃ。

オラも海外のクラブにメッセージを送ったことがあって、1860ミュンヘン、ソンバトヘイ・ハラダーシュ、シロンスク・ヴロツワフなど、いろんなとこにメッセージを送っとるがやけど、全部返ってきとるからのう。中には、昨シーズンのチャンピオンズリーグベスト16に進出したクラブやけど、コンタクト取ったらよぉ「もし来られることがあったら連絡ください」と書いてくださるとこはあったじゃ。

2シーズン前は、ドルトムントちゃ、えらい調子が悪くて、最下位にも落ちたことがあったがやけど、そんでも「いつでも俺たちがついている」みたいな、熱く鼓舞するような横断幕を掲げて、力強くサポートする姿勢を出しとるのは、やっぱしクラブフロントとサポーターとのコミュニケーションが十分に取れているからこそやと思うちゃね。

モンテディオ山形でもそういうのができてりゃ、おそらくここまで騒ぎは大きくならんと思うちゃ。

育将・今西和男さんもコミュニケーションを大切にする人やちゃ

最近、日本サッカーの育将の今西和男さんを取り上げた、木村元彦さんの著書「徳は孤ならず」を読んだがやけど、今西さんも広島のGM時代、岐阜の社長の頃には、サポーターとのコミュニケーションを大切にしとったことが書いてあったのう。手紙には必ず返事を出してよぉ、どこで調べたか分からん携帯電話へのクレームにも対応しとったがやと。「クレームを言いにくる人はその時間をわざわざ作ってくるんじゃ。そんだけ熱心な人は話せば分かる」と。今西さんの愛弟子ちゃ、森保一さん、風間八宏さん、清水の小林伸二さん、レノファの上野さん、ゾーンディフェンスの松田浩さんとか、とても個性的な面々がそろっていて、中には全く喋らないドラゴン久保までおるわけで、コミュニケーションが人やモノを育てていくもんやと本当に感じたもんやちゃ。

「人間関係の不信感ちゃ、コミュニケーション不足から来るもんで、そこをクリアすれば分かり合える」と今西さんの持論やけど、愛弟子の個性あふれる面々を見ると、説得力があるなあと感じるちゃね。

そう思うと、去年のサンフレッチェ広島が優勝して、森保一監督が叫んだ「サンフレッチェ広島のサポーターの皆様、優勝おめでとうございます」の味わい深く感じるちゃね。
 

Jリーグで働く人は、全員が発展させたいとは限らん話やちゃ

海外のリーグを見てりゃ、Jリーグにも参考になるもんが多くてよぉ、どんどん取り入れていくことちゃ、必要やと思うし、発展させていきたいと本当に願うがなら、そこいらへんのシステムを頻繁に変えていくのが当たり前かと思うちゃね。

ほんじゃけど、Jリーグ全体に言えることやけど、どうもクラブとサポーターを一定の距離を開けようと考えるとこは多い気はするちゃね。居残りやバス囲みちゃ、サポーターもやりたくてやっとることやなくて、運営するフロントにとっちゃ、余計な経費がかさむもんやからやってほしくないのが当然やと思うがやけど、それはやっぱしコミュニケーション不足によるとこは多いちゃね。

これは「県民のために!」と決まりきったことをばっかり繰り返すようなカターレの歴代の社長にも言える話で、クラブを成長させていくためのビジョンを提示できない人間ちゃ、Jリーグ・クラブを総じて多いのが正直なとこやし、そんな素人じみた人でもよぉ、積極的にいろんな人とコミュニケーションを取っていけりゃ、何とかやっていけるもんやけど、そんでも一定の距離を開けて、素人じみたことを繰り返すのが、Jリーグの悪い風習かと感じるちゃね。

前述の今西さんの本は結構面白いもんで、人と向き合うこと、サッカーそのものと向き合うことの大切さが書いてあるし、同時にFC岐阜社長時代のとこにあるけど、そうやない人間の存在に苦しめられた現実が記されているがいちゃ。モンテディオ山形も、サッカーに真摯に向き合わない人によって、成長させてくれないのかな…と感じたじゃ。

我々サッカーファンちゃ、サッカー界の中にいる、サッカー界の成長を止めるような人間を監視していくことが大切かと感じるちゃね。サポーターちゃ、ただの応援団やなくて、監査組織としての意味もあるかと思うちゃね。

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