とれぱんふっとぼーる

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J3第18節 カターレ富山-鹿児島ユナイテッドFC / 追い込み漁ディフェンスを打ち破らんなんちゃ vol.1

久々に観に行ったがで、観戦記を書くちゃね。

雪のいちごミルクさんが来てたじゃ

いきなし脱線やちゃ。スタグルを見とったらよぉ、珍しい方が来とったのう。

雪の苺ミルク
https://www.facebook.com/yukinoichigomilk/

去年の長野戦の時に来とったがやけど、雨で寒くなってきとったがで、その時に「まいったな~」とかゆっとったがで、カターレの時はなかなか来ないやろうと思っていたら、そんでも来ていただいたがで、嬉しいちゃね。えらい久々やったけど、覚えてくれとったじゃ。結構お客さんが来てくれて、忙しそうやったじゃ。

この時期よぉ、いろんなとこがカキ氷をやっとるがやけど、オラはここは一度食べられた方がいいと思うちゃね。厳密にはカキ氷やなくて、凍らせたイチゴを刻んでよぉ、シロップと練乳入れたスイーツながやけど、この暑い時期やと、本当にうまいがいちゃ。

普段は古本市場、グリーンモール山室、環水公園とかにおられるみたいで、カターレは随時という感じにはいかんみたいやけど、「たくさんお客さんが来てくれれば…」と言っとられるので、是非みなさん寄ってってくりゃっせま。 

スターティングイレブン

— footballtactics.net (@tacticsbooks) July 24, 2016

カターレは4-3-1-2。最近そんなに試合を見とるわけやないがで、どんな感じながかは、ハイライトで見た程度でしか分からんがやけど、ここ3試合勝ってないがで、結構いじっとるちゃね。GK永井、DF代&平出、MF窪田、衛藤、脇本、FW萱沼、苔口、中西辺りは変わらんがやけど、両SBは三上さんと、この試合がJリーグデビュー戦となる、西室隆規選手を起用しとるちゃね。

対する鹿児島さんは、システムが4-4-2。守備陣や中盤は主力が出場しとるがいど、肝心のアタッカーが、エースの藤本選手に、五領淳樹選手が欠場ながやね。開幕戦に対戦した頃ちゃ、まだまだ硬さは見られたがやけど、よく走るし、カウンターが鋭いチームやったけど、失点は12と少なくて、順位も4位と安定しとるちゃね。

ハイライト

前半早々にカターレが先制やちゃ

前半の立ち上がりはよぉ、カターレはいい感じにゲームに入れたのう。鹿児島さんのゲームの入り方が失敗したかしらんがやけど、カターレがカウンターからよぉ、相手のゆるゆるのスペースの中に上手く入っていったがで、カターレが攻撃のチャンスを結構作れそうな感じやったがやね。そこで4分に、左SBの西室選手からの縦パスを収めた、萱沼くんがよぉ、相手のチャージを耐えてミドルシュートを放ったら、先制点奪えたがいちゃ。

今やカターレのエースやちゃね。かやぬん。裏抜けを意識する2トップを囮によぉ、萱沼くんがボールを持ちやすくするのが、今のカターレの特徴の「偽9番」ながやけど、とりあえずボールが足元に入ったら、持ち前の体の強さを活かしてのドリブルが効いてくるちゃね。前に人数はおるし、誰か詰めてきとるわけやなかったから、距離は遠いけどおもいっきりシュート撃ったがやけど、いい感じに入ったのう。

追加点を奪えず、逆にセットプレーでやられたじゃ

その後はよぉ、鹿児島さんが前がかりになったとこを、カターレが裏を狙っていく感じになって、追加点も十分狙っていけそうやったのう。ゲームの入り方が上手く行かんかった鹿児島さんが修正に入るとこで、カターレはラインの裏を狙っていくのは、良い判断やったと思うちゃね。しかしよぉ、決めきれんかったじゃ。

逆によぉ、鹿児島さんが、カターレが手薄のサイドに揺さぶってよぉ、鋭い出足で飛び出してよぉ、セットプレーのチャンスを演出するがやね。「ボールを奪ったら縦へ」の意識が非常に強いチームでよぉ、崩しきれなくてもセットプレーを取っていこうという狙いがあるチームやと感じられたがやけど、16分にコーナーキックからよぉ、中原選手がゴールから逆方向に走りながらのヘッドで、鹿児島が同点に追いついたがいちゃ。ゴールを遠ざかりながら、頭で合わせるという難しい技術やけど、上手いことやられたのう。

鹿児島さん、高水準のゾーンディフェンスをこなしとるにか

この同点ゴールで鹿児島さんは、だいぶ落ち着いて試合を展開することになるがいちゃ。

若干カターレへの戦術批判が入ってしまうがやけど、ここ最近のサッカーのトレンドちゃ、結構変わってきとってよぉ、バルサみたいなパスサッカーが持て囃された時代がちょっこし通り過ぎてよぉ、今ちゃ、4-4-2の3ラインのチームが、欧州をはじめに、リバイバルされてきとる感じながいちゃね。

欧州やと、UCL準優勝のアトレティコ・マドリー、昨シーズンのプレミア王者のレスター・シティがそうやけど、他にはよぉ、ドイツではボルシアMG(4位)、スペインではビジャレアル(4位)がそうやね。EUROでも優勝したポルトガルはそうやし、ベスト8のアイスランドもそうやったがよ。日本でもよぉ、最近は去年のツエーゲン金沢やったり、今年の川崎フロンターレやったりと、だいぶ浸透しとるみたいやちゃね。

松田浩さんの著書「サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論」が話題になっとったがやけど、詳しくはそちらを購入されてくりゃっせま。

 


前にちょっこし話題になったネタやけど、麻乃ヨルダさんのブログでゾーンディフェンスの説明がされとるちゃね。マンツーマンみたいがに「相手を基準とする」守り方やなくて、ゾーンディフェンスちゃ「ボールと味方の位置を基準とする」守り方ながいちゃね。

ということでよぉ、鹿児島ユナイテッドちゃ、J3の1年目で昇格争いに絡んどるチームやけど、このチームの強さちゃ、ほとんどコレに集約されてもいいくらい、しっかりしたディフェンスができるチームながいね。


図にすると、鹿児島さんの守り方ちゃ、こんな感じながよ。

カターレがリズムを作っているのちゃ、アンカーの窪田くんがボールをよく触ることによって、活性化させようとしとんがやけど、鹿児島さんの2トップが徹底的にパスコースを潰しに来とるがやね。ほんじゃから、サイドから組み立てようとしとんがやけど、今度は3人位で囲んでボールを奪おうとするがいちゃ。

かのヨハン・クライフがよぉ、「FWは最初のディフェンダー」と名言を残しとるがやけど、鹿児島さんの2トップちゃ、まさにそういうことでよぉ、彼らがどの位置でプレッシャーをかけていくかで、2列目と3列目の選手がよぉ、味方選手と気を配りながら、スライドしていくがやね。FWが牽制して、後ろの列が囲い込む…と考えるといいと思うちゃね。

後ろの選手がしっかり4-4-2の形を取りながら、ゾーンディフェンスしていくがなら、J1やと大宮アルディージャが結構できとるがやけど、鹿児島さんはファーストディフェンダー(FW)が高い位置を取った場合はよぉ、最終ラインの選手もハーフウェイライン付近までラインを上げて、ショートカウンター狙っていくがやね。11人が連動していかんならんがで、難易度はなかなか高かったりするちゃ。

全然関係ない話やけど、鹿児島の奄美諸島とかちゃ、伝統的に追い込み漁が盛んながで、そんでサンマとか捕まえたりしとるちゃね。松田浩さんの著書でゾーンディフェンスを追い込み漁として表現しとったのを見ると、案外鹿児島にぴったりな守備ながかもしれんちゃね。

ゾーンディフェンスの使い手としてはよぉ、松田浩さんを筆頭に、三浦俊也(元ベトナム代表監督)さん、倉田安治(元岐阜、栃木監督)さん、森下仁之さんなどおられるけど、鹿児島ユナイテッドFCの浅野哲也監督も加えられたらいいかと思うちゃね。日本ではなかなか浸透せん戦術と言われとるがいど、倉田さんの元でプレーした、元岐阜の田中秀人、冨成慎司両選手がおることも、完成度を上げる要因になっとるがかもしれんちゃね。

前半はこの後は膠着状態が続いたがで、1-1で折り返しながいちゃ。

-カターレ富山
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