いつも思うことやけど、あらゆるジャンルでファン、サポーター、ブースターなど増やしていくことを考えた場合、やはり「様々な立場の人を招き入れる」ということが大切かと思うちゃね。
主義主張は別でもカターレが勝てば「ハッピー」
ブログやTwitterやらで好き放題言ってきとるオラやけど、そんでも10年以上はカターレのサポーターとして、まあまあ仲良くさせてもらっとる気ではいるちゃね。メインスタンドでもゴール裏でも知っとるサポーターさんと会ったら、挨拶したり談笑したりと、まあまあ良い感じかなとは思うちゃ。
好き放題言ってきとる割に、それなりに受け入れられてもらっているかな…とは自覚しとるがやけど、良くしてくれる方にしても、逆に注意してくださる方にも、オラとしてはありがたいことやと感じるがやね。過去に言い過ぎたこともあったがいど、いろんな意見を聞くことで勉強になっとることも多いしのう。
今、コロナでJリーグも開催されんがやし、毎日のように飛び込んでくる政治ニュースとか感染者情報など、いろいろ出てきては、喧々囂々となっとるもんやけど、実際いろんな人のツイート見てたら、カターレ富山という小さくて観客数がそんなに多くないクラブであっても、「主義主張は多様」やし「職業も様々」ながやね。カターレ関連をフォローしているだけで、様々な見解を見られるのは、一個人の頭脳にとっても、やはり良いことやないかと思えるちゃ。
オラの場合は、左派的な人にはリムーブされとる感じやけど、そんなオラは自民にも維新にも投票していないことは、改めて言っておくちゃ。政党より政策で判断するがやけど、まあ基準としては「反緊縮」で「表現規制反対」で「憲法論議賛成」辺りになるくらいやのう。
なんのせ、日常生活とか政治や経済などの主義主張が様々でも、カターレ富山が勝利すれば、みんながハッピーには変わらんがやね。
不祥事を起こしても厳しく言えない心情
湘南の曹監督がよぉ、パワハラ発覚で辞任した件が去年あったがやけど、これはいろいろ思うところはあったもんやちゃ。
まず大前提としては「パワハラは断固して許されない」というのは間違いないちゃ。
ただ、この監督と一緒にチームは昇格と降格を繰り返してよぉ、2018年には念願のタイトル(ルヴァンカップ)を獲得しとるにか。裏でいろんなことがあったとしても、そこで得られた感動とか嘘やないだけに、複雑な気持ちになるのは間違いないやろう。
それによぉ、世の中は誰かが悪いことしたらよぉ、あまりに苛烈な反応を示してしまうもんやから、当該サポーターにとっては、尚更萎縮してしまうがやね。悪いことやったとはいっても、尊敬しとる監督を庇う気持ちにはなるやろう。感謝の気持ちを言いたい気持ちにもなるやろう。
クリス・ベノワの死
オラがそういう考えに至っている理由は2つあって、その中でも大きな出来事は、2007年に当時WWEのスーパースターやったクリス・ベノワが一家無理心中した件ながやね。
この当時のプロレス関連の報道見てて思ったがいど、ワイルド・ペガサスとして新日本プロレスで育ったクリス・ベノワだっただけによぉ、思い入れの強いファンは多いちゃね。2004年のレッスルマニアで同じ新日本でやってたエディ・ゲレロとの抱擁シーンとか、オラも泣いてしまったしのう。アレは今でも良い思い出やちゃね。
無理心中をしたときとか、オラは「ベノワはそんなことするわけない」とか思ったもんやし、当時の元レスラーの医学者のクリストファー・ノウィンスキーが「脳障害があったのでは?」とか言ってたりもしたがいど、そういうように考えるのちゃ、むしろ当然と言えるやろう。
もう10年以上も経ってしまったがいど、さすがに無理心中は許されんちゃ。
ただ、ベノワのプロレスを見て、感動した思い出まで否定はできるものやないちゃ。
やったことは悪いこと。
そんでも得られた感動は偽物やない。
そういう思いを持ってて良いんやないか?
WWEネットワークでは今もベノワの試合は見られんがやけど、もし興味があったら、Youtubeに結構アップされとるがで、チェックして欲しいちゃ。
奈良クラブの水増し案件
奈良クラブの観客水増し案件については、あまり掘り返したいと思わんがやし、そうするつもりもなかったがいど、名指しで攻撃されたがで、ブログで記すことにするちゃ。
「裏で攻撃してきた」と言うがいど、この人が批判の対象を「サポーター」にまで広げるからであって、そうでなければ悪くは言わんやろう。
確かに「水増し」は良くないちゃ。ほんじゃけど「一緒になって非難しない人間はサポーターではない」という強迫観念は、ナチスドイツや紅衛兵辺りと変わらんやろう。
「正義感」を掻き立ててよぉ、何でもかんでも悪者を罰せなきゃいけないと思ってしまうものはおるちゃ。ただそういう気持ちで突っ走るもんの中にはよぉ、時々「正義に従わない奴も悪者」のように行ってしまうような人はよくいるちゃ。
曹監督のパワハラで複雑な気持ちを抱えるのも、好きなプロレスラーが無理心中をしてしまったこととかも、奈良クラブが観客水増ししたことも、そりゃ許されんことではあるがいど、好きなものが「不祥事」を起こしたとしても、非難しづらくて複雑な気持ちを抱えてしまうのちゃ、人間としては当たり前なことながやね。
一連のツイートやブログ記事を書いたことで、直接DMを送ってくださった方がおったがいちゃ。少なからずあの件で苛烈な批判に対して、当該サポーターで萎縮してしまったもんはおるやろう。クラブが不祥事を起こしたとしても、こういった方々のメンタルまで過剰に傷つけるわけにはいかんちゃ。
不祥事を起こしたとしても、無関係な人までシャリシャリ出てきていいものかとオラは思えんし、同時に「罪のない人」まで叩くわけにはいかんちゃ。そういう人の正義感とか刹那的なもんに過ぎんちゃ。これまでもこれからも応援していく側としちゃ、「なんて無責任な奴ら」と感じて当然やちゃ。
「水増しやっていいじゃないか」と言ってたら批判されても仕方ないがやけど、そうではない意見にまで責め立てるような人は、やっぱし「日本語を読めない」「思い込みが激しい」と言わざるを得ないやろう。
「一緒になって非難しない人もクラブを悪くする人」と言ってしまうもんは、それは断固として拒否するべきかと思うちゃね。これは「正義感の暴走」やちゃ。
「言論の自由」を許容できない人間こそ、クラブをダメにするんやなかろうか?
長く付き合うには「寛大さ」が大切やちゃ
サポーター関連の事案、クラブの不祥事とか財政難などのニュースがあったら、よくSNS、ブログ、Youtubeなどでよぉ、ありきたりなこと書いて「正義感」を満たそうとする人はいるちゃ。
そこにいる人の気持ちを汲まない「そこにあるサッカーを愛せ」とかのう…
最初に触れているがいど、たくさんサポーターを増やすことを考えたら、普段の生活環境も異なれば、政治的な主義主張すらも異なっていたとしても、ほとんど受け入れるべきやろう。排除するのはあくまでも「法やルールを侵す」とか「差別する人間」とか、そういったならず者くらいやちゃね。
長く付き合っていくときちゃ、必ずしも良いことばっかしやないし、むしろ「思ったようにいかない」ことの方が大半やちゃ。そんなに「思ったとおり」になるものしか見たくないなら、Jリーグを趣味にするのは向かんし、欧州のビッグクラブを見ていけばいいやろう。国内で独走しとるユベントスとかバイエルンとか見ていりゃいいちゃ。
時には「裏切られた」という気持ちになることもあるちゃ。そういうのを受け入れんと、長くは付き合えんまい。過去に「面白そう」とか「良いサッカーしている」とかで食いついたもんも、不祥事が発生したら、すぐに感動したものを無かったことにしようとする人間は多いがやけど、それを「否定しない」人はオラは立派やと思うちゃ。
サポーターに色を付けるのは好ましくないがやけど、そのときに発生した出来事に刹那的に反応しとる人よりは、良かったことも悪かったことも心に止めて置く人の方が、クラブが長く続くには必要やと感じるちゃ。
最後に(追記)
不祥事を起こした後に信頼回復に向けて頑張っていかんなんところで、コロナウイルスで試合もできんと、経営的に更に厳しい状況に陥っているのは、人は「自業自得」と言うかもしれんちゃ。
ただ、オラが奈良まで行ったのは良い思い出やし、他の人が「裏切られた」「あの頃の奈良クラブはなくなった」とはいっても、不祥事1つで全部チャラにするような薄情な人間ではいたくないがやね。
そういう意味では、今こそ奈良クラブにはエールを贈りたいしよぉ、コロナウイルスも収まったら、是非足を運びたいちゃ。
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?
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