とれぱんふっとぼーる

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インド・ゴア料理のポークビンダルーが美味すぎる件について

2020/03/26

新型コロナウイルスの影響でよぉ、カターレ富山の開幕戦が始まらんもんやから、暇で暇で何しとりゃいいか分からん状況やちゃねえ。

…ということで最近は「演劇がなんちゃら」とか「香川県のゲーム規制がなんちゃら」とか「人様の表現に噛み付いてばっかしおるべらどまは本当にフェミニストながけ?」とかいろいろ時事ネタを書いてきとるがいど、そんなネタばっかしやとつまらんやろうから、一つ食べ物ネタ書くちゃね。

居酒屋マリア

みなさんポークビンダルーちゃ、知っとっけ?

おそらく日本のインド料理店でもあんまし見るようなもんやないかのう。富山県でも出している店がほとんどないがいちゃ。富山県でおそらく唯一やと思うがやけど、高岡にある「居酒屋マリア」という店で食べてきたがいちゃ。

高岡古城公園の近くにある店やけど、ここなちはバングラデシュ出身のピーター・クルスさんが経営されとる店ながいちゃ。射水市の居酒屋「ゴメスさん」を経営されている方の弟さんが営業されとんがやね。

「居酒屋」という名の通り、メニューは基本的に典型的な居酒屋メニューの定番が揃っているがいど、バングラデシュ出身ということで、こちらはインド料理店の定番も出しておられるがやね。

バングラデシュで豚はありなが?

ということでポークビンダルーやちゃ。

え?バングラデシュはイスラム教の国やから、ポーク(豚肉)はおかしい?

なーん。これが大丈夫ながいちゃ。

店主のピーターさんはキリスト教徒の方ながで、豚肉は食べられる方ながいちゃ。

バングラデシュちゃ、9割がイスラム教ながいど、残り10%がヒンドゥー教、仏教、そしてキリスト教の方がおられるがやね。イスラム教徒だけやなくて、ベジタリアンが多いヒンドゥー教徒も豚はそんなに食べんみたいやけど、キリスト教徒は結構消費するみたいやちゃね。

酸っぱ辛さで匙が止まらんちゃー

しっかし、これは本当に美味いがやね…。

特徴的なのは豚肉をワインビネガーで漬け込むとこにあるがいど、これが独特な酸っぱさを醸し出すがいちゃ。そんでチリを使って辛くするがいど、これが本当に酸っぱ辛いカレーながいちゃね。豚肉の脂肪分とワインビネガーの組み合わせも最高でよぉ、カレーのグレイビーなとこもワインビネガーが染み渡っとんがよ。これは匙がとまらんちゃね。

ナンかご飯、どっちか選択できるがいど、おそらくこの味やったら、ご飯の方が合いそうな気がするのう。実際ご飯に染み込ませて食べたがいど、これがスプーンが本当に止まらんがよ。ナンに染み込ませるのも良いと思うがいど、オラならご飯かのう。

店主のピーターさんは「肉小さかったかな?」とか心配されとったがいど、なーん…むしろ結構たくさん入っとるがで、ちょっとびっくりやちゃね。ご本人は謙遜してらっしゃったがいど、ポークは柔らかくなっとるし、ワインビネガー効いとるし、こういう素敵なもんを食べられるのは嬉しく思ったもんやちゃ。

ポルトガル由来のゴア料理

Goa_in_India

インド南西部にあるゴアちゃ、歴史上ポルトガルが植民地にしていた地域ながいちゃ。

ポルトガルが植民地にしていた影響から、この地域はキリスト教徒が多くてよぉ、インドでは珍しく豚肉の消費が多い地域ながいちゃ。イスラム教徒は豚肉が禁忌やし、ヒンドゥー教はベジタリアンが多いということもあって、インドは豚肉があまり流通しない国やけど、キリスト教徒が多いゴアは珍しい場所と言えるちゃ。

ポルトガルには豚肉をワインとニンニクに漬け込んで煮込む料理「カルネ・デ・ヴィーニャ・ダリョス」があるがいど、これがインドに持ち込まれて発展したのが「ポークビンダルー」ながいちゃ。元々のポルトガル料理には辛さは必須やないみたいやけど、そこにチリとか香辛料が加わってくるところが、インドならではの発展と言えるちゃね。

付け合せはどうやらライスが主流みたいやちゃね。香辛料のクミンと一緒に炊き込んだ「ジーラライス」にかけるといい感じらしいのう。今度家で作ってみるとするかのう?

インド料理は奥が深いちゃ

日本でインド料理といっちゃ、グレイビーなカレーにナンが主流で、北インドのムガール帝国の宮廷料理が由来のものが多いがいちゃね。日本に広まっている料理の大半はそういった料理やし、同時に「バターチキン」とか「チーズナン」とかインド本土ではあまり主流やないのが人気になっとる感じながやね。

とはいっても、インドちゃ、世界で7番目に広い国でよぉ、日本の9倍の面積を誇る国やから、やっぱし地域ごとの食文化がえらい違ってくるちゃね。それに宗派ごとで食文化も異なってくるし、もちろん地域ごとでの気候も違うがやから、食べ物もえらい変わってくるのがおもしいとこやのう。実際インド料理はずーっと好きながで、頻繁に食べに言ったりしとんがやけど、常に発見が多くて、その多彩な食文化には圧倒されるばかりやちゃね。

ゴアのようにキリスト教徒が多いと、豚肉料理が多くなってくるがやし、それも外国の料理との融合で生まれたりと、そう考えていくと本当に興味深いのう。そして、キリスト教徒が多いゴアの料理が、インド亜大陸各国のキリスト教徒のコミュニティに広まっていく感じは面白いもんやちゃ。

ポークビンダルー以外のゴア料理も非常にたくさんのものがあるとは聞くちゃ。いやあインドは底がしれない国やちゃね…。


居酒屋マリア

〒933-0057 富山県高岡市広小路3−番1号
営業時間 11〜14時半、17〜23時 月曜日夜休み

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