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J3第27節 カターレ富山 - セレッソ大阪U-23 / 勝負強さが光ったじゃ

2019/10/27

前節は熊本相手に引き分けてよぉ、連勝が5にストップしたカターレは、セレッソ大阪U-23と対戦やちゃね。

スターティングメンバー

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カターレは前節とは違って、左SBの前嶋洋太がスタメンから外れて、ベンチにもおらんがよ。代わりに最終ラインならどこでもできる代健司が左Sbに入ったがいちゃ。ベンチはGK太田、DF(兼MF)ルーカス、MF稲葉、椎名、佐々木一輝、馬渡、FW高橋やちゃ。

セレッソは3-4-2-1やちゃね。元ドルトムントの丸岡、長身FWの澤上、MF斧澤、FW中島などお馴染みのメンバーが揃っとるがいど、チーム得点王の安藤瑞季はベンチスタートやちゃね。

悪いなりのサッカーで前半は1-0で折り返しやちゃ

この日のカターレちゃ、最近の試合の中では立ち上がりはあんまし良くなかったがやね。シーズン通してレギュラーで活躍しとって、サイドバックとしてはゲームの組み立ての中心を担っていた前嶋がおらんことで、なかなかサイドバックからゲームを作れんがで、セントラルの花井の負担が大きくなって、なかなか上手くいかんかったじゃ。

セレッソに限らず、U-23のチームちゃ、プレスや球際などは強めに来る傾向が強いがやけど、そのプレスをなかなかかわせずに、低い位置でボールを失ってショートカウンター…みたいのは結構あったがよ。開始5分とか本当にやばいがやけど、エノさんのセーブで免れたじゃ。

とはいっても、最近のカターレの強みは、やっぱし一発のある攻撃陣やちゃね。平松のポストプレーから右のスペースに展開したら、「越中のモハメド・サラー」こと大谷駿斗が快速を飛ばしてペナルティエリアに侵入したらよぉ、セレッソU-23の49番の村田魁斗に後ろからのスライディングで倒されてPK獲得ながよ。これを平松が決めてカターレが先制やちゃね。

こないだのガンバU-23とかもそうやったがいど、球際での激しさとかプレー強度をそのままぶつけていく傾向が強い若いチームちゃ、個人個人で守備はがんばれても、スペースを管理するとか、プレスを連動させるとかといった、組織面では未熟やったりするもんやから、ちょっとした隙は頻繁に出てくるがよ。PKを与えてしまった村田にしても、別に個人で止めに行くというよりは、周りと連携取りながら対応していきゃ、なんとかなったかと思うがやけど、そこは若さが出てしまっとるちゃね。カターレとしちゃ、そこを上手くゴールに繋げられたのは良いことやちゃ。

途中交代のイッキ投入で一気に試合を決めたじゃ

後半もややセレッソのペースで進んでて、カターレとしてはあんまし良い内容やなかったがやね。それでも決定機を作らせることはせんと、60分にはヨージを下げて、守備的MFで「越中のエンゴロ・カンテ」こと稲葉修土、70分には白石を下げて佐々木一輝を投入したがよ。イッキは第13節以来、約4ヶ月ぶりの出場ながいちゃ。

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前線へのプレス、味方を活かすためのランニング、執拗なプレッシングなど、全力プレーで最初から飛ばしていった、いわゆる「水を汲む役」であるヨージが下がって、中盤での潰し屋の稲葉が投入されたがやけど、これによってパサーの花井が1列前に入ったがやね。ビルドアップの楔になってキープ力と必殺の縦パスが得意の花井やけど、前所属の北九州ではトップ下とかCFで起用されて、ターゲットマンとか最後の崩しに関わっていただけに、こういうオプションは興味深いとこやちゃね。平松はポストプレーを持ち味とするがやけど、180cmの花井がポジションを上げることで、ターゲットマンを二人にして、さらなる打開を図ったがよ。花井のラストパスが若干合わなくて、今回はこのオプション自体は不発ながいど、今後が楽しみやちゃね。

そして、久々のイッキの投入やけど、これが大当たりながいちゃ。縦への突破を持ち味とする白石と違って、イッキは非常に器用な選手で、アウトサイドからのカットイン、プレースキッカーを任せられるくらいのキックの質、オフ・ザ・ボールの動き出しとか、さりげないとこでいろいろできる選手ながで、イッキの投入は面白いと思ってたがいちゃ。

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76分に待望の追加点ながやけど、サイドに流れた稲葉から中央へ折り返して、そのボールを碓井がダイレクトで裏に蹴るとよぉ、大谷が一気にスペースに入ってきとって、フリーでボールを受けると、そのまま折り返したがよ。最後は佐々木一輝のゴールで追加点やちゃね。

イッキちゃ、花井とポジションを入れ替えてよぉ、トップ下に動いとったイッキやけど、裏にボールが入った瞬間にボールから逃げるような動きを取っとるがやね。相手と走る方向を逆方向にしたことによってよぉ、フリーになれたし、相手の視界から消えることができたがいちゃ。同じ局面やと、ヨージや白石やとボールに寄ってしまうがやろうけど、ここはイッキが上手いことやれたもんやちゃ。

82分にはゴールキックから平松が落として、そのボールを受けた左サイドのイッキが相手を躱してクロスを入れたら、大谷駿斗が決めてカターレがダメ押しの3点目やちゃ。終わってみれば3-0で完勝やちゃね。

最低限の試合ができる強みが出たじゃ

この日のカターレに関しちゃ、ここ最近の試合と比べたらよぉ、ビルドアップはいまいちやったし、相手のターンになることも多かったがで、良くない方の試合ではあるちゃ。セレッソの若さで突っ込んでくるプレスも本当に厄介やったしのう。

ただ、一方的にサンドバックになるようなとこまで最悪な展開にならないのが、今季のカターレのいいとこでもあって、「ペナルティエリア内への侵入を許さない」とか「ボールホルダーを自由にさせない」といった、最低限のことはできとるだけに、攻められる時間帯であっても、そんなに失点しそうにもなかったりすんがいちゃ。

サポーター感情としちゃ、ずーっとボールを持っとって、ずーっと攻めっぱなしの方がいいかもしれんねど、おそらく監督や選手達はそこにそんなにこだわってはないちゃね。むしろ非所持の時点でも無理なハイプレスはせんと、プレスはハーフウェイライン付近のミドルゾーンからであって、最終ラインも高すぎず低すぎずのポジションを上手くコントロールしとったがよ。監督も必ずしもポゼッションやないと…という考えでもないやろうしのう。

それにあんまりハイプレスしたとこで、相手守備陣の裏のスペースが空いとらんだら、大谷の俊足を活かせられん…というのもあるしのう。

常に攻め続けるがなら、プレスも高い位置から仕掛けるのが良いがやけど、今のカターレにとっちゃ、いつもそれがベストかといったら、そうとは言えんやろう。讃岐戦はカウンター中心の展開やったし、戦い方に偏りがないのは強みやないかと思うちゃ。

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-カターレ富山