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J3第20節 カターレ富山-ブラウブリッツ秋田 / 攻守は何度でも切り返さんなんちゃ

2016/08/15

今週の県総さ、カターレ富山-ブラウブリッツ秋田んだな。オラにとっだらなぁ、どっちさも気にかげでるクラブ同士の対戦んだな。久々に秋田弁使っでみでるが、よく分がらねんだで、今回はいつも通りにするんだす。

今日のフォーメーション

ブラウブリッツは攻守のメカニズムが徹底されとるちゃ

前回更新したときに、鹿児島のサッカーについて、素晴らしい組織を形成するチームと言ったがやけど、今回のブラウブリッツ秋田ちゃ、まさしくそういったチームの一つに挙げられるとと思うちゃね。

ブラウブリッツ秋田ちゃ、守備時は5-4-1で3ラインを組んで、前線からの激しいプレッシャーからよぉ、サイドに振らせたら、今度は両ウイングバックが積極的にインターセプトを狙っていって、その流れから相手が攻めてきたサイドからショートカウンターを狙っていくのが彼らの狙いやちゃね。前線の選手はプレスと激しいスプリントでよぉ、相当の走力が必要とするサッカーながやけど、サイドで起点を作ろうとするカターレにとっちゃ、サイドの裏のスペースを使うショートカウンターを狙い続けとるブラウブリッツ秋田ちゃ、非常にやりにくい相手やちゃね。


特によぉ、CFでプレーしとった呉大陸選手ちゃ、スプリントが優れとる選手だけに、ファーストディフェンダーとしての役割と、カウンターの先鋒として、カターレのディフェンスをかき回しとったのう。特によく見られたのは、カターレの右サイドが上がったとこを自慢のスピードで切り裂いてよぉ、カバーに回ったカターレの右CBの代選手を何度もぶちぬいとったのが印象的やちゃね。

そんでカウンターへ行けんかった場合はよぉ、ウイングバックが高い位置を取って、3-2-5に変形してよぉ、ピッチを幅広く使っていこうとするがいちゃね。ブラウブリッツの選手の特徴は、身体的にはカターレに比べたら小さい選手が多いチームやけど、俊敏な選手が多くてよぉ、かつ長短のパスにそれなりの精度がある選手が多いがいちゃ。そのことがあってか、ピッチを大きく使うダイナミックなサッカーを展開するがいちゃね。

前半終了間際によぉ、セットプレーからブラウブリッツが先制したがやけど、その直前のプレーちゃ、徹底されたショートカウンター戦術が肝になっとるちゃね。もし呉大陸選手をはじめによぉ、ブラウブリッツの選手の決定力とゴール前の判断力が優れてりゃ、もっと点差が広がっていた前半やったと思うちゃね。

運動量が落ちて、やっとカターレのターンに

様々な見方があるがやけど、前半はオラの目からは、ブラウブリッツのサッカーやったし、カターレとしては、上手いことスコアレスで折り返して、後半勝負へ…と見えたがやけど、残念ながら失点してしまったがやね。

ということでカターレは選手交代するわけやけど、左SBでスタメンで出場しとった西室選手が下がってよぉ、この日はベンチスタートやったコケちゃんが入るがいちゃね。かつての白崎くんや、今で言う大山さんみたいな、スルーパスを得意とする選手がおらんと、得点が伸びない欠点はあるがやけど、Jリーグ屈指のスピードがあって、ラインの裏を狙わせたら、J3どころかJ1でも通用するかも…と思わせる選手やちゃね。

そして、この交代でFWで出場しとった北井佑季選手が左サイドバックに入ってよぉ、そこから前列の脇本らの中盤の選手との連携や、自身の突破力を活かして左サイドを切り裂いていくがいちゃね。これが功を奏して、後半はカターレがペースを握ることができたがいちゃ。別にブラウブリッツの守備のシステムちゃ、5-4-1に変わらんし、一見スペースを埋められて、セーフティーなディフェンスをしとるように見えるけど、ボールを失う力が失っとる分、カターレがようやく積極的にプレーできるようになったのう。

引きこもらずに、再びボールを奪う意識を強めたブラウブリッツ


この交代策で、あわやPKのシーンを作ったりと、カターレがチャンスを作っとったがやけど、ブラウブリッツ秋田の間瀬秀一監督はよぉ、逃げ切るのではなくて、再びボールを奪おうと交代策を取るがやね。メインスタンド側から見とって、北井vs前山のせめぎあいは見応えがあったがやけど、ブラウブリッツ秋田の屈指のテクニシャンである前山恭平を途中交代でこういう形で出してくるのちゃ、カターレとしては嫌な交代やったと思うちゃね。これで北井さんの突破が活きなくなってくるがいちゃ。

パワープレーは何度も通用するわけではない

カターレはよぉ、鹿児島戦で殊勲のゴールを決めた内田錬平を投入してよぉ、パワープレーをし始めるがやね。ブラウブリッツちゃ、平均身長があんまし高くなく、空中戦が不得手のチームやけど、鹿児島よりは対策ができとるチームかと思ったのう。ブラウの絶対的守護神の松本拓也選手の特徴ちゃ、積極的に前に出ていけるとこやちゃね。カターレの放り込みに対して、ラインを上げて行くことで、カターレの攻撃陣をゴールマウスから遠ざけるがやけど、DFラインとGKの間に行くボールは、ほぼ全部が松本選手がカバーしとったがやね。おそらく鹿児島戦、長野戦でパワープレーしたことで、そこら辺の準備はかなりやってきとるがやろう。

実際、このパワープレーがカターレにとって、決定的なチャンスを演出できたのは間違いないし、こぼれ球からシュートへ持っていけたりしてるし、采配は間違いはないちゃ。ただ、ブラウにとっちゃ、想定通りになってしまったかな…ともオラは感じたりするちゃね。

試合はブラウブリッツ秋田の勝利

試合はブラウブリッツ秋田の勝利ながいちゃ。最少失点での決着やったけど、オラ個人としちゃ、ブラウのゲームやったかな…?というのが正直な感想やちゃね。


この日のカターレちゃ、守備時に4-4-2にしとったがやけど、正直なとこ、3ラインを4-4-2に並べるだけで、「相手のボールを奪う」意識に関しちゃ、どうしても欠けていた感はあるちゃね。各選手がそれぞれのとこにボールが入ったり、選手が動いたら、そこで各選手がマークを受け渡したりするがやけど、どうしても守備が受け身になって、相手のミスを待っているように見えたのう。

まだ導入したばっかしながで、結論付けるのはまだまだ早いとこやけど、プレスへ行く選手が激しく詰めて、ボールを奪うポイントに相手を誘って行く、鹿児島ユナイテッドやブラウブリッツ秋田の守備に対して、カターレのは各ポジションごとで、個人で守る感じで、複数名の選手で連携して奪うまでには行ってなかったと思うちゃね。

ヤスさんちゃ、カターレで「パスサッカーをやる」と開幕前に宣言されとるがやけど、現代サッカーのトレンドちゃ、数年前から、攻守の激しい切り替えを重視する「トランジションサッカー」が主流になっとるちゃね。つまり相手からボールを奪ったらよぉ、一番優先されることちゃ、ゴールまでの最短を取るカウンター攻撃やちゃね。そんで次にポゼッションと来る感じやのう。これは「パスサッカー」として名高いレノファ山口にも言えることやちゃ。

そこの土台を支えとるのちゃ、ボール奪った際に、なるべくポジションが動かず、カウンターにすぐに行けるようなポジションを取っていくためによぉ、やっぱし複数名の選手と協力しながら「ボールを奪う守備」ができることが大切やろうのう。

-カターレ富山, ブラウブリッツ秋田
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